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銀行から印鑑がなくなる!?メガバンクの取り組む「印鑑レス」への取り組み


銀行から印鑑がなくなる!?
メガバンクの取り組む「印鑑レス」への取り組み

印鑑分化の撤廃に乗り出し始めた大手銀行

銀行窓口での各種手続きに必要な「印鑑」。印鑑による本人確認は、現在の銀行が誕生した明治時代から存在してきたと言われるほど長年続いてきた制度です。しかし近年、手続きに印鑑をなくそうという動きが、大手銀行を中心に広がっています。

背景として、支店や窓口を持っていない「ネット専業銀行」を中心に進む、口座開設時の印鑑登録不要の動きがあります。ネット専業銀行に顧客を奪われないために、大手銀行は「印鑑レス」への対応で、利用者の利便性を向上させようと考え始めました。

IT技術を活用!
大手銀行の印鑑をなくすための取り組み

三井住友銀行では2017年2月から一部の店舗で、専用読取パッドを使った「サイン」による認証を開始します。認証にはNTTデータのサイン認証技術が活用されており、サインの形状やペン先の速度、リズム、筆圧などの個人のクセをデータとして読み取ります。

東京三菱UFJ銀行では2016年9月から、印鑑登録なしで口座の開設ができる「スマート口座開設」というスマホアプリサービスを開始しました。アプリ上で運転免許証や名前、住所などを登録すれば、全国すべての店舗で口座開設が可能です。

りそな銀行では、現在ICキャッシュカード認証に使っている「指静脈認証」を口座開設時にも活用開始。指の静脈の形で個人を識別し、印鑑の代わりとして本人確認に利用します。2019年3月までに全店舗に導入予定です。

「印鑑レス」は銀行業務の効率化にもつながる!

手続きに印鑑をなくすことは、利用者の利便性向上とともに、銀行側のメリットもあります。例えば書類のペーパーレス化によるコスト削減、手続きの電子化による事務処理のスピードアップなどです。

りそな銀行では、手続きの電子化とともにその他業務の見直しを進め、今後4年間で事務作業を2割ほど減らせると見込んでいます。その分、企業向けの融資や個人の資産運用の支援といった営業にあたる人員を増やして行く方針です。
▼参考:http://digital.asahi.com/articles/ASJ5M514FJ5MULFA018.html

世界でも珍しい日本の印鑑制度。銀行にも「印鑑レス」広がり始め、将来日常生活で印鑑が必要なくなることもあるかもしれませんね。

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