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新たな技術・アイデアでより安心・便利な駅へ!鉄道会社とスタートアップ企業との連携が進む


新たな技術・アイデアでより安心・便利な駅へ!
鉄道会社とスタートアップ企業との連携が進む

進む大企業とスタートアップ企業の連携

近年、スタートアップ企業と大企業の連携が盛んに行われています。

スタートアップ企業とは、独自の技術やアイデアで新たなビジネスモデルを創出し、急成長している企業。連携により大企業はスタートアップ企業の技術やアイデアで新規事業の創出を行ない、スタートアップ企業は大企業の持つ豊富な経営資源を活用できるというメリットがあります。

インフラを担う大企業「鉄道会社」でも、スタートアップとの連携が盛んに。鉄道会社の連携の目的は、新規事業創出に加え、沿線居住者の利便性を高めることがあります。

スタートアップの技術で視覚障害者の事故防止を!
東京メトロのスタートアップ企業との取り組み

2016年、東京メトロでは自身の経営資源を生かしたビジネスアイデアをスタートアップ企業から募集する、「Tokyo Metro ACCELERATOR 2016」というビジネスコンテストを実施しました。

東京メトロの経営資源としては下記のようなものがあります。
・1日延べ707万人存在する利用者へのアプローチ
・東京圏における195.1kmの鉄道ネットワーク
・都心部を中心とした地域の玄関口である179の駅
・337編成(2728両)の車両
・駅構内店舗、商業ビルなどの関連事業施設
・駅構内広告、デジタルサイネージ、公式サイト、「東京メトロアプリ」、フリーペーパーなどの各種媒体
・鉄道運行などに関して東京メトロが保有する様々なデータ
▼参考:https://trafficnews.jp/post/59298/2/

コンテストには計138件のエントリーがあり、最終的に3社のアイデアが採用されました。採用された企業は、ITを活用したサービスを開発している『プログレス・テクノロジー』、IoT機器などを開発している『ログバー』、在日外国人による料理教室を紹介するサイト「tadaku」を運営する『タダク』です。

『プログレス・テクノロジー』のアイデアは、ビーコン(発信機)を使った視覚障害者用のナビゲーションシステム。2009年度から6年間で428件も発生している視覚障害者の事故を、システムにより防止することを目的としています。

『ログバー』は、インターネットを介さない音声翻訳デバイス『ili(イリー)』を提案しました。ili は発した言葉をリアルタイムで「日本語⇒英語」、「英語⇒日本語」に翻訳することが可能。2020年には4000万人と予想される訪日外国人との円滑なコミュニケーションを支えることが目的です。

『タダク』は、同社のサービス「tadaku」に登録した外国人たちの家を訪ねる“世界一周”スタンプラリーを提案。外国人とコミュニケーションを取れる機会を増やすことで、外国人観光客に対しても臆せず親切にできる環境をつくっていくことを目的としています。

他に東急電鉄などもスタートアップ企業との連携を実施。私たちの身近な駅や電車が、スタートアップ企業の技術やアイデアでより便利に生まれ変わっていきそうです。

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