トイレタリー業界の動向

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トイレタリー業界


販売チャネルを広げ世界進出を視野に

石けん、シャンプー、洗剤、おむつ・生理用品、歯ブラシ、歯磨き粉などの日用品を扱うのがトイレタリー業界である。

トイレタリー製品の国内出荷額は、年間5000億円前後。国内メーカーの花王ユニ・チャームライオン及び、外資系のプロクター・アンド・ギャンブル (P&G)の4社で、国内シェアの半分ほどを占める。

競争は激しく、各社があらゆる分野でしのぎを削っている。

トイレタリー業界の企業はマーケティング力が強く、新たな市場を創造することが得意な企業も多い。高齢化が進む現在では、介護用など、大人向けおむつが好調を維持。

ほかにも「節水できる」「香りがいい」といった付加価値機能がついた製品を投入するなど、各社が市場を活性化させている。

花王が脂肪を消費しやすくする効果が認められた特定保健用食品(トクホ)『ヘルシア』を開発するなど、異業種への進出も目立ってきた

国内人口の減少や不景気の一方、インバウンド需要の増加、円安による輸出の好調で、業界は概ね増益傾向を保っている。とはいえ、少子化が進む国内市場では、今後大きな伸びが期待できないことが予想される。

そのため、各社は新興国市場を中心に、現地生産による現地市場に合った製品を製造するなどして、海外市場で販路を広げている。

海外市場ではネット販売の割合が伸びており、その対応が、各社の業績を大きく左右しそうだ。

生活の中で使われる日用品を扱うトイレタリー業界は、人気商品の動きが激しく、商品企画でもマーケティングでもダイナミックな仕事ができる。

海外進出も活発なので、海外で働きたい人にとっては、ますます魅力のある業界になっているといえよう。

製品の企画やマーケティングなどが花形の仕事。新製品開発のほか、生産現場での工場管理、品質管理などの技術系の仕事も多い。スーパーなど小売への営業も重要な仕事だ。このほか、メディア活用戦略や広告計画などの仕事もある。

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