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木造の高層ビルが誕生!?ゼネコンが建築木材の開発に力を入れるワケ


木造の高層ビルが誕生!?
ゼネコンが建築木材の開発に力を入れるワケ

14階建ての木造ビルが建築可能に

近いうちに木造の高層ビルが誕生するかもしれません。

建築基準法で木材は耐火性能に応じて、使用できる建物の高さに制限があります。例えば、14階建てまでは2時間耐火が認められたもの、4階建てまでは1時間耐火が認められたものが使用可能です。

2013年、建築木材の開発を行なうシェルターが開発した耐火木材「クールウッド」が、国内で初めて2時間耐火木材に認定。さらに2016年、大手ゼネコンの大林組がシェルターと共同で2時間耐火木材をローコストで製造できる技術を開発しました。木材に延焼を防ぐ石膏ボードを巻いて耐火性を高め、2時間耐火を実現しています。

また他にも、鹿島建設や竹中工務店も耐火木材の開発に力を入れています。

政府が建築物の木材活用を推進

大手ゼネコンが高層ビルにも使用可能な耐火木材の開発を進む背景には、政府が木材の使用を推進しているということがあります。2010年、政府は建築物の木材活用を推進する法律「公共建築物木材利用促進法」を施行。政府が率先して公共施設に木材を採用し、2014年度の公共施設の木造率は2010年度比2.1%増の10.4%となっています。ゼネコンは木材で建築できる建物の範囲を広げて、受注拡大を目指します。

リラックス効果や除湿作用など、評価の高まる木造建築物。鉄筋コンクリートのビルが立ち並ぶ都心の風景も、近い将来変わっているかもしれませんね。

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