株式会社サンライフの業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
高度管理医療機器を取り扱っていますが、その中でも心臓血管、脳血管の血管内治療を得意としています。大がかりな開胸手術や開頭手術にくらべ、低侵襲医療は患者さんの負担がとにかく小さいのが特長です。これからの医療分野では特に大きな柱になります。また、病院のドクターや看護師の皆さんとの関係づくりに置いて、担当者任せにせず、会社全体、組織力をもって臨みます。会社(組織)、人(担当者)、商品、複合的に支え合って事業の強みを生み出しています。

事業の弱み：
東京都内は競合他社がとてもひしめき合っているので群雄割拠の様相を呈していますが、逆を言えば、切り取り勝手で実力次第で商圏獲得し放題とも言えます。メーカーさんも実力のあるディーラーに優先的に力を貸してくれる傾向があるので、弱みがイコール強みにもなる可能性は多分に秘めています。現在の社長や副社長が営業の最前線にいたころ、それまで神奈川県内でもシェアは決して大きくありませんでしたが、新規分野に参入に挑戦して大きなシェアを拡大させることができました。

事業展望：
東京２３区、多摩地域、埼玉など北関東エリアへの取引先病院の拡充、商圏拡大が一番の目標です。創業以来４０期連続で前年度売り上げ更新をし続けていますので、今後も売り上げ更新し続ける事が必須です。親会社のシップヘルスケアホールディングス株式会社が掲げる2026年3月決済時のグループ全体の売上１兆円がグループ全体の目標でもあります。これらは単に売上というお金の目標だけでなく、その背景にある、それだけ医療現場に頼りにされる存在になるということが大前提です。