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 銀行間の送金を変える「ブロックチェーン」とは


銀行間の送金を変える「ブロックチェーン」とは

ブロックチェーンを活用した送金サービスが開始

急速に普及の進む仮想通貨。代表的な仮想通貨「ビットコイン」では、数円程度の手数料で振込や決済が可能となっています。

ビットコインについては下記記事もご参照ください。
▼参考記事:https://en-hyouban.com/smartmap/9/report/82/

ビットコインの安価な金銭の取引を可能にしているのが、「ブロックチェーン」という技術です。ブロックチェーンは利用者同士をインターネットでつなぎ、鎖のように連結させてデータを保管。ホストコンピュータのような中央管理者が存在せず、巨大なサーバーが必要ありません。維持費などのコストが抑えられるため、格安での送金が可能になっています。

またブロックチェーンは、取引時必ず記録(履歴)が残り、改ざんが難しいという特徴もあります。

取引記録を残しながら、安価に情報のやり取りが可能なブロックチェーンという技術は、金融サービスや公共サービスなど、多方面への応用が期待されています。

ブロックチェーンの送金サービスは、安い手数料で瞬時に送金可能

2017年3月、国内47の銀行で作られた銀行連合は、2017年中にブロックチェーンを活用した送金サービスを開始すると発表しました。開始する送金サービスは、これまでより安い手数料で24時間瞬時に送金が可能となります。

現在銀行から他行に送金する際使われているのは、国内では全国銀行データ通信システム(全銀システム)、海外に送金するときは国債銀行間通信協会(スイフト)と呼ばれる決済網です。これらの送金システムは、大きな開発・維持費がかかり、送金手数料が割高となる傾向にあります。また他行に送金するとき、15時以降は翌日の処理となってしまいます。

今回銀行連合が開始する送金サービスはシステムにブロックチェーン技術を活用することで、今までかかっていた時間やコストを削減することが可能となりました。送金はスマホのアプリを通じて行なわれます。

今回のサービスで送金できるのは、サービスに対応した銀行同士のみ。現在、みずほ銀行やりそな銀行など47の銀行が参加していますが、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は参加を表明していません。今後実績を出すことで参加企業を増やしていくことが、サービス成功のカギとなっていきそうです。

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