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 電話の「ユニバーサルサービス」が見直し!?固定電話がなくなる地域も


電話の「ユニバーサルサービス」が見直し!?
固定電話がなくなる地域も

ユニバーサルサービス料金は
「電話がどこでも使える」ための維持費

電話料金として月々請求されている「ユニバーサルサービス料」。料金明細で見て疑問に思った方もいるのではないでしょうか?

ユニバーサルサービス料は、公共性の高い電話サービスを「誰でもどこでも、均一なサービス」(ユニバーサルサービス)として受けられるためにユーザーが負担している料金。ユニバーサルサービスの提供はNTT東日本・西日本が担当しています。

NTT東西が提供しているユニバーサルサービスの1つが、全国各地の電話線の新設や維持です。どこでも固定電話が使えるようにするため、山奥や離島のような地域でも実施されています。これには多額の費用がかかる一方、料金は全国均一設定のため、NTT東西には大きな負担がかかります。NTT東西合わせたへき地工事・保守などの損失は、2015年度に816億円となりました。
▼参考:http://jp.reuters.com/article/ntt-idJPKBN15P0SP

元々ユニバーサルサービス提供にかかる料金は、NTT東西とそのユーザーのみで負担していました。しかし携帯電話やIP電話の普及、価格競争による通話料金の大幅な低下でNTT東西だけで負担することが困難に。そのため2007年1月から、ユニバーサルサービスを電話会社全体として支えていくことになったのです。

ユニバーサルサービスの見直しで固定電話がなくなる地域も!?

現在、携帯電話の普及が広がったことで「ユニバーサルサービス」の基準の見直しが検討されています。総務省の発表によると、2013年11月末時点で携帯電話のエリア外人口は3.9万人。固定電話が使用できなくても、多くの地域では携帯電話で通話できるという状況になりました。

固定電話はすでに日常生活で絶対に必要な通信手段(ユニバーサルサービス)ではないという意見もあり、基準の見直しがあればコストのかかるへき地などでは固定電話回線の提供がなくなる可能性もあります。

長年私たちの生活を支えてきた固定電話が、ユニバーサルサービスの座を携帯電話に譲り渡す日も来るかもしれません。

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