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アジアの生命保険ニーズを取り込め! 海外市場進出を進める国内生保会社


アジアの生命保険ニーズを取り込め!
海外市場進出を進める国内生保会社

生命保険市場が拡大するアジア新興国

欧米や日本が大きなシェアを占めている世界の生命保険市場。しかし近年、アジアの新興国では経済発展が進み、生命保険市場が拡大しています。

スイスの保険会社であるスイス再保険によると、2015年の世界の生命保険市場は約2兆5300億ドル(1ドル=113円換算で約285兆円)。国別のシェアは、1位がアメリカの約5500億ドル(約62兆円)で21.8%、2位が日本の約3400億ドル(約42兆円)で13.6%となっています。

大きなシェアを誇る、アメリカと日本の生命保険市場ですが、すでに飽和状態にあり、今後大きな成長は望めません。

一方、経済成長を続けるアジアの新興国では生命保険市場の急激な成長が期待されています。ドイツの保険会社ミュンヘン再保険では、アジア新興国の生命保険市場は2016年から10年間で10.2%拡大すると予想。世界でも最も大きな成長が見込まれています。

アジアへの参入を進める生命保険会社

アジア新興国の生命保険市場拡大を受けて、日本の生命保険会社はアジア各国への参入を進めています。

例えば日本生命は、タイの大手生命保険会社であるバンコクライフと資本提携を行ない、タイでの生命保険のシェア獲得を進めています。

タイでは近年、急速に生命保険が浸透し、アジア新興国の中でも特に大きな成長市場として期待されています。損害保険と生命保険を合わせたタイの保険市場は、1990年のGDP比1.6%から、15年で5.5%に拡大。さらに今後10年間で7.1%の拡大が予測されています。

市場拡大の続く、タイでの顧客拡大のため、日本生命が行なっているのがバンコクライフへの人材派遣によるサポートです。例えば、営業サポートとして、営業担当者の担当企業への訪問、毎朝の朝礼の実施、営業成績を示すグラフの提示などの日本で培ってきたノウハウを提供しています。

さらに、国内初の生命保険が2012年に販売開始したばかりのカンボジアなどにも、日本生命はバンコクライフとともに進出。第一生命もカンボジアへの参入を進めています。

日本の生命保険会社は、生命保険に馴染みの薄い、アジア新興国での普及にも大きく貢献していきそうです。

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