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楽天・アマゾンが、電子雑誌読み放題サービスに参入!電子化の進む出版業界


楽天・アマゾンが、電子雑誌読み放題サービスに参入!
電子化の進む出版業界

楽天・アマゾンで電子雑誌の読み放題サービスが開始

2016年8月、楽天とアマゾンが電子書籍や雑誌の読み放題サービスを開始しました。読み放題サービスは2014年6月にドコモが「dマガジン」をスタート。電子雑誌約160誌が読み放題で、300万人の利用者を獲得しています。

楽天とアマゾンはこれまで電子書籍・雑誌ごとの販売をしてきましたが、他のストアとの違いを打ち出すことが難しいという課題がありました。読み放題サービスは組み込む書籍・雑誌や料金などで差別化しやすいため、楽天とアマゾンは違いをアピールして会員の囲い込みをしたい考えです。

例えば、楽天の読み放題サービス「楽天マガジン」では、電子雑誌専門の読み放題で月額料金は税込み410円。一方、アマゾンの読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は電子書籍と雑誌が読み放題で月額税込み980円となっています。それぞれ雑誌の品揃えにも違いがあり、利用者獲得には人気のある雑誌をどれだけ多く取り込めるかが重要となってきそうです。

雑誌市場はピーク時の約半分に縮小

雑誌の読み放題サービスには、集英社や小学館などの大手出版社も雑誌を提供。女性ファッション誌のnon-noやCanCanなど多くの人気雑誌が並んでいます。

出版社が大きな収益元である雑誌を、利益の薄い読み放題サービスに提供するのはなぜなのでしょうか。その一因として、出版業界で深刻な問題となっている紙の雑誌の低迷があります。

出版科学研究所によると、2015年度の紙の雑誌市場は7801億円。1997年のピーク時は1兆5630億円のため、この18年の間でおよそ市場が半分に縮小しています。

一方、電子雑誌の市場規模は2015年度、前年比66.9%増の242億円。紙の雑誌の落ち込みをカバーするまでには至っていませんが、市場は急速に拡大しています。

出版物の電子化が避けられなくなってきた出版業界。電子出版をうまく取り入れていくことが、出版業界復興の鍵となりそうです。

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