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スマホのバッテリーが2倍長持ち!?新たな電池「全固体電池」とは


スマホのバッテリーが2倍長持ち!?
新たな電池「全固体電池」とは

リチウムイオン電池の向上は頭打ち

現在、スマホや電気自動車などの開発が進み、大容量の蓄電池が求められています。

現在使われている電池はリチウムイオン電池。1991年に世界で初めてソニーが発売して、スマホや電気自動車の実現に大きく貢献しました。しかしリチウムイオン電池は年々電池容量の拡大が進み、理論的な限界値に近づいています。そのため現在進められているのが、リチウムイオン電池の次を担う「次世代蓄電池」の開発です。

リチウムイオン電池の2倍の容量「全固体電池」

現在、新たな蓄電池として注目されているのが電解質を固体にした「全固体電池」です。

リチウムイオン電池はリチウムイオンが液体の電解質(電解液)を介して正極~負極間を行き来することで、充電・放電を行なう仕組みとなっています。

これまで固体は電気を運ぶリチウムイオンの移動が困難で、電池には使用できないと言われてきました。しかし2016年にトヨタや東工大の研究グループが新たな素材を使用し、固体の電解質でリチウムイオンが移動できる仕組みを開発。全固体電池の蓄電量はリチウムイオン電池の2倍となる見込みです。また固体のため液漏れの心配がなく、-30℃の低温や、100℃の高温にも耐えられるという特性があります。

リチウムイオン電池による電気自動車の走行距離は350キロ程度で頭打ちになると言われていますが、全固体電池によって距離を大幅に伸ばせると期待されています。全固体電池の実用化は2019年となる見込みです。

全固体電池以外にも、次世代蓄電池の候補となるものが次々に誕生。リチウムイオン電池がスマホや自動運転車の発展に大きく貢献したように、新たな電池の登場は多くの製品に多大な影響を与えていきそうです。

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