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紙需要を支えるのはトイレットペーパー!?大王製紙が日清紡を買収したワケ


紙需要を支えるのはトイレットペーパー!?
大王製紙が日清紡を買収したワケ

大王製紙が日清紡を買収!
狙いは「家庭紙」の強化

2017年2月、大王製紙が日清紡ホールディングスの製紙事業買収を発表しました。大王製紙の家庭紙(ティッシュやトイレットペーパーなどの家庭で使われる紙)国内シェア(売上ベース)はトップの23%。家庭紙を中心に製紙事業を行なってきた4位の日清紡(同8%)の買収で、2位の日本製紙(同12%)を引き離します。
▼参考URL:http://digital.asahi.com/articles/ASK2B4VHZK2BULFA013.html

大王製紙が日清紡の買収を行なった背景に、家庭紙は紙市場の中で成長が期待できる数少ない分野だということがあります。電子媒体の普及による雑誌や新聞の発行部数の落ち込み、書類のペーパーレス化で、近年紙市場は縮小傾向。日本製紙連合会によると、紙全体の国内需要は2006年をピークに11年連続で減少しています。

一方で家庭紙は、訪日外国人の増加で宿泊施設や飲食店でティッシュやトイレットペーパーの需要が拡大。2017年の需要量は過去最高を記録する見込みです。

家庭紙では特に、肌触りや吸水性を良くした高機能商品の需要が伸びています。日清紡は「コットンフィール」や「シャワートイレのためにつくった吸収力が2倍のトイレットペーパー」などの高機能ヒット商品を所有。大王製紙はこうしたブランドを活用して家庭紙でのさらなるシェア拡大を目指しています。

成長を続ける家庭紙のシェア拡大を目指す製紙会社。今後も魅力的な商品が誕生しそうです。

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