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 ユーザーが電子書店の店長に!?多様化する“本の売り方”


ユーザーが電子書店の店長に!?
多様化する“本の売り方”

電子書籍の販売方法が多様化

ITメディア事業を展開するインプレスによると、2015年度の電子出版市場は前年比25.1%増の1826億円。紙の出版物の市場が年々縮小を続けるなか、電子書籍は市場の拡大が続いています。

電子書籍の強みの1つは、紙の出版物と違い、実物がなくデータで販売されるということです。その強みを生かし、電子書籍では様々な販売方法が誕生しています。

ユーザーが電子書籍を販売する「じぶん書店」

講談社が2017年4月から開始するのは、ユーザーが電子書店の店長として電子書籍の販売ができる「じぶん書店」というサービスです。ユーザーは自分の書店で販売した売上の10%を、電子書籍の購入などに使えるコインとして得ることができます。

じぶん書店の開設に必要なのは、専用サイトへの会員登録だけ。あとは、講談社の扱う電子書籍約3万2千点の中から販売したい書籍の書評を書けば、販売が可能となります。

書店の商品をTwitterやFacebookなどのSNSで簡単にシェアできる機能が提供されるため、ユーザーは主にSNSを通じて販売促進を行なっていくことが想定されています。サービス開始時には、講談社の編集者や作家による書店開設も予定。将来的には、講談社以外の書籍や、動画・音楽などのデジタルコンテンツも取り扱い予定です。

“書籍の読みたい部分だけ”販売する「犬耳書店」

パピレスが運営する電子書籍サービス「犬耳(いぬみみ)書店」では、書籍の部分ごとの販売を行なっています。例えば犬耳書店では、旅行ガイドの中の「北海道」の記事だけ、というような買い方が可能です。

取り扱う電子書籍は、学研、双葉社、東洋経済新報社など出版社の書籍約8万点。書籍はWEBサイトの記事のような形で配信されるため、閲覧に専用端末やソフトのダウンロードなどは不要です。関心のあるキーワードで検索すれば、書籍の内容から関連するコンテンツを探すことが可能となっています。

犬耳書店の他に、雑誌を記事単位で販売するサービスも登場し、電子書籍の切り売り販売は今後増加していくと予想されています。

市場の拡大が続く電子書籍。今後も様々な販売方法が生まれていくのではないでしょうか。

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