あらゆる業界においてデータの活用が進む昨今。なかには「人の行動」までデータで分析できるものも。具体例を紹介していきます。
2016年夏、リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで、金メダルをとった高橋・松友ペア。じつは彼女たちが所属する「日本ユニシス」は、試合データを解析ツールに読み込ませて分析。彼女らの弱点やクセの解析を進めているのだとか。
他の活用事例としては、サッカーの試合などでも、相手のパスの出し方からゴールまでのパターンを読み解き、その対策を練るなど「データ」は重要なものに。データ分析とスポーツ…一見すると遠い関係にある領域でも、データが活用されているんですね。
その他、「働く社員のモチベーションが無意識に下がっている」なんてこともデータ分析でわかる時代に。BtoAの「BetterEngage」は、日々のチャットのやり取り、業務パフォーマンス、勤怠状況などをもとに「モチベーションを可視化」することが出来るサービスです。予期せぬ辞職が防げたり、ひとりひとりのパフォーマンスを上げられたり、人材業界では、社員の定着・活躍のためにデータ活用がますます活用されるといえそうです。 。
さらにIoTが発展し、普及することでさまざまなデータをとることができるようになるはず。一見データと関係ないようなこともデータを分析、さまざまなことが解明できるようになる。そんな未来を想像するとわくわくしませんか?
<参考>
タカマツペア、東京五輪でも金へ ユニシスがIT駆使 - 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19497170R00C17A8000000/
サッカー×データで、何が起こっているか? - データのじかん
https://data.wingarc.com/soccer-data-4763
社員エンゲージメント分析の「BetterEngage」β版がリリース - TechCrunch
http://jp.techcrunch.com/2017/06/30/better-engagement/