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ペーパーレスが進んでも、ダンボール生産は増加中! 東南アジアに活路を開く製紙会社


ペーパーレスが進んでも、ダンボール生産は増加中!
東南アジアに活路を開く製紙会社

印刷用紙の需要が伸び悩む中、製紙会社が注力するのはダンボール市場

環境問題、パソコン・インターネットの普及などを背景に、ペーパーレス社会が進行しています。紙の需要は世界的に伸び悩み、印刷用紙を製造・販売する製紙メーカー各社は、次の一手を打ち始めています。

その一つが、東南アジアにおけるダンボール市場への注力。著しい経済発展を見せる東南アジアにおいて、梱包に使われていた木箱がダンボールへと切り替えられ、新たなダンボール市場が生まれています。需要の成長率は、インドネシアで年間22.1%、タイで19.6%。日本国内は1.5%であり、勢いの差は歴然。製紙メーカー各社の熱い戦いが、海外で始まっています。

王子ホールディングス、レンゴー。日の丸製紙メーカーの動き

王子ホールディングスは、2010年にマレーシアのダンボール箱加工大手GSPP社を買収。生産能力を向上させています。さらに2021年には、マレーシアでダンボール原紙の新工場を稼働させる予定です。投資額は200億円ほどと言われ、原紙の生産能力を現在の2倍、年間50万トン以上に高めて、東南アジアのダンボール需要に対応する予定です。

また、ダンボール製造大手のレンゴーは、タイ最大手のSCG社と合弁会社を設立。ベトナムの原紙工場に投資して、生産能力を倍増。中国最大手の玖龍紙業社なども供給力競争に参入し、白地のダンボール市場の取り合いが加速しています。東南アジアのダンボール市場の勝者はどこになるのか。注目しましょう。

(参照)
東南アで段ボール市場争奪 王子HD、マレーシアに新工場 - 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX17H08_X10C17A4FFE000/

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