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出版社と書店をつなぐ取次会社。電子出版で担う役割とは


出版社と書店をつなぐ取次会社。
電子出版で担う役割とは

「取次会社」は電子出版でも大きな役割が

近年普及の進む電子出版。インプレス総合研究所によると、2015年度の電子書籍の市場規模は前年比34%増の1890億円。2019年度には3400億円に達すると推定されています。

一方、2015年の紙の出版市場は前年比5%減の1兆5220億円。出版市場で電子書籍の占める割合は高くなってきています。

これまで出版社は日販やトーハンなどの取次会社を通して書店と取り引きしていました。取次会社の役割は以下のようなものです。

1.出版社から本を仕入れ、書店へ配本・配送
2.書店で販売された本の代金の回収と、出版社への支払い
3.出版社と書店双方の情報共有の仲立ち

書店には膨大な出版社の本があり、書店はそれぞれの出版社と直接やり取りするのはかなり大変です。出版社としても自社で全国各地にある書店に書籍を送付するのは非常に手間がかかるため、やり取りを代行してくれる取次会社は大きな役割を担ってきました。

普及の進む電子書籍においても、取次会社は形を変えて大きな役割を担っています。

電子出版取次会社は、データのやり取りを仲介

電子出版で出版社と電子書店との間で行なわれるのは、書籍データのやり取りです。このデータのフォーマットや納品方法は電子書店ごとに異なる場合があり、出版社が個別に対応することは大きな手間がかかります。電子出版取次会社は、出版社から書籍データを仕入れ、適切なデータにして電子書店に納品。出版社は作業負担が減るため、多くの電子書店での販売が可能となります。

出版の形が変わっても求められる取次会社。今後、電子出版の市場拡大とともに、電子出版取次会社の担う役割も大きくなっていきそうです。

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