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『余り計算電卓』が大ヒット。文具メーカーが仕掛ける次なる一手は?


『余り計算電卓』が大ヒット。文具メーカーが仕掛ける次なる一手は?

ボタン一つで割り算の「余り」がわかる

カシオから発売された『余り計算電卓』が、異例のヒットを記録しました。

普通の電卓との違いは、割り算の余りがボタン一つでわかるという点。例えば『150÷12』という計算では、「÷」ボタンの代わりに「÷余り」ボタンを押すと『12 - 6』という表示に。ひと目で、余りのある答え「12余り6」がわかります。

小学校で習う計算ができるだけのように見えますが、なぜヒット商品となっているのでしょうか。

この電卓が使われている職場とは…?

この電卓は、もともとお客さんからの要望で生まれた商品。機能の意外性がネットで話題となり、ヒット商品となっていきました。

では、実際にどんな職場で役立っているのでしょうか。その一つに薬局があります。例えば、1シート14錠の薬を「1日3錠、60日分」処方したい時に、患者さんに渡すのは何シートと何錠になるか。『余り計電卓』なら、1度の計算で導き出すことができます。

他にも、箱詰めされた商品数が決まっている物流会社や、一般的に16ページを1セットとしている製本作業において重宝しているそうです。

こだわりこそがヒットのカギ

「余り計算電卓」のように、何かに特化することでヒットした例は他にもあります。

例えば、ぺんてるが発売した「オレンズネロ」というシャープペンシルは、3000円という高価格ながら品薄状態が続いています。ポイントは、自動芯出し機能、芯が折れない特殊構造、細い芯への特化。多くのこだわりや高級感が、愛好家から学生まで幅広い支持を集めています。

電卓やシャープペンシル自体は、100円ショップでも見かけるものになりました。だからこそ各メーカーは、『選ばれる逸品』の開発に情熱を注いでいます。価格競争とは違うところで勝負をかける文具メーカー・事務用品メーカー。どんな次なる一手を用意しているのでしょうか。

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