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インターンシップの開催時期は?手遅れになる前に知っておくべき知識

インターンシップとは、学生や社会人を対象とした就労体験制度のことです。各企業の働き方や社風、業務内容を実際に体験できる機会なので、就活シーズンが本格的にスタートする前にぜひ参加しておきたいイベントといえます。

 

インターンシップとは?目的、メリットを理解して就活を前に進めよう - ライトハウス就活ガイド

 

しかしインターンシップの実施時期は、企業によって異なります。「この企業のインターンに行きたかったのに、応募はもう締め切られていた」ということにならないように、事前に情報を追っておくことが大切です。

 

そこで今回はインターンシップの開催時期や、開催スケジュールの調べ方、申し込み方法、応募にあたって準備しておきたいことなどをまとめました。

 

就活シーズンに向けて準備したい方は、ぜひ参考にご一読ください。

 

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インターンが特に開催されやすい時期は夏休みと冬~春休み

インターンシップが特に開催されやすい時期は、7~9月の夏季と、11~2月の冬季です。

 

まず夏季に行なわれるインターンシップはサマーインターンと呼ばれます。大学が夏休みに入っていることもあり、長期的なインターンも実施されやすい時期です。

 

また、冬から春先にかけて実施されるインターンシップはウィンターインターンと呼ばれます。特に春休みにはインターンの開催が固まりやすいので、気になる企業があればチェックしておきましょう。

 

どの時期にインターンへ行っても、採用選考への影響度は変わらない

なお、実施時期によって採用選考への影響度が大きく変わることはありません。

 

もちろん企業側の都合やスケジュールの問題で、インターンのプログラム内容や受け入れ人数が変わることはあります。ただいずれのインターンも、企業の理解を深めるために役立つものばかりです。

 

「特定のインターンに参加しないと意味がない」ことはないので、参加するインターンは自分の予定や目的にあわせて選びましょう。

 

インターンシップの申し込み時期とは

インターンシップの申し込みは、開催日の2ヶ月~1ヶ月前からスタートすることが多いです。

 

7~9月頃のサマーインターンを例に、インターンシップの流れを見てみましょう。

 

サマーインターンの流れ

▼3~5月 情報解禁&募集スタート

企業がインターンの情報を公開する時期です。あわせて、インターンの募集もスタートします。

 

▼6月上旬 応募締め切り

募集の開始時期にもよりますが、サマーインターンの多くは、6月上旬あたりで募集が締め切られます。

 

▼6~7月 インターンの選考

応募者が多い場合、インターン選考によって参加者の絞り込みが行なわれます。

 

▼7~9月 インターンシップ開催

選考に通過した場合、インターンシップへの参加が可能になります。

 

ウィンターインターンのスケジュール感について

ウィンターインターンのスケジュールについても、基本的には上記の流れと同じです。ただ、ウィンターインターンは企業によって開催時期が異なりやすい点に注意が必要といえます。

 

開催される日程が早い場合、それだけ募集要項が公開される時期も早まります。気になる企業のウィンターインターンを狙う場合は、9月頃から企業の情報をしっかり追うようにしましょう。

 

インターンシップの種類3選【実施されやすい時期も網羅】

インターンシップには、大きくわけて3つの種類があります。

  • 1dayインターン
  • 短期インターン
  • 長期インターン

それぞれの特徴と、実施されやすい時期を見てみましょう。

 

1dayインターン

通年で実施されやすい、1日だけのインターンです。実務をやらせてもらうというよりは、企業説明会と同じく、会社の理解を深められるプログラムが組まれているところが特徴といえます。会社によっては職場見学などができることもあります。

 

1dayインターンに向いている方とそうでない方の特徴もまとめましたので、あわせて参考にしてみてください。

 

1dayインターンに向いている方
  • 気になる企業の話をとりあえず聞いてみたい
  • バイトや学業が忙しいが、インターンに参加してみたい

1dayインターンは文字どおり1日だけの参加となるため、学業やバイトとの兼ね合いを気にすることなく申し込みやすいところがメリットです。選考試験なども設けられていないことがほとんどなので、「まだ自己分析や企業研究がしっかりできていないけど、とりあえず気になる企業の話を聞いてみたい」という方にもおすすめのインターンといえるでしょう。

 

1dayインターンに不向きな方
  • 企業の実際の実務をしっかり経験したい
  • インターンを通してスキルアップしたい

1dayインターンでは、主に会社説明や社内ツアー、簡単なワークショップなどが実施されます。よってインターンを通して実務を経験したい方や、スキルアップを図りたい方にはやや物足りないプログラムといえるでしょう。

 

インターンを通してしっかり成長したい方は、後述する短期・長期インターンをおすすめします。

 

短期インターン

夏休みや春休みといった長期休みに実施されやすい、1週間程度のインターンです。実務を擬似的に体験できるグループワークや、社員の仕事に同行して仕事内容を見せてもらう職業見学、何らかのスキルやノウハウを学ぶセミナーなどを受けられます。

 

短期インターンに向いている方とそうでない方の特徴をまとめました。

 

短期インターンに向いている方
  • インターンを通してスキルアップしたい

短期インターンは1dayインターンより期間が長い分、企業のことを深く学びやすいほか、短期間のカリキュラムを通してスキルアップを狙いやすいところがメリットといえるでしょう。夏休みや春休みなどの1~2ヶ月前から募集されやすいので、企業ページや採用サイトなどをチェックしておくことをおすすめします。

 

短期インターンに不向きな方
  • 企業の実際の実務をしっかり経験したい
  • インターンシップの選考の準備ができていない

短期インターンは1dayインターンと同じく、実際の業務に関わることはほぼできません。また、人気の企業についてはインターンシップへの参加にあたり、選考が設けられていることがあります。企業研究や自己分析など、就活準備がある程度できていないと面接などで戸惑ってしまう可能性も高いです。

 

事前準備ができていない場合はまず1dayインターンで簡単に企業知識を学ぶなどして、インターンの参加に向けて準備してみるとよいでしょう。

 

長期インターン

時期を問わず実施されている、数ヶ月~半年以上のインターンです。企業の実際の業務に関わることができ、アルバイトと同じく給料が支給されます。募集も随時実施されるため、行きたい場合は企業の情報を常にチェックする姿勢が必要です。

 

長期インターンに向いている方とそうでない方の特徴をまとめました。

 

長期インターンに向いている方
  • 企業の実際の実務をしっかり経験したい
  • スキルアップしたい

長期インターンでは、実際の社員と同じように、実務に携われます。インターンを通して社風はもちろん、実際の働き方や求められるスキル、身につけておきたいノウハウや仕事量を肌で感じられるところがメリットです。

 

長期インターンに不向きな方
  • 軽く職業体験したい
  • バイトや学業が忙しい

長期インターンは「インターン」という立場であっても、仕事と同様に責任が伴います。また、土日はもちろん平日もインターン先に行くことが多いなど、時間的な負担も大きいです。勤務時間や業務内容をしっかり吟味しないと、学業との両立が難しくなったり、自分の希望に合わずに辞めてしまったりすることも珍しくありません。

 

事前の下調べを怠らないことが大切といえるでしょう。なお企業にもよりますが、長期インターンへの参加にあたり、選考が設けられていることが多いです。採用試験と同じく、入念に準備してから選考に臨むことが重要です。

 

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インターンシップの探し方4選

インターンシップの探し方としては、以下の4つがあります。

  • 企業のホームページから探す
  • インターンシップの紹介サイトで探す
  • 大学のキャリアセンターに聞く
  • 大学の先輩に紹介してもらう

 

それぞれの方法について見てみましょう。

 

企業のホームページから探す

まず必ずチェックしておきたいのが、志望企業のホームページです。サマーインターンの場合は早くて3月、ウィンターインターンの場合は早くて9月から情報が出始めるので、必ず確認しておきましょう。

 

また、インターンシップの説明会が開催されることもあります。インターンのプログラム内容はもちろん、選考フローや選考スケジュール、事業内容の説明なども受けられるので、時間があれば参加しておきましょう。

 

参加枠はだいたい先着順となっており、満席になることも多いので、早めに申し込むことが大切です。

 

インターンシップの紹介サイトで探す

複数のインターンシップの情報をまとめて集めたいなら、インターンシップの紹介サイトを活用するのがおすすめです。インターンシップの紹介サイトには、各社のインターンシップの情報が集まっているほか、検索や応募もできるようになっています。

 

たとえば株式会社Techouseが運営するインターンシップの紹介サイト「JEEKインターン」では、開催予定のインターンシップの検索はもちろん、キャリアアドバイザーによるインターンシップの相談サービスも提供しています。

 

このようなサイトを活用することで、インターンシップによりスムーズに参加しやすくなるでしょう。

 

▼「JEEKインターン」

インターンシップ・有給/長期インターンの募集・求人 | JEEK(ジーク)インターン

 

大学のキャリアセンターに聞く

大学のキャリアセンターでは、就活に関する支援を受けられます。インターンシップの情報も集めやすいので、情報源のひとつとして活用することをおすすめします。

 

大学の先輩に紹介してもらう

気になる企業にOB・OGが就職している場合は、インターンの情報を聞くのもおすすめです。採用担当者にはなかなか聞きにくい会社の実情も聞きやすいので、ツテがある場合は積極的に質問してみましょう。

 

▼合わせて読みたい!

インターンシップとは?目的、メリットを理解して就活を前に進めよう - ライトハウス就活ガイド

 

インターンシップの申し込みに必要なものとは

インターンシップの申し込みに必要なものは、インターンの募集形式によって異なります。

 

先着順の場合

インターンの募集形式が先着順の場合は、特に必要なものはありません。自己紹介書など、企業独自のフォーマットの自己PR表が求められることもありますが、概ね簡易的なものである場合が多いです。

 

応募人数が定員に達した時点で募集が締め切られてしまうので、速やかに申し込むことを心がけましょう。先着順で募集されるのは、1dayインターンが主です。

 

選考ありの場合

インターンの募集形式が選考ありの場合は、エントリーシートなどの自己PR用の書類が求められるケースが多いです。提出したエントリーシートをもとに書類選考が行なわれ、場合によっては面接が実施されることもあります。

 

なおインターン向けのエントリーシートを書くときは、採用面接向けのエントリーシートをコピー&ペーストするのではなく、「その企業のエントリーシートに参加したい動機」を記載するようにしましょう。

 

まとめ

インターンシップの開催時期や、開催スケジュールの調べ方、申し込み方法、応募にあたって準備しておきたいことなどをご紹介しました。

 

就活を成功させるには、インターンシップを始めとするイベントや情報収集を通して、志望企業の情報をしっかり集めておくことが大切です。実際の働き方や事業の強み、弱み、社風などを把握しておくことで、入社前と入社後のギャップを減らせるようになるでしょう。入社後に、本当に自分が活躍できる企業を見つけたい場合は、就活サイトの活用がおすすめです。

 

たとえば東証プライム上場のエン・ジャパンが手掛ける「ライトハウス」には、各企業の先輩社員のリアルな声はもちろん、職場のクチコミや人間関係満足度が掲載されています。就活シーズンに向けて準備したい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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