百貨店業界の動向

ホーム
百貨店業界


店舗とネットの融合で顧客を創出

2014年は消費税増税の影響で落ち込み、6兆2124億円(日本百貨店協会調べ)となったが、全国展開する主要百貨店は、東京や大阪の店舗を中心に売上を伸ばし、増収増益に転じつつある。これは、資産を増やした富裕層とインバウンド客による旺盛な高額消費のおかげだ。

近年、個人消費の減少に加え、若者を中心とする百貨店離れ、郊外型のショッピングモール・アウトレットの台頭などで、百貨店業界は苦境が続いた。そこで、主要百貨店は続々と大規模な経営統合を行い、同時に主要店舗のリニューアルを大胆に敢行している。

消費の回復は都市部と地方で差が大きく、人口減少が続き、インバウンド効果も期待できない地方の百貨店は、依然として厳しい状況となっている。ショッピングセンターや量販店に加え、ネット通販との競争も激しい。

そこで、実店舗だけでなく自社のネット通販でも同じ商品を扱うことで(いわゆるオムニチャンネル販売)販売機会を逃さない取り組みも始まっている。

新勢力の小売業の台頭に押され気味な百貨店業界だが、物産展や美術展などの催事を行ったり、オリジナル商品を企画したり、高額品を扱う豪勢な店舗づくりができるなど、他の小売業とは一線を画す業態は健在だ。

地域によっては、町の文化の中心として、特別な存在感を放っている店もある。他百貨店との差別化戦略や、インバウンド客を引きつける販売企画などでは、ダイナミックな仕事ができるはずだ。

売り場での接客、商品の販売、発注、在庫管理などを行う販売職や、商品の選定、仕入れ、新規ルートの開拓などを行うバイヤー職などが代表的。イベントや物産展などの企画を行う販売促進や、多額の購入をする個人宅や法人企業に出かけて販売する外商営業・法人営業の仕事もある。

この記事の続きは、会員登録すると
読むことができます。
この記事が気に入ったらいいね!をしよう
スマート業界地図からの最新情報をお届け!
百貨店業界に興味のある方は
こちらの情報もおすすめ!
業界一覧