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自動車メーカーは3陣営に!急速に進む提携の動き


「自動車メーカーは3陣営に!
急速に進む提携の動き

進む自動車メーカーの提携!

自動車業界で提携の動きが加速しています。

特に提携を進めているのが「トヨタ」。2016年、ダイハツ工業を完全子会社化し、マツダとも包括的業務提携を締結。さらに2017年2月、スズキとの業務提携に向けた覚書を結んだと発表されました。

日産自動車は2016年、三菱自動車を実質的な傘下に納めています。

2017年2月時点で、自動車メーカー大手8社は下記3陣営となりました。

トヨタグループ:トヨタ、富士重工業(スバル)、ダイハツ、マツダ、スズキ
日産グループ :日産、三菱自動車
ホンダグループ:ホンダ

提携のねらいは先端技術の支援とシェア獲得

自動車業界で急速に提携が進む背景には、環境規制に対応するためのエコカー開発や自動運転などの新たな研究が増加し、研究開発費が膨張していることが一因としてあります。これら先端技術の開発は海外メーカーやIT企業などと競争が激化しており、乗り遅れることは自動車業界でのシェア低下につながります。

2016年度の大手自動車メーカー大手7社(大手8社からダイハツを除く)の研究開発費は、前年比2.4%増の2兆8020億円。トヨタのように研究開発費を多くかけられるメーカーは先進技術の開発ができますが、大きな費用をかけられないメーカーは独自での開発が難しい状況です。

例えば2016年の研究開発費はトヨタ1兆700億円、スズキは1400億円と差は7倍以上。スズキは提携によって、自前で開発の難しい先進技術をトヨタと共有することが可能です。

一方トヨタの狙いは、提携によって自社開発技術の普及を拡大し、先端技術で業界標準を獲得することです。また、有力な仲間を増やすことで関連インフラの整備を各国に求める力を強め、次 世代エコカーや自動運転などの先端技術の規格やルール作りで自社技術の世界標準への採用を求めていきます。

日本は他国に比べて、自動車メーカーが多いため経営資源が分散しているという指摘も。自動車メーカーでは、過熱が続く海外メーカーやIT企業との技術競争のため、さらなる提携が進んで行くことも考えられます。

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