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大手キャリアに対抗。ゲオ、TSUTAYA…8社が「中古スマホ」業界団体設立


大手キャリアに対抗。
ゲオ、TSUTAYA…8社が「中古スマホ」業界団体設立

中古スマホの業界団体が設立

2017年3月、中古スマホの販売や買い取りを行なう事業者が集まり、業界団体「リユースモバイル・ジャパン(RMJ)」を設立しました。RMJの会員企業は、携帯市場、ゲオ、TSUTAYA、ブックオフコーポレーション、エコケー、日本テレホン、ネオリア、パシフィックネットの8社です。

RMJは、毎月の中古iPhoneやAndroidの平均買い取り価格の公表や、個人情報保護体制の整備などを行ない、消費者の不安を拭うことで中古スマホ市場の活性化を目指します。

RMJはキャリアの高額な下取りに対抗

RMJ設立には、大手キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)に流れる中古スマホを食い止めたい狙いもあります。

現在大手キャリアは、中古スマホ事業者の買い取り価格より高い金額で下取りを行なっています。RMJによると、RMJ所属企業の「iPhone 6」の買い取り価格は約1万2000円。一方、大手キャリアの下取り価格は約2万円~2万6000円と、1万円ほどの開きがあります。

なぜ大手キャリアの下取り価格と中古スマホ事業者の買い取り価格の間に大きな開きがあるのでしょうか?それは、中古スマホ事業者が販売のみで利益を出さなければならないのに対し、大手キャリアは販売以外で利益を確保できるからです。大手キャリアは下取りを条件に新しいスマホの販売や回線契約を行ないます。そこで得られる利益を、大手キャリアは下取り価格に上乗せすることが可能です。

日本国内の中古スマホ流通量が諸外国に比べて少なくなっている理由の1つが、この大手キャリアの下取りだという指摘もあります。下取りされた中古スマホは主に海外に販売されていると言われているからです。RMJは今後、大手キャリアの下取りの適正価格について意見交換の場を設けていくとしています。
▼参考:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ14HLA_U7A310C1000000/

格安SIMの普及によって、需要が高まっている中古スマホ。RMJの中古スマホ市場活性化の取り組みで、スマホ選択の幅が広がっていくといいですね。

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