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就活のやり方ガイド!絶対に押さえたい内定をもらうためのステップ

「そろそろ就活のことも考えないと…」「どれくらいから始めればいいのかな」など、なんとなく就活を意識し始めていても、実際には何からどう手を付けたら良いのか分からない学生は多いでしょう。

 

誰でも初めての体験には不安が付いて回るかもしれませんが、きちんと段取りを確認してステップを踏んでいけば、就活はスムーズに進められます。

 

そこで今回は、就活のやり方について、具体的なスケジュールや手順、成功させるためのコツなどを解説。志望する企業に入社するための事前対策をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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就活のスタートは『大学3年生の夏』

新卒者を対象とした採用活動は、多くの企業では毎年度内閣府からの要請によって決まります。

 

ちなみに2023年度卒業者に対しては、採用広報の解禁が2022年3月1日、本格的な選考開始が2022年6月1日以降、正式な内定が出せるのが10月1日以降。2024年度卒業者にも同様のスケジュールで、2023年3月より、同じように採用活動が進められていく方針です。

 

つまり大学3年生の年度末頃には、各企業が新卒採用に向けて動き出すため、それまでにある程度の準備は済ませておくのが理想。参考として、次のようなイメージでスケジュールを立てていきましょう。

 

一般的な就活の流れ

<大学3年の6月頃~翌年2月頃>

  • 志望する業界や企業を検討するための情報収集・分析をする
  • 自己分析やエントリーシートのブラッシュアップを行なう
  • 気になる業界や企業のインターンに参加する
  • 応募したい企業の候補を決める

 

<大学3年の3月頃~大学4年の5月頃>

  • 候補先の会社説明会や合同説明会などに訪問する
  • 応募先を決めて書類選考に参加する

 

<大学4年の6月以降>

  • 面接などの選考が実施される
  • 内々定、入社承諾、内定式

 

上記のような流れが一般的ではありますが、外資系やベンチャーなど、中には早期選考が実施されるケースも。大学3年生の秋・冬頃には、エントリー・選考が始まる会社もあります。そのため大学3年に入った頃から、なるべく早めから動き出せるようにしておくとベストでしょう。

 

就活を成功させるためのやり方とは?

きちんと志望する企業に入社するためには、次のような段階を踏んで就活を進めていくことをおすすめします。

  • 自己分析
  • 業界研究
  • 企業研究
  • エントリー
  • 選考・面接
  • 内定承諾

大まかな目安としては、自己分析~企業研究を大学3年の2月頃までに終わらせておくようなイメージです。では具体的に、それぞれのステップについても解説していきます。

 

自己分析

自己分析とは、自分の価値観や強みなどを明らかにして、就活に活かせる情報として整理していくものです。まずは志望する業界や企業を明確にするためには、自己分析をすることが欠かせません。

 

しっかりと今までの自分を見つめ直すことで、例えば何がモチベーションになるのか・どんなことに落ち込みやすいのかなど、自身の人柄や適性を発見できます。

 

こうして自分自身を理解することで、仕事選びの軸を固めていくのが自己分析です。具体的な手法は幅広くありますが、代表例としては過去の経験を年表化して、各過程で学んだこと・感じたこと・成功・失敗などを洗い出していく方法もあります。

 

業界研究

自己分析で就活の方向性が決まったら、それに合致した業界をリサーチしていきます。これを業界研究と呼び、世の中に存在している産業やビジネスモデルを調べて、どのような事業を展開する企業が適しているのか判断基準を固める段階です。

 

もし漠然と志望している業界があったとしても、業界研究をすることで、より広い視野を持って自分にマッチした事業を見つけられる可能性があります。さらに各業界の構造や成長性などを見極めいくと、自分の将来的なキャリアプランに合致した仕事も選びやすくなるでしょう。

 

また業界研究では、例えば「業界地図」や「就活四季報」といった書籍を使うと、幅広く調査しやすくおすすめです。

 

企業研究

業界研究で志望する業界が見えてきたら、そこから応募したい候補先を決めていき、企業研究に進んでいきます。企業研究では、自分が本当に働きたい・続けていきたい会社なのか、見極めていく段階です。企業研究においても自己分析をもとに、自分の強み・能力・性格が活かせそうな職場を探していきましょう。

 

また企業研究では各社の基本情報や勤務条件はもちろん、事業に対する姿勢・事業の成長性・社風といった、入社後のイメージがリアルにできるように細かくリサーチします。例えば企業サイトの採用ページ・求人サイト・口コミサイトなど、さまざまなメディアも活用しながら情報収集していくのがベストです。

 

エントリー(ESの作成)

各社が採用情報を解禁し始めたら、選考に進むための準備をしていきます。まずは企業サイトの採用ページや求人サイトから、応募前の申し込みが必要な場合もあり、先方から選考の案内が届いてから応募できるケースも。申し込みをしないと、選考に関するスケジュールなどの確認ができないこともあり、会社によって流れは異なるため覚えておくと良いでしょう。

 

また本格的に応募する際には、当然ながら履歴書やエントリーシートなども準備して提出しなければなりません。もちろん書類選考が通らなければ、その先には進めないので、きちんと充実した内容で作成します。

 

例えば志望動機や自己PRなど、自分をアピールする項目は、自己分析や企業研究でまとめた情報も参考にしながら作っていくとスムーズです。なおエントリーシート(略称:ES)の書き方は、以下の記事で詳しくご紹介しているので、参考にしてみてください。

 

▼合わせて読みたい!

エントリーシート(ES)とは?選考を突破するための考え方・取り組み方 - ライトハウス就活ガイド

 

選考・面接

履歴書やエントリーシートなどの書類が通れば、いよいよ本格的な選考に進んでいきます。当然ながら企業ごとに選考方法は異なり、場合によっては人柄や基礎教養などをチェックする適性検査や筆記試験があるケースも。

 

また面接の種類もさまざまで、1対1の個人面接だけでなく、複数名で実施する集団面接・応募者同士で討論するグループディスカッション・プレゼン形式などもあります。

 

選考に臨む際には、ぶっつけ本番よりも、きちんと対策をしておくのがベストです。どのような選考が行われるのか十分に確認した上で、例えば面接ならあらかじめ回答の用意を準備しておきましょう。

 

内定後の承諾・辞退

無事に内定が出てもそれで終わりではなく、入社したい企業に対しては、きちんと承諾の旨を伝える必要があります。各社からの案内に従って、失礼のないようにしっかりと返答しましょう。

 

もし複数社から内定が出ている場合には、どれか辞退しなければなりません。その際には、たとえ入社しない会社だとしても、スルーするのではなく必ず辞退の回答をします。仮に働き始めたら、辞退する企業が取引先になるなど、何かしらの縁がある可能性は少なくありません。

 

さらに相手の会社側としても、入社してくれる人員が足りなくなる場合もあるため、承諾でも辞退でもできるだけ早めに返答しましょう。

 

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第一志望から内定を勝ち取る為のポイント

ではここまでに紹介してきたステップをうまく進めていくために、気を付けておきたい就活の注意点も見ていきます。

 

きちんと計画を立てて進めていく

就活は誰かに強制されるものではなく、自分自身の意思で進めていくものです。ノープランでダラダラとやっていては、いざ本格的な新卒採用が始まった際に、「時間が足りない…」ともなりかねません。

 

さらに遅れを取ってしまうと、自分が本当に志望する企業に入れる確率は下がってしまうため、なるべく早めの行動が大切です。

 

決して細かく設定する必要はありませんが、いつまでに何をしておくべきか、大体の時期を決めて動き出すのがおすすめ。また応募書類の提出などは期限が定められているため、しっかりとスケジュール管理をすることも重要です。

 

各就活イベントにも積極的に参加する

企業研究をはじめとした事前対策の一環として、例えばOB・OG訪問・インターンシップ・会社説明会や合同説明会など、就活関連のイベントも活用していきましょう。

 

エントリー前の自己分析・業界研究・企業研究と同時に、実際の社内の様子も知っておけるように、リアルな実態を調べる機会も自分で作っていきます。学業と両立しながら、忙しい合間を縫って動いていかなければならないので、きちんと就活の時間も取れるように準備しておきましょう。

 

就活支援サービスを活用する

どのように動き出していいのか迷ってしまう場合には、新卒を対象としたエージェントサービスを使ってみるのも1つの方法です。

 

求人やインターンなどの紹介からサポートしてもらえるケースが多いため、就活に不安がある時には頼れる存在。専任の担当者が付いて、応募書類の作成や模擬面接などのフォローもしてくれるので、より徹底した対策ができます。

 

準備必須!選考前に用意すべきもの

選考に進むまでに準備しておきたいのは、今までに紹介してきた対策だけでなく、次のような点も忘れずに用意します。社会人になってからも役立つものもあるため、しっかりと手配しておきましょう。

 

リクルートスーツ

就活に使えそうなスーツがあれば問題ありませんが、もし手持ちがないようであれば、リクルート用にも準備しておきます。

 

一般的にリクルートスーツは無地で、男性なら黒か濃いネイビー、女性なら黒が無難。あわせて、白のYシャツ・ブラウスや、黒の革靴・パンプスなど、一式そろえておくと良いでしょう。

 

特にスーツは体にきちんとフィットするように採寸して作ると、すぐには受け取れない場合が多いため、余裕のあるうちに持っておくのがベストです。スーツは、インターンなどの就活イベントや入社後も使えるので、しっかりとサイズを合わせて購入しましょう。

 

ビジネスバッグ

ビジネスバッグは社会人になってからも使えるので、長持ちしそうなものを選ぶのがおすすめです。

 

特に就活の際は、面接時に床に置いたり書類を出し入れしたりすることも多いので、立て掛けたりせずに自立するビジネスバッグを用意しておきましょう。合皮やナイロンでも問題ないため、A4サイズの用紙を折らずに入れられる大きさで、黒の使いやすいものを準備します。

 

証明写真

証明写真は、履歴書などの提出書類に貼り付ける大切な資料で、選考に進むまでの印象にも残りやすいもの。インスタントの証明写真機で撮るのではなく、きちんとプロの手による写真館やフォトスタジオで撮影するのがベストです。

 

一般的な写真館やフォトスタジオでは、就活写真用のプランが用意されていることも多いので、気軽に予約してみると良いでしょう。きちんと好印象に見える撮り方をしてくれるため安心です。

 

メールアドレス

就活が始まると、応募先とのやり取りや就活イベント関連の連絡が増えるため、専用のメールアドレスも作っておいたほうが無難です。

 

特に現状使っているメールアドレスがカジュアルすぎると、ビジネスシーンに合わないので、新しく氏名などで構成したものを作り直すと良いでしょう。

 

また就活専用のメールアドレスを準備しておけば、他のメールと混ざらずに整理しやすく、すぐに確認もしやすいのでおすすめです。

 

就活の事前対策にはライトハウスも使ってみよう

きちんと内定をもらえるための効果的な就活のやり方には、ここまでにも紹介してきたように、選考を突破するための対策が不可欠です。中でも企業研究は、応募先を決めたり志望動機を作ったりするのに欠かせないため、しっかりとリサーチする必要があります。

 

そこで便利なのが、各企業の社員や元社員からの評判が集まる口コミサイト「ライトハウス」。2000万件以上もの口コミが集約されており、例えば平均年収や従業員満足度といった数値データもチェックできます。

 

さらに会社の将来性や社内の雰囲気などもグラフ化されており、気になる企業同士で比較しやすい点もメリット。ぜひ就活時の情報収集に活用してみてください。

 

きちんと内定が出るかは就活のやり方も影響する

就活は自分の将来的なキャリアを大きく左右するものであると同時に、新卒採用は企業側にとっても次世代を任せられる人材を見つけ出す非常に重要な活動です。

 

企業としてはどのような人材なのかじっくり見極める必要があり、しっかりと自分をアピールしてほしいと考えています。自分がいかにしてその会社に適しているのか、どう活躍できるのか十分に伝えるためには、今回ご紹介した手順をきちんと踏んでいくのがベストです。

 

ただ応募して選考を受けるだけでは、うまく内定がもらえない可能性が高いので、本記事で見てきた就活のやり方も参考に対策してみてください。

 

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