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服が衣料機器に!? 新たな衣料「スマートウェア」ってなんだ?


服が衣料機器に!?
新たな衣料「スマートウェア」ってなんだ?

着るだけで消費カロリーを計測する服

近年、注目を集めている「スマートウェア」。電気を通す繊維などを使用し、心拍数、消費カロリーなどの生体情報が取得可能な衣料です。繊維メーカーがIT企業などと連携して開発を進めており、情報を高精度で取得可能なうえ、従来の衣料と同じ感覚で気軽に着られるという特徴があります。

調査会社データリソース社は、スマートウェア市場規模は2015年の100億円から2021年には約4000億円にまで拡大すると予想。繊維メーカーは保温や通気性などの機能で他社製品との違いを打ち出すのが難しくなっており、スマートウェアの開発に力を入れています。

姿勢を確認できる肌着

大手肌着メーカーのグンゼがNECと連携して開発したのは、着るだけで姿勢、消費カロリー、心拍数などの生体情報を計測できる肌着です。計測された生体情報はNECのシステム上に蓄積され、スマホから見ることが可能。グンゼはこの肌着を使って、姿勢やゆがみ、癖などの身体の状態をデータ化し、姿勢改善や肩こり予防に役立つアドバイスなど、美容・健康サービスを提供していくとしています。

心電図の計測ができる肌着が医療機器に

東レはNTTと連携し、心電図を24時間計測できる繊維を開発。この繊維は従来の心電図測定と同程度の精度があると判断され、国から医療機器として認定を受けました。東レは繊維を使った専用肌着を2017年から病院向けに発売を開始します。

この肌着の活用が特に期待されているのは、不整脈の検査です。不整脈の検査は機械とケーブルでつないだ電極を身体に長時間取り付ける必要があり、患者に大きな負担がありました。この肌着は着るだけで検査ができるため、患者への負担を大きく軽減できると期待されています。

近い将来、このような機能が洋服選びの基準になってくるかもしれませんね。

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