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水素で走る「FCV」は究極のエコカー。 水素ステーション整備に向け、トヨタとホンダが手を組む


水素で走る「FCV」は究極のエコカー。
水素ステーション整備に向け、トヨタとホンダが手を組む

「FCV」普及の壁とは

水素と酸素の化学反応でできた電機で走る燃料電池車(FCV)。走行時に水しか排出せず、「究極のエコカー」と呼ばれています。

FCVは2014年に世界で初めてトヨタが「ミライ」を一般発売し、ホンダも2016年に「クラリティフューエルセル」を発売しました。しかし、2015年のFCVの国内保有台数は630台と、普及が進んでいません(参考:一般社団法人 次世代自動車振興センター発表)。

FCV普及の壁とは

FCV普及の障害となっているのが、燃料を補給する「水素ステーション」の数の少なさです。

2017年5月時点での水素ステーション数は、約90ヶ所。特に需要の少ない地方では開設が進まず、1ヶ所も設置されていない県も多くなっています。

また、水素ステーションはJXTGや岩谷産業といったエネルギー会社が運営を行なってきました。しかしFCVの普及台数が進まず、コスト回収が難しいため、積極的に水素ステーションの整備に取り組んでいる企業はほぼないのが現状です。

トヨタとホンダを中心に新会社を設立

そこで、2017年に自動車メーカーとエネルギー会社は水素ステーション事業で新会社を設立し、整備を進めていくことになりました。新会社への出資企業は、トヨタ、ホンダ、JXTG、岩谷産業、東京ガス、出光興産など。国内大手企業が費用を分担する体制をつくり、整備を加速させていくことが狙いです。

新会社では2018年から10年間で全国300ヶ所の水素ステーションの新たな整備を予定。インフラ整備を進め、FCVの普及拡大につなげていきます。

FCVの普及拡大は、二酸化炭素排出量の少ないエコな社会の実現を大きく前進させます。今後も企業を横断した取り組みで普及拡大を目指していってほしいですね。

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