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 「小学8年生」が発売開始!休刊の続く学習誌の新たな取り組み


「小学8年生」が発売開始!
休刊の続く学習誌の新たな取り組み

休刊の続く子供向け学習誌

インターネット普及の影響もあり、本が売れなくなったと言われている現代。子供向け学習誌においても、廃刊や休刊が続いています。

91年続いていた小学館の学習誌「小学二年生」では、2016年12月発売号を持って休刊となりました。学年ごとに発行されていた「小学○年生」シリーズは、1973年には6誌合計で約500万部発行されていましたが、近年部数が減少。休刊が続き、「小学一年生」のみとなりました。

学習誌の休刊や廃刊が続く背景にあるのは、少子化と、子供の興味の多様化による部数の減少です。出版科学研究所によると、2015年の子供向け月刊学習誌の発行部数は696万部。2006年の1983万部から10年ほどで半分以下になりました。学習誌を発行する出版社は、ターゲットや内容を変更するなど、生き残りにしのぎを削っています。

小学館は全学年対象の学習誌「小学8年生」を発売開始

小学◯年生の休刊が続いている小学館では、2017年2月から「小学8年生」を発行開始。「8」はデジタル数字で全ての数字を表せるため、小学8年生の対象は全学年であることを意味しています。小学8年生は、ニュース解説などこれまでより学習的な内容を充実させ、ボリュームアップ。より子供の知的欲求を満たすことを目指した紙面づくりを行い、2017年2月に発売した創刊号では、ネット書店を中心に売り切れが相次ぐなど、好調な売上を記録しました。

比較的遊びの幅が狭い未就学児に向けた学習誌を強化する出版社もあります。

学研プラスでは、ディズニーを扱う女児向け雑誌を3冊発行。同じジャンルの学習誌でも細かく分類することで、より好きなコンテンツをピンポイントに提供することができています。その結果、毎回アンケートが5000通を超えるなどの大きな反応が得られ、具体的なニーズを元に紙面づくりをすることが可能となっています。

少子化や興味の多様化が進む現在。出版社は子供のニーズを汲み取り、魅力的な雑誌づくりを行うことで学習誌の復権を目指します。

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