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集英社にハースト婦人画報など、大手出版社が海外進出!台湾の電子雑誌読み放題サービスに参入


集英社にハースト婦人画報など、大手出版社が海外進出!
台湾の電子雑誌読み放題サービスに参入

不況が続く出版業界

「本が売れない」ーー近年、出版業界では深刻な不況が続いています。出版化学研究所のデータによると、2015年の出版物推定販売金額は1兆5220億円と、ピーク時から1兆円以上のマイナス。出版業界は新たな収益確保の道を模索しています。

そんななか、有望視されているのが電子書籍です。電子書籍の市場は年々拡大を続け、インプレスの調査によると2015年度は1584億円。紙での販売を重視してきた出版業界ですが、電子書籍の強化に力を入れ始めています。

海外での読み放題サービスに参入

その1つが電子雑誌の読み放題サービスです。現在、国内の電子雑誌の読み放題サービスはドコモの「dマガジン」、楽天の「楽天マガジン」、アマゾンの「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」などがあります。電子雑誌読み放題サービスには、集英社や小学館などの大手出版社も雑誌を提供。dマガジンでは開始から2年足らずで利用者300万人を突破するなど、利用者数は急速に増加しています。

国外の読み放題サービスにも出版社は雑誌の提供を進めています。2017年5月から集英社、ハースト婦人画報などの出版社24社が提供を始めたのが、台湾を中心に展開する電子雑誌読み放題サービス「Kono電子雑誌」です。

台湾では日本のファッションや食文化に関心のある消費者が多いと言われています。日本の出版社が雑誌を提供するのは、Kono電子雑誌内に新設された日本の出版社専用コーナー。複数の出版社がまとまって提供することで、日本のファッションや食文化に関心のある台湾の消費者を取り込んでいきたい考えです。

インターネットを通じて世界中どこでも提供できる電子書籍。将来、日本の書籍は今よりさらに海外の人に親しまれているかもしれませんね。

<参考>
ハースト婦人画報社プレスリリース
http://www.hearst.co.jp/whatsnew/Corp-170613-Publishers-Begin-Distribution-of-eMagazine-in-Chinese-speaking-Areas
出版物の推定販売金額の推移 – 日本出版学会(PDF)
http://www.shuppan.jp/attachments/article/800/2016%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%8A%B6%E6%B3%811-4.pdf
インプレスHP 2015年度ニュースリリース
https://www.impress.co.jp/newsrelease/2016/07/20160727-01.html


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