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アジアで進む高齢化!大手商社が病院事業に次々参入


アジアで進む高齢化!
大手商社が病院事業に次々参入

商社は「事業投資」に力を入れる

商社の主なビジネスが「トレーディング」と「事業投資」です。トレーディングは、石油や鉄などの資源の輸出入を仲介する事業で、商社が誕生した頃から続く基盤となるビジネス。事業投資は、成長の見込まれる企業に投資して株の配当などで利益を得ていくビジネスです。

近年、資源価格は下落が続き、トレーディングによる収益は低迷が続いています。そのため商社は、事業投資に力を入れ始めました。

商社が力を入れるアジアでの病院ビジネス

商社が近年力を入れているのが、海外での病院ビジネスです。

アジアでは急速に高齢化が進んでいます。韓国では1980年に65歳上の割合は3.8%でしたが、2015年に13%に増加。中国では2030年に65歳以上の高齢者が3億人を超えると予想されています。

高齢化とともにアジアの医療費は増加。2014年のアジア全体の医療費は10年前と比べ、2倍となりました。

アジアの国は自由診療の割合が高いところが多く、病院経営は大きなビジネスになります。日本の豊富な病院経営ノウハウを生かして、商社はアジアで増加する医療ニーズを取り込もうと考えています。

大手商社がアジアの病院経営を進め

2016年9月、伊藤忠商事は病院経営を行なう中国のCITICグループと合弁会社を設立し、中国で病院経営に参入すると発表しました。伊藤忠は医療技術研修のために日本の病院を紹介したり、医療機器を供給したりして、効率的な病院経営のための支援を行なっていきます。今後新たな病院買収なども検討しており、事業規模を広げていく方針です。

その他にも、三井物産がマレーシアの病院運営大手のIHHヘルスケアを買収したり、三菱商事がミャンマーで病院経営を行なう会社を設立したりと、大手商社は活発にアジア地域での病院経営に参入しています。

商社はニーズがあれば何でもビジネスにしていく「何でも屋」。商社は事業投資による収益拡大を目指しており、今後も新たなビジネスを生み出していくのではないでしょうか。

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