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山手線新型車両は不具合をデータで検知!  車両の定期検査は不要に!?


山手線新型車両は不具合をデータで検知!
車両の定期検査は不要に!?

鉄道車両の定期検査が不要に!?

鉄道車両の不具合をIoT(Internet of Things)を活用して、検知しようという取り組みが活発になっています。

IoTはスマホなどの情報通信機器以外のものでもインターネットにつながり、情報を共有することです。これまで鉄道車両はそれぞれの設備を定期的に検査して不具合を発見してきました。IoTの活用は、より早く不具合を発見でき、定期検査のコスト削減に貢献できると期待されています。

山手線新型車両で導入された不具合検知システム

JR東日本では、山手線新型車両にIoTを活用した不具合検知システムを導入しました。導入したシステムはドアや空調機の圧縮機、モーターなど、電子機器のデータを収集して不具合を検知できるというものです。

これらの電子機器にはセンサーが設置されています。センサーは走行中に電流の値を計測して、車両に搭載されたサーバーに送信。サーバーに蓄積されたデータは車両が車庫に戻ってきたときに取り出され、不具合の予兆を解析します。

毎日収集されるデータを生かし、不具合を検知する解析システムは向上させることが可能です。将来的には導入車両を拡大し、リアルタイムで不具合を検知するシステムを構築していくとしています。

鉄道メーカーもIoT活用の検知システムを開発

鉄道車両メーカーでもIoTを活用した車両の開発は進んでいます。

川崎重工では車体と車輪をつなぐ台車の部品の状態を、リアルタイムでチェックできるシステムを開発しています。このシステムでは揺れを検知する装置や温度センサーを取り付け、不具合の予兆がないかを監視。データは車両外にも送信されるので、遠隔からでも不具合の確認が可能となります。

このシステムを使えば、走行時間や距離を目安に交換していた部品も、状態を詳細に把握できることで長く使うことが可能となる見込みです。現在、JR四国と連携してデータ収集を進めており、2019年までの実用化を目指しています。

IoTの活用は、不具合による事故のない、安全な鉄道運行に貢献していきそうですね

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