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ドルで生命保険料を払込み! 生命保険会社が力を入れる「外貨建て保険」とは?


ドルで生命保険料を払込み!
生命保険会社が力を入れる「外貨建て保険」とは?

アメリカドルで生命保険料を払込み

近年、生命保険会社が「外貨建て保険」に力を入れています。外貨建て保険は生命保険料の払込みや受け取りが、アメリカドルやユーロなどの外貨で行なわれる保険です。

生命保険会社が外貨建て保険に力を入れている背景には、2016年に始まったマイナス金利政策があります。

保険会社は契約者から集めた保険料で資産運用を実施。資産運用による利益は、月々の保険料を安くしたり、解約時に払い戻す金額に上乗せするなどで、契約者に還元しています。

一方、マイナス金利政策により 保険会社の主な資産運用先である日本国債の利回りは低迷。国内での資産運用では大きな利益を見込めないため、保険料や解約時の払い戻し金で魅力的な保険商品を作ることが難しくなっています。

このような状況をうけて、生命保険会社は外貨建て保険に力を入れ始めました。外貨建て保険では、アメリカなど、国外の国債などで資産運用を行ないます。国外の国債は日本より大きな利回りが見込め、 外国通貨ベースで、保険料の安いものや、払い戻し金の多いものなど、魅力的な保険商品をつくることが可能です。

大手生命保険会社が、外貨建て保険の取り扱いを開始

2017年4月、住友生命保険は外貨建て保険の終身保険の取り扱いを開始しました。取り扱いを開始する商品は、契約時に保険料をまとめて払う「一時払い終身保険」です。

対象となる通貨はアメリカドルとオーストラリアドルの2種類。外貨建て保険には円高が進むと、払い戻し金が円換算時に少なくなるリスクがあります。住友生命保険では、加入から5~10年は円ベースで元本を保証する商品も用意しました。為替レート変動によるリスクを抑えて、顧客の取り込みを目指します。

その他にも、明治安田生命保険が2017年夏から参入を発表するなど、大手生命保険会社が次々に外貨建て保険商品の取り扱いを開始。今後、生命保険の選択肢は大きく広がっていくのではないでしょうか。

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