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時代とともに姿を変える、総合商社。


時代とともに姿を変える、総合商社。

就活でも人気の総合商社。時代とともに事業を拡大。

就職先として人気の高い総合商社。人気のみならず業績も好調で、2018年3月期の連結純利益では5大総合商社すべてが増益となりました。

そんな総合商社ですが、どんな仕事をしているかご存知でしょうか?『海外から原料を輸入して、それをどこかに売って…』と思っていた方もいるかもしれません。

実は、総合商社の事業はそれだけではありません。今回は、時代とともに拡大を続ける「総合商社」について、見ていきましょう。



伝統的な商社の仕事は必要がなくなる時代に?

日本では有名な総合商社ですが、実は日本にしかないユニークな業態。島国で資源が乏しい日本において、もともとは資源や原料を安定的に調達する商売をしていました。注文に応じて世界中から最適な企業を発見、輸入するための船・飛行機の手配も行います。語学力を駆使して世界中を舞台に仕事をするというイメージは、ここから来ているのかもしれません。

しかしITの進化やグローバル化に伴って、メーカー自ら海外に進出するケースが増加。生産者も世界中の人に対して、Webで自由に商品を売ることができるようになりました。仲介を行っていた商社はその必要性がなくなり、存続の危機に。そこで商社は生き残るため、強みを活かしたビジネスモデルの転換に踏み切りました。



生き残るため、商社が選んだ選択とは

その転換とは、製造や販売などの事業運営を自ら行うことでした。

現地でのネットワークやノウハウを活かして、様々な企業へ出資や買収を実施。子会社として傘下に加えながら、社員を出向させるなどして相乗効果を生み出していきました。こうした時代の変化に対する努力が、現在の好調な業績を支えていると言えます。

最後に、事業運営を自ら行うとはどういうことなのか、各商社の取り組みを実際に見てみたいと思います。

・三菱商事
サケの養殖を行うノルウェーの企業を買収。ミャンマーにある空港の運営を実施。

・伊藤忠商事
果物大手のドールを買収して生産から販売までを運営。ファミリーマートに出資。

・三井物産
ブラジルの地下鉄運営会社に出資して建設・経営に関与。ヘルスケア事業会社に出資。

・丸紅
タイの国営企業とともにミャンマーで最先端の石炭火力発電所を建設。ポルトガルの水道事業会社を買収。

・住友商事
他の企業とともにマレーシアの下水道整備プロジェクトを受注。アメリカンファーマシーを買収。

時代の変化に対して、自らも変化することで成長を続けてきた総合商社。変化の激しい現代において、見習いたい姿勢ですね。

<参考>
衰退する日本で、商社だけがなぜ「勝ち組」になれたのか - 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52956

なぜ日本にだけ総合商社が成立したのか - WEDGE Infinity
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9508

総合商社(日本) その収益力は年々拡大 ビジネスモデル自体も10年前とは別物 - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2140594757136730901

総合商社が「ヘルスケア」に積極投資のワケ 日本の医療ビジネスは世界で勝てるか - ビジネス+IT
https://www.sbbit.jp/article/cont1/33164

伊藤忠よくわかるストーリー - 伊藤忠商事HP
https://www.itochu.co.jp/ja/ir/investor/story/01.html

今期は全社が増益見込む、資源回復や非資源が下支え-商社5社決算 - ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-09/OPO459SYF01S01


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