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 変わる百貨店業界!モノを売る事業から「体験を売る」事業へ


変わる百貨店業界!
モノを売る事業から「体験を売る」事業へ

売上低下が進む百貨店業界!

2016年、百貨店業界全体の売上が、1980年以来36年ぶりに6兆円を下回りました(参考:日本百貨店協会発表資料)。中国人の爆買いが一段落するなどインバウンド消費も一時の勢いを失い、これから百貨店事業は先細りしていくことが予想されています。そのため百貨店業界では、百貨店事業以外での売上拡大を目指し始めました。

百貨店業界が特に注力しているのは、消費者が有意義な体験に対価を払う「コト消費」事業です。百貨店はこれまで衣料品などの「モノ」を中心に売ってきましたが、旅行などの体験「コト」の販売に力を入れていきます。
▼参考記事:「製品の機能より体験!モノが売れない時代の日本企業の取り組み」 https://en-hyouban.com/smartmap/7/report/70/

三越伊勢丹は旅行事業を拡大!

百貨店業界トップの三越伊勢丹では、2015年頃から他業種企業の買収や提携を実施し、新規事業への進出を盛んに行なっています。特に力を入れているのが、コト消費の代表格である旅行事業です。

三越伊勢丹は2015年1月、旅行会社「三越伊勢丹旅行」を設立しました。さらに2017年2月には、シルバー向け旅行サービスを提供するニッコウトラベルの買収を発表。ニッコウトラベルはお金に余裕のある熟年世代向けの旅行企画に強く、顧客の95%は60歳以上となっています。65歳以上の人の最終消費支出から算出した「シルバーマーケット」は約50兆円とも言われる市場です。高齢化で市場はさらなる拡大が予想され、三越伊勢丹は、百貨店の主力顧客でもあるシニア世代向けの旅行サービスで売上拡大を目指します。
▼参考:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10HF6_Q7A210C1000000/

他にも三越伊勢丹では、2016年12月に国内外でエステティックサロンなどを展開するソシエ・ワールドを買収。トータル・ビューティ事業などのコトサービス強化も実施しています。

生き残りをかけ、体験を重視した事業に取り組み始めた百貨店業界。将来、百貨店のイメージは変わっているかもしれませんね。

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