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 慌てんぼうのマグロがおとなしく! ゲノム編集が食卓を変える!?


慌てんぼうのマグロがおとなしく! ゲノム編集が食卓を変える!?

「おとなしいマグロ」が養殖の未来を変える!?

今、養殖産業では“ゲノム編集“という遺伝子組み換えの研究が進んでいます。たとえば、絶滅危惧種にも指定されるマグロがもっと身近な存在に。「おとなしいマグロ」の開発が進んでいます。

マグロの養殖で大きな問題となっているのが、臆病すぎる性格。雷や車のライトに驚き、大慌てで逃げようとしたマグロが壁にぶつかって死んでしまう。

1匹でおよそ20万ほどの値がつくマグロが死んでしまうことは、養殖業者にとって大きな損失となっていました。

これを解決するのが、ゲノム編集。遺伝子を書き換えられたマグロは、何があっても動じることなく、ゆったり泳ぐ。衝突死を減らせるのではないかと期待が集まっています。これが実用化され、一般的にも広まれば、より安くておいしいマグロが私たちの食卓にも並ぶかもしれません。

また、「養殖におけるゲノム編集」の活用が期待されているのは「サバ」や「タイ」など。生まれたばかりの卵にゲノム編集のたんぱく質を注入することで、遺伝子をピンポイントで書き換えていく。そうすることで「成長の早いサバ」、「身が多く筋肉質なタイ」などが養殖できるといいます。

ゲノム編集の安全性は?未知のリスクに不安の声も

一方で、ゲノム編集を加えた魚の安全性を不安視する声もあります。とくに問題死されているのは、遺伝子を新たに加えることによる未知のリスクの発生です。

同時に、ゲノム編集は「もともともっている遺伝子の一部を停止させること」、リスクは低いと考える研究者も。

倫理的な問題もあるなかで「養殖におけるゲノム編集」がこれからどのように活用されていくのか。ぜひ注目してみましょう。

<参考>
「衝突死しない」養殖マグロ 食卓を救うゲノム編集
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO98116560X00C16A3000000/


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