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エントリーシートと履歴書の違いを解説|内容の重複は避けるべき?

就職活動を進めるにあたって、「エントリーシートと履歴書の違いって何?」と迷った就活生の方、多いのではないでしょうか?

 

実際、就活をしているなかで、「エントリーシートと履歴書両方の提出」を求める企業もあれば、「履歴書のみの提出」を求める企業もありますよね。

 

そうした場合に、「エントリーシートと履歴書の違いが分からない」「内容が被ってしまいそうだけど、大丈夫かな…」と不安に思う就活生も多いことでしょう。

 

この記事では、エントリーシートと履歴書の違いを解説。さらに、「内容の重複はOKかどうか」「書く際にどんなポイントや注意点に気を付けるべきか」「簡潔に文章をまとめるにはどうすればいいか」まで、しっかりとご紹介します。

 

「違いも書き方も分からないまま、何となく書いて適当に提出してしまった…」なんてことになってしまったら、志望する企業に就職できるチャンスを棒に振ってしまうも同然。そんな事態を避けるためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

 

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エントリーシートと履歴書の違いとは?

結論から申しますと、エントリーシートと履歴書には明確な違いがあります。それは「企業がそれぞれに対して何を求めているか」です。まずは「エントリーシートと履歴書は求められている要素が違う」ことを、押さえておいてください。それでは、具体的に企業が何を求めているのかについて、一つずつ解説していきます。

 

エントリーシートは将来的な可能性をアピールするもの

エントリーシートとは、その人柄や価値観、入社への熱意をアピールするための書類のこと。

 

エントリーシートで企業が求めるのは、入社後の将来的な可能性。つまり「あなたが会社にどれだけ貢献してくれるのか」です。何をもって可能性を判断するかは企業によって異なるので、ほとんどの場合、フォーマットは特に決められていないか、決められていても企業独自の形になっています。

 

また、エントリーシートをもとに面接を行なう企業も多いため、エントリーシート内の設問がそのまま面接に用いられる場合もよくあります。

 

だからこそ、作成にあたっては、自分の言葉で表現し、ほかの就活生に埋もれないような工夫やオリジナリティを活かすことが重要になります。

 

▼合わせて読みたい!

エントリーシート(ES)とは?選考を突破するための考え方・取り組み方 - ライトハウス就活ガイド

 

履歴書はスキルや経歴などを簡潔に伝える公的な書類

一方で履歴書は、その人の個人情報や学歴、資格などの「これまでの経歴」を簡潔に記載するためのものです。特定の学歴や資格を選考の基準としている企業にとっては、「最低基準」を判断するための書類としても活用されます。

 

また、JIS規格(日本工業規格)に準拠して作られているのも、エントリーシートと異なる特徴です。国が定めた規格に基づいているため、販売・頒布するメーカーや大学によってフォーマットが大きく変わることはありません。つまり、特に企業からの指定がない限りは、基本的にはどれを使ってもOKです。

 

ほかにエントリーシートと大きく異なるのは、公的書類という扱いで、人事データの一つとして保管されることが多い点でしょう。公的書類である以上、万が一虚偽の内容を記載してしまった場合、私文書偽造罪という犯罪に抵触するおそれもあるため、作成の際には注意が必要です。

 

ここまでの説明をまとめると、

  • エントリーシートは「採用過程におけるアピールのための書類」
  • 履歴書は「これまでの経歴を記したデータ的な公的書類」

と区別できます。しっかりと上記の区別を認識した上で、制作に取り掛かりましょう。

 

エントリーシートと履歴書の内容は重複してもいい?

いざエントリーシートと履歴書を書こうとして、「同じ内容になってしまう」と悩む就活生は少なくありません。

 

確かに、異なる書類ではあるものの、企業が選考の際にチェックするポイントとして、共通して問われる内容が多いのも事実です。それでも、内容の重複は避けるべきなのでしょうか?

 

結論から言うとOK!しかし丸写しは避けよう

実はエントリーシートと履歴書に内容の重複があっても、特に問題はありません。なぜなら、それぞれ企業にとって扱われ方が明確に異なるからです。

 

例えば、エントリーシートと履歴書のどちらにも「志望動機」や「自己PR」の欄がある場合。おそらく多くの企業は、履歴書よりもスペースが広いことが多いエントリーシートの内容を中心に見るでしょう。

 

ただし、丸写しは避けたほうが良いでしょう。いくら扱われ方やチェックのされ方が違うといっても、一言一句同じ内容ではすぐに気付かれます。結果、「熱意がない」「ずぼらでいい加減」といった悪い印象を企業に与えてしまい、選考においても不利になるでしょう。

 

エントリーシートと履歴書を作成する際には、内容が重複したとしても、それぞれ文章を作成することをオススメします。

 

エピソードを変えて「人柄」に厚みを持たせよう

エントリーシートと履歴書の内容が重複することは、決して悪いことではありません。

 

とはいえ、どちらも企業の人事が欠かさず目を通します。だからこそ、せっかく双方で一貫してアピールしたい人柄や強みがあるなら、それぞれで異なるエピソードを取り上げるのがベターです。

 

例えば、あなたの強みが「主体的な行動力」なのであれば、エントリーシートではサークル活動でのエピソードを、履歴書ではアルバイトでのエピソードを書いてみてはいかがでしょうか?

 

本質的には同じ内容であっても、具体例の切り口を変えることで、より確かな根拠と説得力に裏付けされたアピールが可能です。

 

なお、繰り返すようですが、多くの企業はエントリーシートを中心に選考を進めるので、自分がより強く主張したいと感じるエピソードをエントリーシートに記載するように考えてみてください。

 

エントリーシートと履歴書を書く際のポイント

エントリーシートと履歴書を実際に書いていくにあたり、重要になるポイントは3つあります。これらを意識することで、より魅力的なエントリーシートと履歴書を作成できるはずです。

 

一貫性を持たせることが重要

「主張に一貫性を持たせる」ことは、特に大切なポイントの一つと言えます。

 

先にも少し触れたように、エントリーシートと履歴書には「志望動機」「自己PR」「学生時代に最も打ち込んだこと」など、いくつか共通した項目が存在することがほとんどです。

 

せっかくその点に着目したのに、「内容を被らせては不利になる」と勘違いし、伝えたい自分の強みやアピールポイントがぶれてしまうのは本末転倒です。

 

軸のぶれた主張は、サッと目を通しただけでは内容が頭に入りにくいため、何人もの就活生を相手にする人事の目には留まりにくくなってしまいます。共通の項目だからこそ、主張に一貫性を持たせることが重要です。

 

例えば、エントリーシートで自分の強みを「コミュニケーション力」と書いたのであれば、履歴書にも同様に「コミュニケーション力」と書くようにしましょう。そうすることで、人事の目に留まりやすくなるだけでなく、あなたの人物像をより明確に想像してもらいやすくなります。

 

エントリーシートは工夫して、履歴書は簡潔に

先述の通り、エントリーシートは企業独自のフォーマットが用いられるケースも多く、履歴書に比べて書くスペースや項目の数が多い傾向にあります。

 

なかには、大きな余白が取られた上で、「自由に自己アピールしてください」といった自由度の高い項目が設定されていることも。こうしたパターンの場合、ありきたりな表現やテンプレート的な回答では、大勢の就活生のなかに埋もれてしまう可能性が高いです。

 

人事の目に留まるためには、オリジナリティのある「あなたの言葉」で表現することが大切。必要以上に奇をてらう必要はありませんが、企業にとって魅力的に映るような工夫は怠らないようにしましょう。

 

なお、履歴書のスペースはエントリーシートよりも狭いことがほとんどなので、表現の工夫よりも、情報の取捨選択と簡潔な記述がより重要です。

 

文字数は指定の8割が基本

「エントリーシートの文字数が決まっている場合、どれくらい書けばいいの?」という悩みも、就活生の間ではよくあります。

 

文章を分かりやすく、端的にまとめることも大切。しかし文字数の指定があるため、せっかくなら限られた文字数を存分に活用してアピールすべきです。

 

最低限の目安として考えたいのは、「指定文字数の8割」。400文字で指定されていた場合には、320文字以上を目指しましょう。

 

もし具体的なエピソードを交えて自分の強みを記述したにもかかわらず、指定文字数の8割に満たない場合は、自己分析が不十分か、自己分析の内容にまだ改良の余地があるかもしれません。魅力的な文章を作成するためにも、自己分析をさらに深く行なってみてください。

 

対して履歴書のほうは、指定文字数は基本的に設けられていないものの、エントリーシートに比べて記入スペースが限られています。そのため、記入の際には「欄内に収まるように簡潔にまとめる」ことを意識しましょう。

 

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エントリーシートの書き方のコツ

意識するポイントを理解したところで、ここからは、エントリーシートの書き方のコツについてご紹介していきます。

 

自分の掘り下げがとにかく大事

企業に魅力を感じてもらえるエントリーシートを書くために、何よりも重要なのが自己分析です。

 

就活生それぞれが持っている、「入社してどんなことをやりたいか」「アピールしたい人柄や強みは何か」といったポイントを知りたいからこそ、企業はエントリーシートの提出を求めます。

 

自己分析を通して、自分のことを改めて知り、やりたいことや価値観を客観的に捉えられれば、志望動機や自己PRの内容にも深みが増し、選考において印象にも残りやすくなるでしょう。その上、自己分析が進んでいるほどエントリーシートもスムーズに書きやすくなるため、長い目で見て効率的です。

 

自己分析のやり方は様々ですが、まずオススメなのは「自分史を書く」方法。「幼少時代→小学校時代→中学校時代→高校時代→大学時代」という時系列順で、自分に起こった印象的な出来事や、そのとき感じたことを書き出してみてください。

 

自分の強みや志望動機を語るにあたって不可欠な、具体的なエピソードを見つけやすくなるはずです。

 

特別なエピソードがなくても差別化はできる

エントリーシートを印象に残るものとするためには、差別化を意識する必要があります。といっても、エピソードの強さは必須ではありません。「全国大会優勝」のようなインパクトのある経歴がなかったとしても、ほかの就活生との差別化は十分できます。

 

ポイントは2つ。

「過程を具体的に伝える」ことと、「興味を持ってもらえるように伝え方を工夫する」ことです。

 

一例として、「アルバイト先の飲食店で売上アップに貢献した」経験をアピールしたい場合を考えてみます。「自分のアイデアがもとになって開催されたイベントが好評を得て、1ヶ月で店舗の売上を150%アップさせた」というエピソードがあるとしましょう。

 

さて、以下の2つの文章は、そのエピソードをまとめるための書き出しです。あなたは、どちらのほうが「続きが気になる」と感じますか?

 

  1. 「私は、アルバイト先の店舗でイベントを開催し、1ヶ月で売上をアップさせました」
  2. 「私は、ある一つのアイデアで、アルバイト先の飲食店の売上を1ヶ月で150%アップさせました」

おそらく、2番目の文章のほうが、「続きを読んでみたい」という気持ちになったのではないでしょうか?それだけでなく、より具体的にエピソードをイメージしやすいのも2番目の書き出しだったのではないかと思います。

 

このように、読む人の興味を引くようなちょっとしたキーワードを入れたり、語る順番や表現を少し変えたりするだけでも、よりエピソードを具体的にまとめた上で、印象を強められます。

 

だからこそ、エピソードの内容自体のすごさよりも、「いかに好印象を与え、ほかの就活生と差別化を図れるように書き方を工夫するか」が重要です。

 

履歴書提出のみの場合は?簡潔な文章を書くコツ

ここまで、エントリーシートと履歴書の違いやエントリーシートの書き方について解説してきましたが、企業によっては、履歴書のみ提出を求める場合もあります。

 

特に履歴書のみの場合、限られたスペースのなかで自分を表現しなければならないため、「文章を簡潔にまとめる」ことがとても重要。そこで、履歴書のみを提出する場合のポイントもお伝えします。履歴書を書くときはもちろんですが、エントリーシート作成においても共通する点は多いので、両方書くときにも参考にしてみてください。

 

▼合わせて読みたい!

エントリーシートの強みは何を書くべき?アピールのコツまで解説 - ライトハウス就活ガイド

 

PREP法を意識して、まずは結論から伝える

 

PREP法とは、文章や説明の構成を考えるモデルの一つ。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例)
  4. Point(繰り返しの結論)

という構成の頭文字からそう呼ばれています。

 

PREP法は「限られたスペースや時間のなかで、伝えたいことを簡潔にまとめる」には非常に効果的で、エントリーシートや履歴書だけでなく、伝える時間が限られているビジネスの場やプレゼンテーションなどでもよく用いられています。

 

履歴書という限られた枠のなかだからこそ、まずは結論から述べ、その後に裏付けのエピソードや具体例を出すことで、すっきりとした読みやすい文章に仕上がるわけです。

 

ただ、履歴書のスペースを考慮すると、たいていの場合、Reason(理由)とExample(具体例)は一つずつ挙げるのが限度と言っていいでしょう。

 

PREP法のメリットを最大限活かすためにも、「何を取り上げて伝えるか」はしっかりと厳選してください。また、文章が書き上がった後も、「具体的かどうか」「簡潔にまとまっているかどうか」の確認は怠らないようにしましょう。

 

文章がまとまらない場合、自己分析を見直そう

「書いてみた文章にまとまりがない」「文章を論理的に構成できない」という悩みに直面した場合は、自己分析が不十分な可能性があります。自己分析は、自分自身を見つめ直すことで、自身の価値観や志向性を見極める、就職活動において最重要ともいえるプロセス。

 

その過程を積み重ねないまま何か書こうとしても、説得力やオリジナリティのある文章は生み出せません。自己分析からエントリーシート・履歴書作成までの流れを円滑に進めるカギは、ズバリ「急がば回れ」。

 

「友だちはもう何社もエントリーシートや履歴書を提出しているのに、自分はまだ全然できていない…」と感じたとしても、焦らず、まずはじっくりと自分の価値観や志望を見つめ直すことが非常に大切です。

 

自己分析をスキップすれば、その時間で何枚、何十枚ものエントリーシートや履歴書を作ることも可能でしょう。しかし、何となくの感覚で自己PRを書いたところで、企業の印象に残らない、あるいは逆に良くない印象を与えてしまう薄い内容を、むやみに量産しているだけに過ぎません。

 

それよりも、時間をかけてでも自分と向き合い、軸をきっちりと定めてから取り掛かったほうが、結果的に就活が成功する確率は高まるのです。

 

エントリーシート→履歴書の順で書く

先に挙げたように、履歴書はエントリーシートよりも書くスペースが限られています。そして、文章を書くにあたっては、短い文章に文字を足して長くするよりも、長い文章から文字を削って短くするほうが書きやすいケースが多いです。

 

したがって、エントリーシートと履歴書を両方提出する場合は、エントリーシート→履歴書の順番で書くと、要点がきれいにまとまりやすくなります。

 

また、先述したエントリーシートの性質から、企業側はエントリーシートの内容をより優先・重視する傾向があります。効率性の観点から見ても、エントリーシートの作成に時間をかけたほうが良いです。

 

また、これらの考え方は、履歴書のみを書く場合でも応用が可能です。まずは文字数やスペースの制限は一旦忘れて、書きたい内容を自由に書き出してみるところから始めてみましょう。ノートに手書きしても、ノートアプリ・メモアプリを使ってPCやスマホで入力していってもOK。とにかく一度アウトプットしてみることで、自分の考えがさらに固まってくることもよくあります。

 

ポイントとしては、この時点でPREP法に則って書き出すことを意識するのがオオスメ。後でPREPの順番に並び替えるやり方でも構いませんが、先に構成を設定しておいたほうが、後で文章をまとめやすくなります。

 

一通り書き出したら、その文章から本当に伝えたい要点やキーワードを見極め、簡潔になるように文章を削っていきましょう。

 

いきなりエントリーシートはNG。ライトハウスを活用して企業研究をしよう

エントリーシートや履歴書を書くには自己分析が大事だということは、先ほどから何度もお伝えしてきました。ですが、自分のことを知るだけでは、企業に選ばれるエントリーシート・履歴書を作成することはできません。

 

実際には、企業について知るための企業研究も、自己分析と同じくらい重要になります。…といっても、時間が限られているなか、数多の企業から必要な情報を収集するのが難しいこともありますよね。

 

あるいは、「もっと深い情報を知りたいけど、これ以上どうしていいか分からない…そろそろエントリーシートや履歴書を書かなきゃいけないのに…」と、企業研究に行き詰っている方もいるでしょう。

 

そのようなときには、企業の口コミを集めたサイトを参考にするのもひとつの手です。エン・ジャパンが運営する日本最大級の企業口コミサイト『ライトハウス』なら、社員の口コミや年収、休日や残業時間の実態など、企業のHPや採用情報だけでは分からないリアルが見えてきます。

 

また、気になる会社の口コミや強み・弱みの比較も簡単にできるため、業界研究や企業研究、志望する企業の絞り込みも効率的に進めることが可能。さらに、無料の会員登録だけで利用できるようになるので、コストパフォーマンスもバツグンです。

 

エントリーシートや履歴書をさらに充実させるために、様々な角度から各企業のデータを集めて役立てていきましょう。

 

エントリーシートと履歴書は「企業側の扱い方」で整理しよう

エントリーシートと履歴書の大きな違いは、企業の求めている情報が異なるという点です。だからこそ、エントリーシートと履歴書を適切な形で提出することは、あなたの理想の就活を実現するために欠かせない一歩。

 

両者の違いを事前に理解した上で、自己分析と書類作成を進め、あなたの強みや魅力を企業にしっかりアピールしていってくださいね。

 

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