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ジャガイモの品質チェックに「AI」活用、食品メーカーのイノベーション!


ジャガイモの品質チェックに「AI」活用、食品メーカーのイノベーション!

食品メーカーの工場内に、入ったことや見たことはありますか?

お菓子や飲料、そして加工食品などの工場に、社会科見学で行った記憶がある人も多いでしょう。工場内では、巨大な製造用の機械が音を立てて動き、ベルトコンベアーの上を少しずつ食材が加工され、流れていく。そんな工場に、今、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を取り込もうとしている食品メーカーがあります。

キユーピーがAIで検品改革

その食品メーカーは、キューピー株式会社(以下、キューピー)。マヨネーズで有名な企業ですが、実は離乳食など加工食品も製造・販売しています。

2017年から、キユーピーは離乳食に使われるダイスポテト(ジャガイモの皮をむいて1センチ角の大きさに切ったもの)の品質の選別にAIを取り込む試みを実施。

何よりも安全が重視される離乳食に使われるジャガイモに、小さな黒い斑点がついたような品質不良がないか、形が整っていないカット不良がないか。これまでは人間の目で見て、取り除いていた「不良品」を、AIで代替する試みです。

具体的には、米グーグルによる深層学習の基盤ソフト「TensorFlow」を用いて、画像認識で「良品」をAIが学習。AIが選別した「不良品」を、機械が取り除くというもの。

AI選別が成功事例となれば、ジャガイモそのものの選別・改良、生産地別の品質判別、土壌判別等など畑のイノベーションに繋がるかもしれません。

日清はIoTで、50%以上の省人化

そして、もう1社。日清食品グループ(以下、日清食品)はさまざまな機器がインターネットにつながるIoT技術を使った工場の建設を進めています。

具体的には、工場内のさまざまな機器にセンサを設置。そこからデータを吸い上げることで、在庫状況や生産の進捗状況、生産ラインのトラブルなどをリアルタイムで可視化します。加えて、ロボットの導入により製造過程を自動化。結果、従来と比べて50%以上省人化でき、大幅なコスト削減につながると見込まれています。

AIやIoTの活用によって、食品の製造だけではなく素材そのものも改良していく食品メーカーの動きに注目です。

<参考>
「何より安全」の離乳食 キユーピーがAIで検品改革
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31330580U8A600C1000000/

日清食品、575億円投じてIoT活用の新工場建設
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/07/news127.html



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