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 約100年ぶり!? 自動車業界に迫る大規模な“シフトチェンジ”


約100年ぶり!?
自動車業界に迫る大規模な“シフトチェンジ”

フランス、イギリスが相次いで「ガソリン車の販売禁止」を発表

IoTや自動運転技術の進歩で、大きな変化が起きようとしている自動車業界。ここにきてさらなる衝撃が、自動車業界を駆け巡っています。

フランスとイギリスが2017年7月に、ガソリン車・ディーゼル車の新規販売を2040年から禁止すると発表。今回の発表は、CO2排出削減のために政府が本気の姿勢を示したといえます。当然ながら各自動車メーカーは対応に追われています。

現段階では、電気自動車普及に向けた問題は山積みです。ガソリン車より走行距離が短かったり、ガソリンスタンドと比べて給電設備が圧倒的に未整備だったり、このあたりの問題をどう解決していくかがカギになりそうです。

日本国内の自動車メーカーは提携を強化

2017年8月、日本が誇る自動車メーカー「トヨタ」は「マツダ」との資本提携を発表。アメリカでの合弁工場の稼動や、電気自動車の開発に向けて協業していくことを明らかにしました。ガソリンと電気の両方で走るハイブリッド車に関連する連携にも注目が集まるところ。ハイブリッド車や、燃費のよさが売りのクリーン・ディーゼルエンジンに強みを持つ両者の協業は、脱ガソリンの潮流が無視できないレベルになっている証といえそうです。

競合企業も続々と電気自動車の普及へシフトチェンジ

一方、競合である電気自動車メーカー「テスラ」は、モデルXを30万円ほど値下げすると発表しました。利益率改善がその理由とのこと。生産効率の改善や低価格モデルの好調などで、頭角を現してきています。7月にはスウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」も、2019年からは全車種を電気自動車またはハイブリッド車に転換することを表明。電気自動車への対応は、世界的な動きとなっています。

自動運転技術で「Google」などのIT企業が参入するなど、自動車業界の競争は厳しさを増しています。その変革ぶりは、ガソリン自動車が発明された1886年や、初の量産車であるT型フォードが発売された1908年以来と言われるほど。そんな大転換期を、日本の自動車メーカーは生き残っていけるのか。注目です。

<参考>
コラム:トヨタとマツダ、その資本提携は必要か - ロイター
https://jp.reuters.com/article/toyota-mazda-breakingviews-idJPKBN1AN0FU
トヨタとマツダが資本提携に踏み切った「やむに止まれぬ事情」 - 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52531
テスラ、「利益率が改善された」ので「モデル X」を値下げ - autoblog
http://jp.autoblog.com/2017/08/08/tesla-lowers-price-model-x-75d/
イギリス、2040年「ガソリン車禁止」の衝撃 - 東洋経済
http://toyokeizai.net/articles/-/182073
フランスがガソリン車の販売を禁止する真の理由 - 日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/022700114/072400008/
ボルボ、電気自動車およびハイブリッドへの完全移行をアナウンス - Tech Crunch
http://jp.techcrunch.com/2017/07/06/20170705volvo-will-only-make-electric-and-hybrid-cars-starting-in-2019/


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