株式会社新日本コンピュータサービスの業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
官公庁、自治体の住民サービスの支援事業などについては、これまでかなりの業務実績があり、同様のサービスが繰り返し実施されることも多いので、安定的な仕事の確保につながっている。また、会社の規模は大きくないが事業は数種類に分かれていて、それぞれノウハウの蓄積が進んでいるため、官公庁のサービスを支援する際に課題となる複合的なサービスを提供できることが最大の強みと感じる。また官公庁関連事業のほかにも、古くからの付き合いのある企業とは、それぞれ各セクションとの関係も深く、安定的な受注に繋がっている。

事業の弱み：
公的事業に関わる業務の比率が高く、その場合、どうしても官庁関係の仕事は入札によるケースが多くなり、応札金額によっては受注に至らない場合もある。ただし、そのようになった場合でも、その次に同様の公的事業があったときに、顧客からは当社の業務品質が高く評価されることも多く、再度の仕事の依頼をもらえることが多い。

事業展望：
公共サービスに関する仕事は決してなくならないので、これまで展開してきた事業はそのまま継続されていき、それについての一定の評価も得ているので、今後もその部分は安泰だと思う。また、自治体ごとに必ずカスタマイズが必要な現状を見ると、他市の履行実績を見聞きした別の自治体からの引き合いなども多く、今後も事業範囲・会社規模は拡大していくと思う。