商社業界の動向

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可能性は無限大!企業と企業の橋渡しになって、新たなビジネスを生み出す!
業界ポイント
  • 業界首位に返り咲いた三菱商事だが、油断できないその理由は?
  • 原油など、資源価格下落の経験を経て、各社“非資源”の分野へ!
  • 準大手の豊田通商、双日、兼松は特定分野に超強い!

強みを活かした経営に転換

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事、豊田通商、双日。これが日本の総合商社全7社の顔ぶれです。

その中でも、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事は「5大商社」と呼ばれています。5大商社だけで収益(連結)の合計は約27兆円、従業員数(連結)の合計は約33万人という巨大な規模を誇っています。

商社の事業モデルは、「トレーディング」と「事業投資」の大きく2つに分かれます。トレーディングは、総合商社の圧倒的な情報力で「Aが欲しい」という買い手と「Aを売りたい」という売り手を仲介して需要と供給を結びつけ、そこで発生する手数料などを利益とするモデルです。

一方、商社の事業投資は配当などの利益だけを目的にしたものではなく、その後のトレーディングの拡大や、その周辺のビジネスの拡大を目的に行われます。そのため、資金だけでなく人材も送り込むのが一般的です。

総合商社は、トレーディング重視から事業投資重視へ事業をシフトさせてきた歴史があります。近年、資源価格の下落により収益の悪化を経験した総合商社にとって、事業投資を強化する流れは今後も続いていくでしょう。

また、総合商社は「ラーメンからミサイルまで」と言われ、幅広い分野を取り扱うのが特徴ですが、その一方で各社それぞれに強みがある分野を持っています。収益力の改善に取り組むなかで、今後は各社、経営資源を特定の分野に集中されていくことが予想されます。

商社の仕事の中心は営業。ただし、メーカーの営業と異なり、複数の企業の商品を扱い、その中から顧客に最適な商品をベストなタイミングで届けるためのメーカーの営業とは異なる情報力や調整力などが求められます。会社にもよりますが、営業は鉄鋼なら鉄鋼、食品なら食品と、入社後、最初に配属された部門内で長くキャリアを積むこともあります。

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