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レジで預金引き出し!デビットカードを用いたサービスとは?


レジで預金引き出し!
デビットカードを用いたサービスとは?

レジでお金を引き出す「キャッシュアウト」

将来、“レジで銀行口座からお金を引き出すこと”が普通になっているかもしれません。

2017年4月、銀行などの金融機関で構成される日本電子決済推進機構は、2018年4月からスーパーや百貨店のレジで預金を引き出せるサービスを開始すると発表しました。レジで預金を引き出せるサービスは「キャッシュアウト」と呼ばれ、すでに欧米では広く利用されています。日本で預金の引き出しができるのはATMのみに定められていましたが、2016年に規制緩和が行なわれ、レジでも預金引き出しが可能になりました。

キャッシュアウトは、買い物に使うと代金が銀行口座から即時に引き落とされる「デビットカード」を用いたサービスです。レジにデビットカードを持っていき、引き出したい金額を告げれば、お金を引き出すことが可能となります。特に、ATMの少ない地方や郊外での利便性の向上が期待されています。

キャッシュアウト対応カードは「J-Debit」

今回開始するキャッシュアウトサービスに対応するデビットカードは、銀行のキャッシュカードとデビットカード機能が一体化した「J-Debit」のみとなっています。デビットカードにはVISAやJCBなどのクレジットカード会社が発行しているデビットカードもありますが、そちらは対象外。今回のキャッシュアウトサービス開始には、「J-Debit」の利用を拡大したい銀行の狙いもあります。

キャッシュアウトには多くの課題も

キャッシュアウトサービスには、利便性が高い反面、課題も指摘されています。

まず、日本人は現金主義の傾向が強く、デビットカードの利用が少ないという点です。MM総研によると、2013年度国内消費に占めるデビットカード決済の割合は0.4%。一方現金は65%と、利用が非常に少ないのがわかります。利用が少なければ、加盟店にメリットは少なく、導入が進まない可能性も。また、加盟店はキャッシュアウトサービスによる集客効果に期待する反面、店員の手間が増え、買い物客に迷惑がかかってしまうかもしれないという不安もあります。

キャッシュアウトは、日本で広く利用されるサービスになるのでしょうか。今後課題を一つ一つ解決し、利用者や加盟店にとって魅力的なサービスにしていくことが重要となってきます。

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