税理士法人益子会計の評判・口コミ

福利厚生：
年に１回社員旅行があります。
自由参加なので、強制ではないのですが国内旅行で1泊～２泊の計画を立てて毎年どこかしらに行っています。
去年は伊豆、一昨年は鹿児島でした。

その他、忘年会、確定申告お疲れ会などでスタッフが集まって食事会を開かれます。
忘年会ではビンゴ大会があり、商品券や景品などが用意され、毎年白熱したバトルが繰り広げられます。

オフィス環境：
事務所の立地はJR大森駅から徒歩１分ほどと、駅からかなり近いので
雨の日で傘が無くてもあまり濡れずに事務所に着きます。

一人ひとりのデスクはかなり広く用意されているので、最初は驚きました。
スペースは非常にゆとりがあります。会議室も４つあるので事務所が狭いと感じたことは無いです。

コーヒー、お茶、お菓子は食べ放題飲み放題です。油断していると食べ過ぎてしまいます。
冷蔵庫も自由なので、自分で買ってきた飲み物を保管して置いたりも可能です。

勤務時間・休日休暇：
週休２日はほぼ確保できていますし、ワークライフバランスは良いと感じます。
勤務時間や残業については、個人の裁量によってある程度調節できるので
仕事をたくさんこなして売上をUPさせたければ、勤務時間を少し多めに確保して仕事をバリバリこなすもよいですし、
自分の時間を大切にするのであれば、残業も少なく、帰ってプライベートの時間を多くするもよいです。
個人個人がストレスを感じないようにうまく調節できるようになっています。

多様な働き方支援：
コロナウイルスの影響で在宅勤務の体制が導入されました。
従業員一人ひとりに会社パソコンが貸与され、自宅で業務を行える環境が整えられ
事務所内の会議もテレビ会議で行われました。
出社ペースは正社員に関しては週2程度で、週3日は在宅勤務というような形です。
今後も、出社日の割合に多少変化はありますが、しばらくは在宅勤務の体制は無くならないと思います。

お客様から個人情報を含む重要書類をお預かりすることが多い職業で、当然ながらすべての書類を自宅に持ち帰ることは出来ないので100％在宅勤務というわけではありませんが
会社からは出来る限りの配慮をしてもらったと思っています。

企業カルチャー・社風：
業務量や業務内容に関して、自由裁量の部分が大きいので仕事全体として自由度が高いことが特徴です。
その分、給与の評価など結果は自分次第でもあるので責任感を持って仕事を進めていけば
ストレスはあまり感じることなくやっていける環境です。

反対に、自分から手を挙げて積極的にスキルアップを目指さないと何も起こらないので
主体的な意識を持ち、アクションしなければ評価などについても不満を感じてしまう部分もあるかもしれません。

組織体制・コミュニケーション：
組織体制としては、基本的には各社員がそれぞれ自分の担当先を持つので、正社員に関しては業務内容を小分けして専門部署を設けたり、それぞれの部署に部門長がいるような形ではありません。
最初の数年は先輩社員の補佐として仕事を覚えていく形ですが、自分ひとりで担当を持つようになれば、自己完結で仕事が終わるようなものが多いです。

コミュニケーションや情報共有などについても、今はコロナウイルスの影響でストップしてはいるものの、週1回の週例会議が行われていて他の社員の方々がどのような業務を行っているかを共有していたり、相談に行けば先輩社員の方々から色々とアドバイスをもらえます。

自己完結型の業務とはなっていますが先輩方は常に後輩を気にかけてくれているので
安心して仕事が出来ています。

むしろ、何も相談していないのに悩みを見抜かれていて、先輩からも何も言わずに協力してもらっていることが多いです。表面的な愛想笑いのコミュニケーションではなく、純粋な協力関係のコミュニケーションが取れているように思います。

ダイバーシティ・多様性：
多様性について、ワークスタイルとしては社員一人ひとりの家族状況に合わせた働き方が出来るようになっています。
お子さんがいる社員の方で、どうしても出社出来ない日は有給を使って休みを取ることも
問題ありませんし、家庭の事情でどうしても早帰りしたい場合も柔軟に認めてもらえるので
融通は利きます。そのおかげかは分かりませんが、平均勤続年数も会計事務所としては珍しく長いようです。

女性の働きやすさ：
女性も働きやすい職場なのではないかと感じます。
女性、男性という区別で業務が分かれているわけではないのでフラットな職場です。
また、お子さんのいる方の場合はお子さんのお迎えや行事などで有給を申請したりすることも珍しくないですし、却下されるようなこともないので、働きやすさは感じやすい職場なのではないかと思っています。

成長・キャリア開発：
自己完結型の仕事となり、1つの担当先の業務をまんべんなく行う形ことで
会計事務所として必要な業務のなかの一部分に特化するのではなく、総合的なスキルアップが図れます。
また、税務、会計に関する知識を求められる部分が多いので自己研鑽することで
業務の幅も広がっていきます。

支援制度としては、資格手当という形で税理士科目の科目合格を１つ合格するごとに資格手当がつく形なので、自分自身の知識向上、給与UPの両方を満たすことが出来ます。

働きがい：
仕事内容として、会社の社長様や個人事業主の方とやり取りすることが大半なので
そういった方々のお役に立てたかどうかで感謝のお言葉を頂いたり、中にはご不満の言葉を頂いたりすることになりますが、社長様に感謝されたときは非常に嬉しいです。

自分が作った書類や、金融機関との対応などの結果で一つの会社、一つの事業が成功するかのポイントとなるといっても大げさではないと考えています。

会計税務でお客様のサポートをして、お客様の事業が成功していくのを長年に渡りお客様と一緒になってみていくことになるので、うまく進んでいっていれば非常に嬉しいですし
反対に思うようにいかなかった場合の責任感も大きいです。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社前に考えていた会計事務所のイメージとして、社員同士やお客様とのコミュニケーションが少なく、従業員は自分の仕事を淡々とこなしていくもので、社内の雰囲気も殺伐とした感じなのではないかと思っていました。
自分の作業だけに集中すればよい環境で、そのほうが気が楽かなと入社当時は思っていたのですが実際に入社してみたら全くそうでは無く、むしろコミュニケーション能力がかなり求められるので、自分のコミュニケーション能力の不足を痛感する毎日です。

社内では仕事の進め方で先輩社員に悩み相談することも多く、
お客様と直接お会いしてお話しする際には税金についての話をするときはどのようにご説明するのが分かりやすいか、混乱させないか、どう説明しようかと考えることが多いです。

社内でも社外でもコミュニケーションは少なめなのかなと考えていたところが、予想以上にコミュニケーション能力が必要だったというところが大きなギャップでした。
仕事は自己完結で終えられるものだからこそ困ったときにすぐ先輩に質問出来るような事務所の協力体制があり、相談しやすい環境が整えられているのかもしれません。

事業の強み：
業種としての会計事務所の強みは、会計税務の専門職であるため
事業を行っている会社様、個人事業主に無くてはならない仕事として、
必要不可欠な部分を担っていることが強みだと考えています。
最近では、AIの発達で会計事務所業界は衰退していくとニュースなどで取り上げられることも多いですが、一部の業務については間違いなくAIの方が便利なので取り扱う業務の内容は変わることはあるかもしれませんが、会計税務に関してお客様とのコミュニケーションをいかに取れるかがより一層求められるだけであり、今後も会計事務所というもの自体がなくなることは無いと考えます。

次に、会計事務所という業界の中での強みとして、新規開拓には力を入れています。
最近では、ホームページをリニューアルしたり、まだ契約となっていないお客様に対して定期的にメルマガや案内資料を送付したりなどで積極的に広告活動をしています。
おかげ様で、新規のお問い合わせも多く、事務所も拡大傾向にいるような状況となっています。

事業の弱み：
まず業種としては、
会計事務所の事業を小分けしたときに、AIの発達で間違いなく消えていく仕事はあるのでその部分は今後の弱みであり、課題です。
当社としては積極的にAIの導入を取り組んでいて、今後の業界の変化に素早く対応できるような仕組を整えています。

会計事務所の業界の中での弱みは
今は人材不足で事務所全体の業務量が増えていることから業務を受け入れる全体的な容量が不足していることが挙げられます。

事業展望：
長い目で見れば、AIの発達で変わっていく会計事務所の業務内容の変化に対応していけるか
どうかが会計事務所としてのポイントとなってくると考えています。
当社としては新しい会計ソフトが出てきたら積極的に使ってみるなどの取り組みをすることで
将来を見越した体制を整えています。
今はうまく時代に沿っているのではないかと感じているので、衰退する業界としての不安は無く、むしろ技術の発達に驚きながら仕事をしているので新鮮な気持ちで取り組んでいますし
新しい会計ソフトを使える会計事務所として新規のお客様からお問い合わせを頂くことも多いです。

また、当社の平均年齢は業界全体で見ても若いほうなので今現在は問題ないのですが
今後は若手のスタッフがどれだけいるかで会計事務所としての成長力が変わってくると考えます。
採用も積極的に行う方針ですので、若手のスタッフがさらに増えれば当社は順調に成長していく企業だと自負しています。

給与制度：
職員として担当企業を持つようになれば、担当企業数、売上実績に応じて翌年の想定売上、給与がおおよそ決まるような仕組みです。年俸制のようなイメージが近いです。

ただ、想定売上よりも実績の方が上回った場合は、その金額に比例して年末の賞与で売上の増加分を支給されることになります。
自分の売上実績を上げるほど年末賞与、翌年の給与が増えるので
インセンティブの要素も大きいと考えています。

また、職員の年次に応じた階級区分の制度が最近出来ました。
これに関しては基本的には入社年数が長くなるほど固定給が上がる仕組みになり、
ルールや区分も直接本人に説明してもらえるので給与がどう決まっているかの透明度も高いです。

評価制度：
昇進については、年末に行われる階級区分の改定の時期に行われます。
私は入社４年目ですが、それ以外の部分で役職が変わるなどの昇格や昇進は無かったです。

年功序列、実力主義の割合は個人的な感覚は3：7といったところです。
実力主義の評価基準は、担当企業数、売上実績によるもので
担当企業の新規契約については手を挙げればバンバン仕事をもらえるので
積極的に手を挙げれば相応の評価をしてもらえることになります。