株式会社三宝製作所の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
大手トラック・バスメーカーとの直接取引があり、安定的な受注が見込める点が強みと感じる。最近は、新規取引先数社との仕事も始まり、以前よりも前に進んでいる雰囲気を感じる。今年3月に株式会社ミヤタと資本業務提携したことで、仕事の幅が広がり、お客様からの引き合いも増えている。鋳物から加工まで一貫受注出来る点が、今後の強みになると感じる。また、生産技術のレベルも高く、自動装置の組付など、生産技術力を外販している点も強みと感じる。

事業の弱み：
大手トラック・バスメーカーからの受注比率が高い点が弱みと感じる。今までは1社からの受注をメインにしていれば安定していたが、今後も安定した状況が続くのか、その点が不安。ただ、直近で新規取引先との仕事もスタートし、トラック・バス以外の仕事も増えてきている。
あとは、電気自動車の影響をどの程度受けるのかが、少し不安。そのため、自動車以外の仕事も受注していくことが必要と感じる。

事業展望：
今後は売上が増えていくと見込まれる。今年3月に株式会社ミヤタと資本業務提携し、経営者の世代交代もした。材料～加工まで一貫受注出来るのが強みになり、お客様からの問合せも多い。工場設備を更新するなど、将来に向けての投資も行っていて、今後も伸びていく雰囲気を感じる。自動車業界の変化も激しいが、自動車以外の分野の仕事も始まり、前に進んでいると感じる。