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適性検査の対策として、まず何をやるべき?効率的に進めないと損!

就活の選考で多くの企業が実施している「適性検査」。大手企業だけではなく中小企業でも取り入れられていて、ESや面接に加えて選考材料の一つとして重視されています。そんな適性検査ですが「どんな問題が出るの?」「どのくらい難しいの?」「事前にどのくらい勉強しておくべき?」など、不安に感じている学生は多いのではないでしょうか。

 

希望する企業があるにもかかわらずテストの結果が良くなくて面接に進めない…なんてことは避けたいもの。適性検査は対策を立てれば点数が確実に取れるものなので、早いうちから対策して確実に点数を上げていきましょう。そうすれば面接などでしっかりアピールできるチャンスは手に入ります。

 

しかしいざ対策を立てるとなっても、何から始めればよいのか分からないと思います。そこでこの記事では、適性検査の内容や種類といった基礎知識から具体的にいつから対策しておけば良いのか、対策方法や効率よく取り組むためのコツまで詳しくご紹介します。「できるだけ無駄な勉強をしたくない」「短期間で点数が取れるようになりたい」という人にもオススメの記事です。

 

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「適性検査」とは?

適性検査は、大きく「能力検査」と「性格検査」に分けられます。企業がどの適性検査を取り入れているかによって、片方・両方実施するかは変わってきます。選考過程の序盤に行なうことが多く、検査結果が選考や採用可否を決める判断材料として用いられるので、大事な選考の一つです。

 

受験方法は、自宅などで自分のPCで受けられるWEB受験、指定された試験会場で行なうテストセンター受験やペーパーテスト式などさまざま。いずれも適性検査の所要時間は30~40分程度。現在はWEB受験が増えているようです。

 

また、適性検査の結果が学生にフィードバックされることはありません。というのも、適性検査には明確な合否基準があるわけではなく、選考にどれほど影響するか、どのような基準で判断するのかが企業によって違うからです。

 

「能力検査」と「性格検査」は測定内容が違います。それぞれどんな内容なのか、一つずつご説明していきます。

 

能力検査

能力検査は、一般常識や思考能力などの知的能力を問う検査です。たとえば、言葉の意味や話の要旨をきちんと捉えられるかといった言語力や、数学的な処理がどのくらいできるかを測る計算力などの基礎学力のほか、論理的思考力や一般常識などがどのくらい身に付いているかを測定します。

 

基礎学力を測るというと学校の試験のような問題が出るのかと思われがちですが、適性検査における能力検査の形式は特殊です。そのため問題の出題の仕方などを予め知っておくことが、スムーズに問題を解くコツとも言えます。

 

性格検査

性格検査は、いわゆるパーソナリティの部分を把握するための検査です。といっても、性格の良し悪しを測るものではありません。たとえば潜在的な資質や価値観、ストレス耐性などの性格的な特徴や行動の特性を測定します。

 

性格検査の結果からは、その人の日常の行動や考え方、人柄、向いている組織などがわかります。その学生が企業風土にマッチするか、社内で他の社員と円滑な人間関係を築けるか、などは採用において重要なこと。性格検査は、その人の人間性についてESや面接だけではわからない部分を補う判断材料になるのです。

 

主な適性検査の種類

世の中には多くの「適性検査」がありますが、ここでは、就活の場でよく使用されている適性検査についてご紹介します。

 

SPI3

基本的にSPIといえば、現在は「SPI3」を指します。聞き馴染みのある方も多いと思いでしょう。

実施方法:ペーパー試験、Web試験(Webテスティングと呼ばれることもあります)。

検査内容:性格検査、能力検査。能力検査には「言語分野」「非言語分野」があり、場合によって「外国語」なども出題されます。

 

玉手箱

実施方法:Web試験

検査内容:知的能力とパーソナリティの両方を見る「玉手箱III」と、パーソナリティだけを測る「玉手箱I Ver.2」があります。「玉手箱III」では、言語・計算だけでなく、「英語」も出題されます。

 

TG-WEB

実施方法:Web試験

検査内容:新卒採用向けの適性検査です。業務を遂行し、パフォーマンスを発揮するための判断力を見極めるテストになっています。

 

CAB・GAB

実施方法:ペーパー試験、Web試験

検査内容:CABは、SE・プログラマーなどITエンジニアとしての適性を見るための試験になり、暗算や法則性などの問題が出題されます。GABは、新卒総合職の採用に特化した試験で、言語・計数の理解度といった知的能力や職務適性を測定します。

 

なぜ企業は適性検査を実施するのか

企業は、「自社の社風や仕事内容に合うかどうか」「入社したら活躍してくれそうか」といった観点から応募者を見て、できるだけ入社後のミスマッチを防ぎたいと考えています。適性検査ではESなどの書類や面接だけではわからない潜在的な能力が可視化できるため、選考する上で重要な判断材料と捉えているのです。

 

企業が適性検査を行なう目的は大きく2つあります。

 

①面接者を絞り込むため

特に大手企業や人気企業など応募者数が多い企業では、全員と会うことが現実的に難しいもの。適性検査では応募者の基礎能力や性格が定量的に測定できるので、基準を決めて会う学生を絞り込めます。能力検査ではそれぞれ企業がボーダー点数を定めて判断し、性格検査では自社の求める人材からかけ離れた性格傾向の強い人が不採用候補とされます。

 

②自社との相性を確認するため

ESや面接だけでは学生の全てを把握できませんし、面接担当者の主観に偏った判断になってしまうことも。数人の判断ではなく、客観的な人物評価は大事です。特に性格検査では、応募者の性格や志向性が把握できるので、自社が求める人物像に合っているかどうかの相性を確認できます。企業によっては、性格検査の結果をもとに面接で気になる点などを質問することもあります。

 

適性検査はいつから対策をすべき?

適性検査の必要性がわかったところで「いつから対策しておけばいいのだろう」と思いますよね。結論からお伝えすると、対策はできるだけ早く立てておくに越したことはありません。ここでは、対策を始める時期をお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。

 

就活解禁になる3年の3月1日までには終わらせる

適性検査の対策は、いつから始めても早すぎることはありませんが、具体的には就活解禁になる3年生の3月1日以降からテストが増えていく傾向があります。そのためできればその時期までに終わらせた方がいいでしょう。

 

なぜなら、解禁となる3月1日からは実際にESの対応などで忙しくなってくるため、勉強する時間を取ることが難しくなるからです。さらに、最近では就活解禁前に適性検査を行なう企業もあります。自分の志望する企業がそのような選考だった場合、対策が充分にできないまま臨むことになる可能性も。早めから取り組んでおけば、どのようなタイミングで適性検査を求められても余裕をもって臨めます。

 

インターンシップ参加するなら、より早く対策を

最近は、インターンシップに参加する学生が増えています。参加率が高くなっていると同時に、インターンシップで本選考と同様の適性検査が行なわれるといったケースも増えてきました。インターンシップの選考は本選考ではありませんが、企業はインターンシップに参加してほしい人材かどうかの合否の判断材料にします。

 

インターンシップに参加できるかどうかは就活においては重要な情報集。もしサマーインターンなどに参加したいと考えている場合は、3年生の春ごろには着手しておくようにしましょう。

 

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適性検査の対策手順|まずは何からはじめるべき?

対策を始めるべき時期がわかったところで、「何からはじめたらいいんだろう」と悩んでしまいますよね。やみくもに勉強を始めても、時間を無駄に使う結果になってしまうかもしれません。ここでは、勉強を始める前にまずやるべきことからご紹介します。

 

志望業界・志望企業を固める

適性検査を効率よく進めるためには、自己分析、業界研究、企業研究に早めに取り組むことが重要です。次の項でも触れますが、志望する企業のテスト形式を調べて、そのテスト形式に慣れる勉強をするのが最も効率的だからです。

 

前述したように適性検査の種類は色々あるので、すべての勉強をするのは現実的ではありません。自分が志望する業界・企業で採用されている適性検査に絞って勉強すれば、効率よく有意義な勉強ができます。どの適性検査の勉強をしておけばいいかを調べるためにも、自分の志望業界・企業をある程度明らかにしておく必要があります。

 

志望企業のテストの形式を調べる

志望業界・企業が固まったら、その企業が採用しているテスト形式を調べましょう。たとえば、志望企業すべてがSPIを採用しているのであれば、SPIだけに絞って勉強すればいいのです。それ以外は勉強する必要はナシ。自分が受けない企業が採用するテストを勉強しても意味がありません。

 

専門書などを使い、出題範囲、内容を把握する

どの適性検査を勉強すればいいかがわかったら、早速勉強を開始。次の項目でもご紹介しますが、初めて勉強するなら対策本と呼ばれる専門書を使うのがおすすめです。どのような問題が出るのか、対策本などで出題範囲や内容を調べながら、勉強を進めていきましょう。

 

適性検査の対策方法

能力検査と性格検査では測定するものが違うため、出題内容もまったく違います。そのためそれぞれ違う対策を行なう必要があります。ここでは、多くの学生が行なっている対策をご紹介します。

 

能力検査:対策本や対策Webテスト、アプリなどで勉強する

能力検査は、とにかく「限られた時間で多くの問題を解いていく」ことが求められます。そのためまずは問題に慣れることが重要。事前にどれだけ勉強しておいたかが結果を左右します。

 

昔から適性検査対策と言えば、対策本や問題集といった専門書が鉄板でした。SPI対策本はさまざまな出版社から数多く出ていますし、毎年改訂されます。インターネットの普及によってオンライン上で手軽にできる対策テストやアプリもありますが、現在も対策本を購入して勉強している学生が一番多いです。

 

誰にでも苦手な問題や分野があるでしょう。多くの対策本は項目ごとに分かれていたり、出題パターンが網羅されていたりとメリットが多いです。特に初めて勉強する人にとっては一番勉強しやすいでしょう。

 

性格検査:自己分析をしっかり行なって準備しておく

性格検査は、「自分のこと」について答えるものになるため、学習形式での対策はできません。でも、どんな質問形式・パターンがあるかはインターネットなどで情報収集できます。

 

性格検査は回答の信頼性が重要。それを図るために、得たい回答に対してさまざまな角度・表現で質問が投げかけられます。自分のことを理解していなかったり、嘘を付いたりするとどんどん答えがズレていく可能性があります。「就活にはまず自己分析」と言われますが、自分をしっかり分析しておくことは性格検査での信頼性を高めるカギにもなるのです。

 

SNSやYouTubeで情報収集する

SNSの使い方も多様化している今の時代は、就活や適性検査のあらゆる情報もSNSで簡単に収集できますし、You Tubeには対策ノウハウや攻略法を紹介している多くの動画があります。ただ、対策方法は人それぞれ。自分に合った方法で対策・勉強するのが一番良いのは言うまでもありません。

 

注意すべき点としては、特に性格検査の選考基準は企業が欲しい人材によって違うため、「こう答えるべき」といった正解はないということ。でもSNSやYouTubeはいつでもどこでも気軽に見られるので、参考程度に見ておく分には良いかもしれません。

 

適性検査対策のポイントとコツ

はじめにお伝えしたように、適性検査の対策はできるだけ早く始めることが大事です。そしてできるだけ効率的に勉強を進めていきたいもの。ここでは、効率よく有意義に学習できるよう、勉強を始める前に押さえておきたいポイントとコツをご紹介します。

 

志望企業が決まっていない場合は、まずはSPIから勉強する

「適性検査の対策手順」でもお伝えしたように、効率的に勉強するには、まず自己分析、業界研究、企業研究したうえで、志望業界・企業を固める必要があります。とはいえ、どの企業を受けるかなんて決まっていない…、絞り切れていない…という人もいるでしょう。

 

志望企業を決めるのに時間がかかりそうであれば、一番多くの企業が導入している「SPI(SPI3)」を勉強するのがベター。SPIを勉強しておけば、多くの企業の対策にもなります。もちろん、業界によってはSPIを導入していない場合もあります。できればどのテストを採用しているのか調べたうえで勉強するのが本当は一番良いので、なるべく勉強する意味がなくならないようにはしたいものです。

 

数をこなして出題パターンに慣れる

適性検査にはさまざまな出題形式があります。どんな問題が出てきても焦らず対応できるようするには、とにかく数をこなすことが大事だと心得ておきましょう。

 

まず問題自体を理解できなければ解けませんし、時間もかかってしまいます。中には暗記で解ける問題もありますが、慣れていないと、制限時間があることにプレッシャーを感じて実力的にはきちんと解ける問題なのに解けなくなってしまう…といった場合も。

 

テストセンターやWeb試験では残り時間が表示されるケースも多いため、時間配分を考えるには便利ですが、逆に必要以上に焦ってしまう…という人も多いです。焦ったばかりに全然解けなかった…なんて失敗は一番もったいないこと。だからこそしっかり勉強して、色々なパターンに慣れておきましょう。

 

定番の出題項目を重点的に学習する

出題内容には色々な項目やパターンがありますが、定番と言える問題が存在します。効果的に学習していくためにも、よく出題される項目はしっかり押さえておきましょう。

 

苦手分野は少なからず誰にでもあるもの。その中でより点数を稼ぐには、確実に加点できるものを増やすことが大事です。定番問題を重点的に勉強してしっかり解けるようにしておけば、それが自分の得意項目にもなりますし、着実に点数を積み上げていく近道になります。

 

時間を決めて早く解く練習をする

適性検査はただ正解すればよいというわけではありません。「決められた時間内に、いかに多くの正解を出せるか」が測定されます。つまり、20問解いて全問正解するよりも、25問解いて21問正解できた方が良いのです。そのためにはできるだけ多くの問題に触れる必要があります。実際、「時間が足りなかった」という失敗ケースはよくある話。でもそれはそもそも準備不足だからです。

 

ある程度出題パターンに慣れてきたら、本番を想定して時間を計りながら問題を解いていきましょう。時間制限のプレッシャーの中で模擬練習ができますし、苦手項目や解けなさそうな問題を飛ばして次の問題に取り組むと言った、切り替えの判断も大事なことがわかります。練習を重ねるうちに自分がどう時間配分すれば効率よく解けるかがわかってくるので、本番でも焦らずに進められるようになります。

 

性格検査は一貫性が重要であると心得る

性格検査は、何より信頼性の高さ=一貫性が大事です。どんな角度からの質問にも、自分をよく理解して正直に答えていけばズレることはありません。「選考に残るためには、企業風土に合わせるように答えれば良いのでは」と思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

 

なぜなら、本来の自分の考えや行動と違う回答をしていると、色々な角度と言葉からの質問が続いていく中で必ずどこかで矛盾が生じるからです。その結果、検査結果によって「嘘」が見抜かれれば落とされてしまうでしょう。

 

万が一、その企業に採用されたとしても、本来の自分じゃない性格や志向性で採用されたことになるので、入社後に企業風土や仕事が合わないと感じてしまう可能性も。そうなるともう本末転倒です。性格検査に一貫性が求められるのは、お互いにそうしたミスマッチを起こさないためなのです。

 

間違った問題を中心に解きなおす

就活は時間との勝負です。何度も同じ問題を解きなおすことは、慣れるという意味ではある程度必要ですが、すでに理解している問題を必要以上に解きなおすのは時間がもったいないと言えます。

 

何度も正解できている問題は解き方が分かっている場合が多いので、優先順位をつけて間違った問題を中心に取り組んだ方が効率的。とはいえ、理解するのに時間がかかりすぎるような苦手な問題は後回しにしても良いでしょう。どんな問題も全部解き方がわかっているのが理想ではありますが、効率的にいかに正解できる問題を増やせるかが大事と言えます。

 

まとめ

適性検査を実施する企業は、その結果を選考材料の一つとして重視しています。「就活で大事なのはESと面接だから、ESをしっかり書いてあとは面接の対策をバッチリしておけば大丈夫」と思っていると思わぬ落とし穴になります。しかも、適性検査は選考の序盤で実施することも多く、インターンシップの選考に導入される場合もあるため、できるだけ早く対策に向けた勉強を始めるべきです。

 

能力検査・性格検査ともに特殊な試験ですが、特に能力検査は勉強が必須。どれだけ問題に慣れているかが点数に影響するので効率よく学習していきましょう。充分に準備しておけば本番も焦ることなく臨めますし、習得した分だけきちんと点につながるはずです。志望する企業に内定をもらうためにも、しっかり対策を立てて勉強し、自信をつけておくようにしてください。

 

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