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“電池”の需要が急拡大!国内メーカーの動向に注目


“電池”の需要が急拡大!国内メーカーの動向に注目

今、自動車業界ではガソリン車から電気自動車(EV)への移行を進めています。たとえば、オランダでは2025年にガソリン車の販売を禁止、その他イギリス、フランス、インドなどさまざまな国が将来的な販売禁止を発表。世界各地では今後電気自動車が主流になっていくと考えられます。

現在、電気自動車に主に使用されているのはリチウムイオン電池。過去、日本企業の独壇場となっていましたが、今は中国や韓国企業に押されています。

巻き返しを図るため、日本企業が取り組んでいるのがさらなる高性能電池の開発。今回は盛り上がりを見せている電池メーカーの動向について見ていきましょう。



リチウムイオン電池で高まる、中国の存在感

今、電池のシェアをめぐり、従来の電池メーカーだけでなく自動車メーカー、部品メーカー、電機メーカー、ベンチャー、さらに外資などが参入して開発競争を繰り広げています。

2017年、リチウム電池の出荷量上位10社の内、7社が中国企業、韓国企業が2社、日本企業はパナソニック1社となりました(中国調査会社GGII調べ)。過去、電池シェアは日本企業が圧倒的なシェアを誇っていましたが、今は新興企業に後塵を拝している状態です。

ただ、日本企業も黙ってみているわけではありません。パナソニックは、電気自動車メーカー「テスラ」と共同でアメリカに大規模な電気工場を新設。さらに電池の生産・開発でトヨタ自動車と連携を強化したり、2018年春に中国大連で大規模工場を稼働させたりとグローバルで取り組みを強化しています。

次世代電池で、巻き返しを図る日本

さらに今、国内電池メーカーが注力しているのが次世代電池である全固体電池の実用化です。

全固体電池はリチウムイオン電池に比べ、安全で長時間使えるという特徴があります。生産の元となる固体電解質は東京工業大学とトヨタ自動車が共同で開発。さらに、電池の研究はパナソニックや村田製作所、TDK、日本特殊陶業などが進めており、日本が世界をリードしているといえる状態です。2020年にも実用化が見込まれ、日本企業の巻き返しが期待されます。

今後、電気自動車が普及するにつれ、電池需要は飛躍的に増えていくと見込まれます。有望市場をどの国、企業がシェアを獲得していくのか。注目してみましょう。

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