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老朽化が進むインフラを守れ!急ぐ、新しいメンテナンス技術の開発


老朽化が進むインフラを守れ!
急ぐ、新しいメンテナンス技術の開発

進む、インフラの老朽化

私たちの生活を支える、道路、橋梁(きょうりょう)、ダムなどのインフラ。日本のインフラは1960年台の高度経済成長期以降に集中的に整備されたものが多く、完成から50年が経過する施設が増加しています。

例えば、2033年に橋梁は70万あるうちの67%が、トンネルは1万本のうちの50%が完成後50年を突破。インフラの老朽化は大きな事故に直結するため、適切な維持管理が必要不可欠となります。

点検対象となるインフラの増加や、深刻となる人手不足により、政府は新たな技術を活用したメンテナンスシステムの構築に取り組み始めました。現在、道路や橋梁などのインフラの点検には直接の目視が用いられています。政府は、ドローンやセンサーなどの技術の活用で、メンテナンス作業の効率化を目指しています。

ドローンで橋梁の損傷具合をチェック

政府の要望を受けて、インフラ点検技術の開発が相次いでいます。

例えば、自動車部品メーカー大手のデンソーが開発を進めているのは、インフラの点検用ドローンです。デンソーの開発するドローンの特徴は、強風や雨中でも飛行できる耐候性と、点検したい場所に近づき、同じ場所に居続けられる安定性です。目視で点検が難しい海にかかる大型の橋梁などでの活用が期待されています。

その他にも、大手ゼネコンの大林組がダムなどの水中インフラ点検を想定した無人潜水機を開発。首都高は2017年7月に、レーザーを照射して道路の損傷具合を分析するシステムの運用開始を予定しています。

日本だけでなく、世界中で課題となっているインフラ整備。政府はインフラ整備の技術を世界にも広げていく方針も示しています。世界の人々の安全な生活を、日本の技術が守る日も来るかもしれません。

<参考>
デンソー、産業用UAV(ドローン)を開発 – デンソーHP
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2016/160408-01.html
国土交通省発表資料
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/yobo1_1.pdf


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