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 2015年は130万人不足!?労働力不足が深刻な建設業界を“ICT”で解決を目指す


2015年は130万人不足!?労働力不足が深刻な建設業界を“ICT”で解決を目指す

建設業界は深刻な労働力不足

現在日本では、震災復興や東京五輪などで建設業界が深刻な人材不足に陥っています。日本建設業連合会は、2025年には建設現場で労働者が130万人不足すると試算。また若年者の担い手が減少し、高齢化も深刻になっています。

深刻な労働者不足を受けて、政府は建設現場の生産性を2025年までに20%向上させるとの目標を発表しました。生産性向上のために最も重要視しているのが、あらゆる情報をネットワークでつなげる技術“ICT(Information and Communication Technology)”を活用した建設手法の開発・導入です。

「スマートコンストラクション」で誰でもショベルカーで作業可能に!?

建機メーカー大手のコマツでは、工期を半減させることを目指した「スマートコンストラクション」というICTを活用したサービスを開発・提供しています。スマートコンストラクションでは専用のショベルやブルドーザーを使い、半自動的な作業が可能です。

スマートコンストラクションは、下記のようなプロセスで作業を実施します。
1.ドローンなどを使って施工現場を測量し、現場の3Dデータを作成
2.2次元で作成された施工完成図面を3次元化
3.3次元化した①②のデータから施工する範囲・形などを正確に把握
4.施工データに従って専用の建機で自動的に作業を実施

通常、建機で正確な作業をするための技術習得には時間を要します。しかしスマートコンストラクションでは、施工データに基づいて自動的に作業が行われるので、経験の少ない人でも熟練のオペレーターのような精度で作業することができます。

またスマートコンストラクションでは、作業状況などの全ての現場データがリアルタイムに蓄積され、施工計画を自動で作成、変更していくことが可能です。今後はさらに、AIを活用し、効率的な工期短縮方法の提案なども行っていきます。

“勘”に頼ることも多かった建設現場が、テクノロジーの活用で変わり始めました。新たな技術による効率化で、労働力不足解消が期待されます。

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