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事業領域を広げている印刷業界

事業領域を広げている印刷業界

印刷業界は、紙媒体の衰退の波をもろにかぶる形で縮小傾向にある。ネットメディアの急進で出版印刷が低迷したほか、企業の宣伝広告費の削減などから商業印刷の受注量も減少。1991年に8.9兆円だった市場は、2013年には5.5兆円にまで縮み、中小の印刷会社の数も減少している。

しかしその一方で、大手印刷会社はすでに次世代を見据えた事業領域の拡大を進め、安定的に売り上げを作りつつある。
現在の印刷業界は、大日本印刷と凸版印刷の2社が売り上げの大きなシェアを持っている。企業規模も含めて他の追随をゆるさず、現実的には寡占状態にあるといえる。

大日本印刷と凸版印刷は、それぞれ丸善、紀伊国屋書店という書店大手と業務提携し、出版領域へと進出。また、電子書籍ストアの運営や専用端末の開発販売など電子書籍事業も強化し、スマートフォンでのコンテンツ発信なども行っている。また、プラスチックフィルムパッケージや液晶カラーフィルターなど、印刷技術を基にしたさまざまな領域にも積極的に進出してきた結果、成長を成し遂げている。

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