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【就活生必見】秋採用で第一志望から内定を勝ち取る7つのステップ

【就活生必見】秋採用で第一志望から内定を勝ち取る7つのステップ

 
同級生がどんどん内定をもらっていく中、秋採用に挑む学生の心中は不安と焦りでいっぱいです。
 
「いい会社が見つかるのか」
「内定がもらえるのか」
「卒業までに就職活動は終わるのか」など
 
様々な不安が渦巻いています。
 
最高のパフォーマンスを発揮するために、不安や焦りを無くした状態で秋採用に臨みたいですよね。
 
そこで本記事では、秋採用に関する事前準備、対策、疑問など就活生に必見の情報をまとめていきます。
 
では、早速見ていきましょう。
 
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秋採用 とは

秋採用 とは

秋採用とは就職活動のメインシーズンである春~夏を越えても引き続き採用活動を行っている企業の活動を指します。
 
通常新卒採用は経団連が各企業に要請している指針に従い、3月1日以降に広報活動を開始します。多くの企業は3月1日の就職活動の本格化に伴い、6月1日から内定通知を出していき、採用計画人数を達成するのが一般的な採用スケジュールです。

経団連が掲げる採用スケジュール

  • 広報活動開始: 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
  • 採用選考活動開始: 卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日: 卒業・修了年度の 10 月1日以降
しかし、内定辞退や応募数の未達成により、計画通りに新卒採用ができず、夏以降のシーズンも引き続き採用活動を行う企業がいます。
 
また、学生側も下記のような理由から秋ごろに就職活動を実施。内定を勝ち取るために行動している学生がいます。
  • 春夏の就職活動で苦戦した学生
  • 春採用時期に海外にいた留学生
  • 公務員から民間に変更した学生
  • 部活動などに取り組んでいた学生 
通常3月1日から夏ごろにかけて行う就職活動ですが、上記のような理由から秋ごろに採用活動を行うことを“秋採用”と言います。

秋採用の新卒スケジュールは9月から11月末まで

秋採用の新卒スケジュールは9月から11月末まで

 
秋採用のスケジュールは一般的に9月から11月末頃までと言われています。
春採用:3月~5月
夏採用:6月~8月
秋採用:9月~11月
冬採用:12月~2月
秋採用では、春~夏シーズンで内定をもらえなかった学生や部活動、留学などでシーズン中に就職活動ができなかった学生が参加し、秋シーズンに内定を取りに動きます。

秋採用を行う企業の特徴

秋採用を行っている企業の特徴は大きく以下の4つに分類することができます。

秋採用を行う企業の特徴

では、1つずつ見ていきましょう。
春夏採用で充足できなかった企業
秋採用を行う企業の特徴1つ目は「春夏採用で充足できなかった企業」です。
 
前述したように通常は春~夏にかけて新卒採用を行う企業が大半です。ただし、上手く学生からの応募が集まらなかったり、内定辞退が相次いだりしたため採用目標人数を採用できなかった企業は、引き続き秋シーズンになっても採用活動を行っています。
 
年度によって春採用で目標人数を採用できる年度もあるため、昨年秋採用を実施していた企業でも翌年秋採用をやっているとは限りません。
 
そのため、春シーズンで応募ができるのであれば、忘れず応募するようにしましょう。
認知度が低い中小企業やベンチャー企業
秋採用を行う企業の特徴2つ目は「認知度が低い中小企業やベンチャー企業」です。
 
大手企業やBtoC(私たちの身近にある消費者向け商品を提供している)企業は、就職生からの人気が高く、春夏シーズンで採用目標人数が達成します。反対に、認知度が低い中小企業やベンチャー企業は学生からの認知が低いため、採用計画通りに新卒採用ができない年度があります。
 
そのため、認知度が低い中小企業やベンチャー企業は、秋シーズンになっても引き続き新卒採用を行っている傾向です。
 
秋採用をしている企業でも隠れた優良企業は多数存在します。特にBtoB(企業にサービスを提供している)企業は認知度が低いだけで、隠れた優良企業が多い傾向です。
 
秋採用を募集しているからと言って毛嫌いすることはせず、自分の価値観・就活軸にマッチする隠れた優良企業を見つけて応募しましょう。
公務員試験後の学生を狙った地方企業
秋採用を行う企業の特徴3つ目は「公務員試験後の学生を狙った地方企業」です。

公務員試験後の学生を狙った地方企業

公務員試験は地方によりに選考日程にばらつきがありますが、一般的に7月~9月にかけて内定通知を出します。
 
そのため、公務員試験を受けたものの不合格となった学生たちが9月以降、民間企業に志望変更。内定を勝ち取るために民間企業への就職活動を行います。
 
そこで、公務員試験後の学生を狙った地方企業は、秋採用に力を入れている特徴があります。
海外スケジュールで動いている外資系企業
秋採用を行う企業の特徴4つ目は「海外スケジュールで動いている外資系企業」です。
 
日本の年度切り替わりは4月ですが、海外の多くは9月から年度が切り替わります。
 
企業は年度の切り替わりのタイミングで採用活動を強化するため、外資系企業は秋採用にも率先して力を入れ、秋シーズンに新卒採用を行います。

秋採用の注意点

秋シーズンに就職活動を行うためにはいくつかの注意点を知る必要があります。特に春~夏シーズンと比較して違うポイントを押さえておくことは、秋採用を得るために重要です。
 
ここでは抑えておくべき以下の3ポイントについてまとめていきます。
秋採用の注意点
春夏採用と比べて合格率が低い
秋シーズンの就職活動で注意するポイント1つ目は「春夏採用と比べて合格率が低い」です。
 
一般的には、春夏シーズンで採用目標人数に達し、新卒採用を終了する企業が大多数です。一方で、秋シーズンから就職活動を開始する学生(部活に力を入れていた学生、留学生、公務員志望の学生)がいるため、秋採用している企業にたくさんの学生が集まりやすくなっています。
 
そのため、少ない企業に多くの学生が集まり、春夏シーズンと比べても合格率が低くなり、内定獲得が難しくなる傾向です。

春夏採用と比べて合格率が低い

ライバルよりも評価してもらえるようにしっかりとした準備が必要になります。
選べる企業が少ない
秋シーズンの就職活動で注意するポイント2つ目は「選べる企業が少ない」です。
 
有名な大手企業や人気の企業は春夏シーズンに採用目標人数を達成するため、秋シーズンは新卒採用を行っていない企業が多いです。
 
そのため、前述したような、中小企業やベンチャー、地方企業、外資系などが応募先の候補として挙がってきます。
 
春夏採用に比べると秋採用は選べる候補先が少ない傾向ですが、隠れた優良企業も数多く存在しているため、自分の価値観にあった企業が見つかるまで企業分析を行いましょう。
ネガティブな志望動機は無くしておく
秋シーズンの就職活動で注意するポイント3つ目は「ネガティブな志望動機は無くしておく」です。
 
多くの学生が就職活動のメインシーズンである春~夏で内定を取得しており、23年卒の就活生は、7月1日時点で83.3%が内定をもらっていました。

ネガティブな志望動機は無くしておく

 
グラフの通り、8割近い学生が7月初旬時点で内定を獲得しており、7月~8月には就職活動を終えている学生が増えていきます。
 
そのため、秋シーズンに就職活動をしている学生は、春~夏の就活シーズンと比較して圧倒的に少なくなります。そこで、企業からすると「なぜこの学生はこの時期まで就活をしているのだろう?」と疑問に思います。
 
秋シーズンに就職活動をしている理由を問われた際に、「春夏で内定がもらえなかったから」などネガティブな理由を述べるのはNGです。企業は春夏で評価されなかった学生をあえて採用しようとは思いません。
 
そのため秋シーズンまで就職活動をしている理由を聞かれたときには、「複数内定はいただきましたが、人生を左右する重要な選択なので、納得いくまで就職活動を行いたかったため」などポジティブに捉えられる理由を用意しておきましょう。

秋採用で内定を勝ち取る7つのステップ

秋採用で内定を勝ち取る7つのステップ

前述したように秋採用は春夏採用と比較しても合格率が低くなりやすい傾向です。
 
そこで、秋採用でもしっかりと内定を勝ち取るためのアクションプランを7つに分けて解説していきます。
 
希望の企業から内定をもらえるように1ステップごとに確認していきましょう。
STEP①:秋シーズンに就職活動を行う理由を明確にする
秋採用で内定を勝ち取るステップ1つ目は「秋シーズンに就職活動を行う理由を明確にする」です。
 
  • 公務員試験受験後の民間企業に志望を変更した学生
  • この時期まで海外にいた留学生
  • 部活に熱意を注ぎ引退したばかりの学生
などは率直に現状を採用担当者に伝えれば問題はありません。
 
しかし、前述したように企業は春夏シーズンで評価されず秋まで就職活動をしている学生に対しては「今まで内定がもらえなかった問題点があるのではないか?」と疑問に思います。
 
そのため「内定が取れなかったから秋まで就活しています」という学生が来たら、担当者はその学生を採用したいとは思いません。
 
内定を勝ち取るために、春夏シーズンに苦戦した学生は秋シーズンまで就職活動を行っているポジティブな理由を準備しておく必要があります。
STEP②:自己分析を徹底して行う
秋採用で内定を勝ち取るステップ2つ目は「自己分析を徹底して行う」です。
 
前述したように、春夏採用と比較して、少数の企業に多数の就活生が集まるため、秋シーズンは春夏採用と比べると倍率が高い傾向です。
 
そのため、秋採用ではライバルよりも魅力的に映るように自分をアピールする必要があります。
 
秋採用で内定を勝ち取るためには、自己分析を行い、自分の就職活動の軸を採用担当者がイメージできるように言語化しておきましょう。
 
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STEP③:応募する企業を選定する
秋採用で内定を勝ち取るステップ3つ目は「応募する企業を選定する」です。
 
自己分析を通じて見えた自分の就職活動の軸をもとに応募先の企業を探していきます。
  • 自分の大事にしたい価値観
  • 譲れない軸
  • 将来成し遂げたいビジョン など
自己分析で判明した軸をもとに応募先を選びましょう。
 
秋採用では、卒業までの期間が短く気持ちが焦ってしまいがちです。しかし、焦って企業を決めてしまうと、仮に入社できたとしても入社後にミスマッチで辛い思いをしてしまう可能性が高ります。
 
企業選びは人生を左右する大きな決断です。焦らず、自分の価値観にマッチする企業が見つかるまで応募する企業を探し続けましょう。
STEP④:企業分析・業界分析を行う
秋採用で内定を勝ち取るステップ4つ目は「企業分析・業界分析を行う」です。
 
自分の就活軸にマッチする企業が見つかったら、その企業や業界について分析を行っていきます。
 
企業分析や業界分析の練度はその会社への熱量(志望度の高さ)の証明になります。自社について質問した際に、的外れな回答をすると採用担当者は「この学生は全然調べてきていない。志望度が高くないのかな?」と判断する可能性が高いです。
 
そのため、応募先企業への志望度の高さをアピールするためにも企業分析と業界分析は徹底的に行いましょう。
 
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STEP⑤:志望動機を練り上げる
秋採用で内定を勝ち取るステップ5つ目は「志望動機を練り上げる」です。
 
日本の会社では“3年3割”という言葉あるほど、新卒入社後の退職率が問題視されています。
 
そのため、採用担当者は「長く活躍してくれる優秀な人材を採用する」ことを会社から指示されています。そこで、採用担当者は、「長く活躍する優秀な人材か」を判断するために、志望動機を深堀りして聞いてくるでしょう。
 
採用担当者に刺さる志望動機が回答できるように、自己分析を通じて判明した自分の軸・価値観と企業分析・業界分析を通じて得た知識をもとに志望動機を練り上げていき、入社意欲が高く長期的に活躍することをアピールしましょう。
 
  • 「御社の経営理念が、自分が大事にしてきた価値観に似ており共感したため」
  • 「様々な経験を若いうちから体験したいと思っており、御社の組織文化ならそれが実現できると思ったため」
  • 「御社のサービスを小さいころから活用しており、自分も同じようにお客様に笑顔を届けたいと思ったから」 など
入社意欲が高い志望動機を答えられたら、秋採用で内定を勝ち取ることができるでしょう。
 
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STEP⑥:面接練習を手伝ってもらう
秋採用で内定を勝ち取るステップ6つ目は「面接練習を手伝ってもらう」です。
 
面接の短い時間で自分の魅力をアピールするためには反復した面接練習が必要です。既に内定を得ている友人や大学の就活支援センターなどを利用して面接練習を行います。
 
ライバルが多い秋シーズンで内定を勝ち取るために、既に内定を勝ち取った友人からアドバイスをもらいながら、面接の質を高めていきましょう。
 
面接会場は独特な雰囲気に包まれているので、当日に自分本来の魅力をアピールできるように面接練習を繰り行い、回答に自信をつけるのがおすすめです。
 
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STEP⑦:感謝の気持ちを込めてお礼メールを送る
秋採用で内定を勝ち取るステップ7つ目は「感謝の気持ちを込めてお礼メールを送る」です。
 
練習の成果を発揮し、無事面接が終了したら当日中にお礼メールを送りましょう。
 
お礼メールを送ることで熱量のアピールや細かな気遣いができる印象を与えることができます。面接で会話した内容や逆質問で聞けたことをメールに記載し、面接を通じてさらに志望度が高まったことを伝えます。
 
文面例
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の鈴木太郎と申します。
 
本日はご多用のところ面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。
●●様より御社の事業に対する思い入れや、長期的に成し遂げたいビジョンをお伺いして、より一層御社で働きたい気持ちが強くなりました。
 
私もこれまで経験した◇◇の能力を活かして、貴社のビジョン実現に向けた一翼を担うことができれば幸いです。
 
まずは、面接のお礼が申し伝えたくご連絡させていただきました。
末筆ながら貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
---------------------------------------------------
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
鈴木太郎(すずきたろう)
電話:●●●-●●●●-●●●●
---------------------------------------------------
 
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秋採用の面接で聞かれる質問特徴的な質問3選

秋シーズンの面接でも春~夏と変わらず志望動機や自己PRは聞かれます。
 
しかし、秋シーズンならではの質問があるため準備は必要不可欠です。準備をしていないと「ドキッ」とする質問なので、しっかりと対策しておきましょう。
秋採用の面接で聞かれる質問特徴的な質問
Q.なぜ秋採用で就職活動をしているのか?
Q.なぜ春採用の時に弊社を応募しなかったのか?
Q.弊社から内定通知をお渡しした場合、就職活動は継続されますか?
なぜ秋採用で就職活動をしているのか?
秋採用特有の質問1つ目は「なぜ秋採用で就職活動をしているのか?」です。
 
前述したように、企業は「なぜこの時期まで就職活動を行っているのか?」を疑問に思っています。
 
企業が秋ごろまで就活している学生に対して懸念しているポイントは「内定がもらえていない=何か問題がある学生なのではないか?」ということです。採用担当者はこの質問の回答を通じて、問題がある学生なのかどうかを判断します。
 
そのため、「なぜこの時期まで就職活動を行っているか」を聞かれた際には、「内定がもらえなかった」とネガティブな理由を言うのではなく、「納得いくまで就職活動をしたいから」などポジティブな理由を答えるようにしましょう。
回答例
「複数内定はいただきましたが、人生を左右する重要な選択なので、納得いくまで就職活動を行いたかったためこの時期まで就職活動を継続して行っております。」
なぜ春採用の時に弊社を応募しなかったのか?
秋採用特有の質問2つ目は「なぜ春採用の時に弊社を応募しなかったのか?」です。
 
一般的な企業の場合、春夏シーズンも新卒採用を行っております。企業からすれば「なぜ春夏ではなくて、秋に応募したのか?」と疑問に思います。
 
そのため、秋採用では「なぜ春採用の時に弊社を応募しなかったのか?」を聞かれる傾向です。
 
回答する時は、「春採用、夏採用の時に御社のことを知らなった」と素直に答えてOK。前述したように秋シーズンに採用している企業の多くは、中小企業やベンチャー、地方企業など知名度があまり高くない企業が多いです。
 
そのため、素直に「春採用では、御社に出会うことができなかった」と回答しても問題ありません。
回答例
春採用では、「人とコミュニケーションをとるのが好き」「人の役に立つ仕事がしたい」「人の人生に寄り添う仕事がしたい」という思いから人材業界をメインに就職活動を行っておりました。
 
しかし、今思うと人材業界に対する理解度が足りておらず、希望する業界を絞りすぎていたのだと思います。
 
そこで原点に立ち戻り、自分の大事にしたいことは何かを改めて考えた結果、人の人生に直接寄り添える仕事はもっとたくさんあることに気づき、就職活動の視野を広げることができました。
 
その中で、御社の”人の人生に寄り添うプロダクトを生み出し続ける”に共感し、御社で活躍したいと強く思うようになり、志望するに至りました。
弊社から内定通知をお渡しした場合、就職活動は継続されますか?
秋採用特有の質問3つ目は「弊社から内定通知をお渡しした場合、就職活動は継続されますか?」です。
 
企業はできるだけ早く優秀な人材を採用したいと考えています。
 
そのため、内定通知を出した学生が引き続き就活を行うのか確認する採用担当者が多い傾向です。特に秋採用では、春夏採用に比べて年度終わり(3月末)が近いため、採用担当者も急いで採用目標人数を達成したいと考えてその質問をします。
 
第一志望の企業からの質問には、「御社から内定をいただけたら、就職活動は終わりにし、現在選考中の企業にも選考辞退の連絡をしようと思っております。」と回答しましょう。
 
しかし、第一志望以外からこの質問をされた時は、回答に注意しましょう。志望度が高いことは伝えつつ、慎重に決めたいことを伝えるのがベストです。
 
回答例
御社の事業にはとても魅力を感じており、御社への志望度は最も高いです。しかし、現在他社選考も並行して進めており、就職活動を悔いが残らない形で終えたいと考えています。
 
そのため、御社から内定をいただいても引き続き最後まで選考を続けていきたいと考えております。
 
御社から内定をいただけたら、御社への理解をさらに深めさせていただいたうえで最終的な決断をしたいと思っております。

秋採用の企業を探す方法

秋採用を行っている企業は春夏と比べると求人数が激減します。
そのため、探すのに一苦労するとの声も多くあります。
 
そこでここからは、秋採用している企業の探し方を3パターン確認していきましょう。
①求人サイト
②逆求人サイト(スカウト型)
③合同説明会
①求人サイト
秋採用を行っている企業の探し方1つ目は「求人サイト」を活用することです。
 
秋採用でも、大手就職求人サイトを利用して求人を探すことができます。春採用と比較すると求人数は減少しますが、引き続き秋シーズンでも求人サイトには多くの求人が集まっています。
 
求人サイトには、就活生が知りたい情報が網羅的にまとめられており、
 
  • 会社概要
  • 事業内容
  • 業務内容
  • 選考フロー
  • 社風・風土 など
企業ごとにまとまっているため、比較しやすい特徴があります。
 
最初は求人サイトを活用して、気になる企業を見つけ、その後自社HPや口コミサイトなどを利用して企業理解を深めていくといいでしょう。
②逆求人サイト(スカウト型)
秋採用を行っている企業の探し方2つ目は「スカウト型の求人サイト」を活用することです。
 
春夏採用で充足しなかった企業が率先して優秀な人材を採用するためにスカウト型の求人サイトを利用しています。そこで、プロフィール情報を充実させておけば、企業側からスカウトが来ます。
 
逆求人型のサイトは応募が企業主導のため、自分からスカウトをもらいに行く動きはできませんが、スカウトが来たら内定率も高くなりやすい傾向のようです。
 
希望する業界・企業からスカウトがもらえるように、プロフィール情報には志望業界・企業で活躍している人物像(性格、価値観、スキルなど)を調べ、その人物に近くなるような情報を登録しておきましょう。
 
もちろん嘘の情報を書くのはNGですが、長所と短所は表裏一体です。上手にプロフィールを充実させておけば希望の業界・企業からスカウトをもらうのも難しくはありません。
 
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③合同説明会
秋採用を行っている企業の探し方3つ目は「合同説明会」に参加することです。
 
合同説明会は就活メインシーズンである春ごろに多く開催されておりますが、時期を開けて夏~秋ごろにも開催している場所があります。特に首都圏以外の地方では、公務員試験終了後の学生を対象に合同説明会を秋ごろに開催している自治体が多数存在します。
 
そこで、合同説明会に参加して、秋採用をしている採用担当者と直接コミュニケーションをとり、情報を取集しましょう。
 
合同説明会には地元に根付いた地域密着型の優良企業もたくさんあります。直接会えるからこそ、会社の雰囲気や社風など定性的な情報を自分で判断して、自分にマッチする会社を見つけられるでしょう。

秋採用を行っている企業が優良企業なのか判断する方法

企業は学生が秋ごろまで就職活動をしていると「なぜこの時期まで就活をしているのか」疑問に思います。反対に学生側も、秋採用をしている企業を見ると「人気がない企業なのか?」「ブラックな企業なのかな?」と不安になると聞きます。
 
前述したように、秋採用をしているからと言って問題を抱えている企業というわけではありません。しかし、就活生からすると優良企業かそうでないかの判断が難しいところだと思います。
 
そこで、秋採用を実施している企業が優良企業なのかどうかを判断するための方法をお伝えします。
 
優良企業かそうでないのかを判断する一番のおすすめ方法は「実際に働いている人に聞くこと」です。OBOG訪問ができれば一番ですが、秋採用で選考までの時間がなく、実際に働いている人の話を聞くのは難しいということもあります。
 
そこで、おすすめなのが口コミサイトです。
 
実際に働いている人のリアルな感想がまとまっており、その企業が優良企業かどうかを判断することができます。
日本最大級の会社口コミサイト『ライトハウス』を活用

ライトハウス

口コミサイトの中で特におすすめなのが、日本最大級の会社口コミサイト『ライトハウス』です。
 
ライトハウスは、年間5000万ユーザーが利用する日本最大の会社口コミプラットフォームであり、全国約50万社の企業情報をデータベース化しています。
 
  • 働きがいはどのくらい感じられる?
  • 平均年収はどのくらいもらえるの?
  • 残業時間ってどのくらい?など
ライトハウスでは、採用担当者には聞きづらいリアルな情報がすべて無料で閲覧できます。
2,000万件以上の口コミを件数
現在では、社員・元社員の方の口コミが2000万件以上掲載されており、働いている人のリアルな感想が集まっています。
 
気になる企業のリアルがわかるため、就活・新卒の企業研究で利用されています。
実際に働いている人の想いを可視化
ライトハウスは独自の指標で会社の特徴を定量的・定性的に可視化しています。
 
そのため、会社の研究や比較が論理的な根拠を持って行うことができます。
 
 

まとめ

秋採用は春夏採用と違った難しさがあります。そのため、秋採用で内定を勝ち取るためにはしっかりとした準備と対策が必要です。
 
最近では通年採用(1年中採用活動)をする企業も増えてきており、新卒採用の形も多様化してきています。
 
そのため、秋採用で入社を決める就活生も年々増加している傾向です。秋採用だからと不安にならずに、自信をもって就職活動を最後までやり切りましょう。
 
階段を上るように1ステップずつ準備と対策を行っていけば、希望の会社から内定を勝ちとることもできます。
 
納得のいく形で就職活動が終わることを応援しています。