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就活生必見!集団面接の流れやコツを徹底解説

集団面接_流れ_トップ就職活動において面接は避けて通れません。筆者は、実は個人面接よりも集団面接の方が緊張してしまいます。場の空気にのまれ、本来の自分を出せないこともありました。

 

面接を突破していくためには『場数を踏むこと』も大事ですが、『徹底した事前準備』が重要です。集団面接はどんな流れで進むのか、何に注意すべきなのか、事前に知っているだけで少し心の余裕ができます。

 

面接を受ける前に、この記事を読んで、「流れやマナー」をしっかり把握しておきましょう。また筆者が就活生時代意識していた「面接突破術」も紹介しています。

 

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集団面接の流れを徹底紹介!入退室の手順も確認!

まずは、集団面接の流れをしっかり頭に入れましょう。ここでは入退室の仕方も詳しく説明します。集団面接での悪目立ちは命取りです。流れを把握すれば、堂々と面接に挑むことができます!

 

<大まかな流れ>

  1. 受付
  2. 待機中
  3. 入室
  4. 着席
  5. 自己紹介
  6. 質問
  7. 退室

 

①受付時はしっかりとあいさつ

会場には余裕を持って到着しましょう。公共機関が少し遅延しても、開始時刻に間に合うように家を出ると安心です。受付をする際は、必ず「あいさつ」をしましょう。名前もハキハキと笑顔で伝えるようにしてください。

 

②待機中も気を引き締めよう

待機時間も面接の一環と思って、気を引き締めておきましょう。私語は控え、姿勢にも注意してください。足を組んだり猫背になっていると、印象はよくありません。また、スマートフォンを見続けることもあまりおススメはしません。面接前に確認したいことがあれば、紙に書いて持って行っておくと良いかもしれません。

 

③入室時のマナー

面接室に入るときはマナーを守りながら入りましょう。入室の仕方をしっかり確認しておくと心に余裕が生まれます。

【先頭の場合】

ドアを3回ノックします。「どうぞお入りください」と言われたら、「失礼いたします」と言ってから、ドアを開けて入室します。

【2番目以降の場合】

ノックをする必要はありませんが、ドアの前で「失礼いたします」と言ってから入室します。

【最後の場合】

入室したら、扉の方を向いて扉を静かに閉めましょう。後ろ手で閉めるとマナー違反になるので要注意です。閉め終わったら、「失礼いたします」と言ってから一礼をして椅子に向かってください。

 

一礼するときは、「失礼いたします」と言ってからすると、メリハリが出て好印象です。

 

④着席のタイミング

全員が入室するまで着席はせず、用意された椅子の横で立ったまま待っておきます。待っている間は周りをチラチラ見たりせず、堂々と前を見て姿勢よく待っておきましょう。面接官から「お座りください」と言われたら着席するようにしてください。

 

かばんの置く場所は、指定されなかった場合、椅子の横に置くのが一般的です。コートなどの上着は、かばんの上に置きましょう。

 

座る体勢で心がけることは、背筋を伸ばし、いすに深く腰掛けず背もたれにもたれないことです。男性は両膝を軽く開き、手は握りこぶしにしてひざに乗せ、女性は両膝を閉じ、両手を重ねてひざに乗せておくとよいでしょう。

 

④自己紹介

集団面接ではじめて自分をアピールできるのが、自己紹介です。ただし、長々と自己紹介してはいけないので、あらかじめ自己紹介を簡潔にまとめておく必要があります。後に自己紹介のまとめ方を詳しく説明します。

 

⑤面接官からの質問

集団面接でよく聞かれる質問は、「ガクチカ」「志望動機」「長所と短所」などです。自分が受ける企業でどんなことが聞かれるのか、あらかじめリサーチして準備しておくことも良いと思います。

 

⑥逆質問

逆質問の時間は必ずあるというわけではありませんが、質問できるタイミングがあればチャンスと思ってください。その際、会社のホームページに載っているような基本的なことを聞くのは避けましょう。分からないことを聞く質問の時間ですが、自分をアピールできるような聞き方をすると、逆質問の時間を有効に使えます。その方法は後に詳しく説明します。

 

⑦退室時のマナー

面接が終わったら、全員立ってから「ありがとうございました」と言い、一礼をしましょう。

 

ドアに近い人から退室をしていきます。ドアの手前まで来たら、面接担当者のほうを向いて、「失礼いたします」と挨拶をし、一礼してから退室します。最後に退室する人は挨拶を済ませたうえで、ドアを静かに閉めてください。

 

退室後は面接の感想などを話したくなるかもしれませんが、面接会場から出るまでは私語厳禁です。面接前の待機中同様に、建物から出るまでは面接の一環だと思って気を抜かずに行動しましょう。

 

集団面接がWebだったら何が変わる?流れをご紹介!

コロナが流行してからは、Web面接が主流になりつつあります。Web面接では事前準備や挨拶の仕方が異なるので、オフラインだけでなくオンラインの流れもしっかり確認しておきましょう。

 

<おおまかな流れ>

  1. ルームに入室
  2. 入室後のあいさつ
  3. 自己紹介
  4. 質問
  5. 退室前のあいさつ

 

①ルームに入室

面接が始まる直前になってアタフタしないように、事前準備をしておきましょう。面接前日までに準備しておくことは2点あります。

  1. URLの確認:使用するPCですぐにURLを押せるように準備しておきます
  2. アプリの設定:面接で使用するアプリの更新やログイン出来るかどうか確認します

マイクやカメラ、背景の設定などもあわせて確認しておきましょう面接当日は、5~10分前には入室をします。オンタイムで始まる場合でも、5分前にはPCの前に座っていつでも始められるようにしておきましょう。

 

②入室後のあいさつ

面接にもよりますが、基本はカメラオン・マイクオフで面接を進めていきます。入室後、面接官が「今日はよろしくお願いします」と言ったら、それに続いてミュート解除して「よろしくお願いします」と言いましょう。一人ずつ名前の確認があったときは、その際にミュート解除して一言あいさつをします。

 

③自己紹介

「一分以内で自己紹介をしてください」といったように、回答時間が細かく決められている場合があります。集団面接は選考フローの最初の方なので、選ばれるというよりかは悪目立ちすると落とされることが多いです。決められた時間内で伝えたい情報をあらかじめまとめておく必要があります。

 

④面接官からの質問・逆質問

面接官からよく聞かれる内容は、オフラインの集団面接と大きく違いはありません。回答の順番は挙手制が多いので、勇気を出して発言してみましょう!

 

⑤退室前のあいさつ

面接終了後は、面接官が強制終了する場合と自分で退室していく場合の2パターンあります。自分で退室する場合は、ミュート解除して「貴重なお時間ありがとうございました。本日は大変勉強になりました」といったように、あいさつをしてから退室すると良いでしょう。

 

集団面接と個人面接の違い

集団面接は、複数の学生(3~6人)に対して行われる面接です。一次面接などの選考フローの初期段階が多いです。個人面接は深堀してじっくり話をするのに対して、集団面接では限られた時間の中で自己アピールをする必要があります。面接官に伝える内容を簡潔にまとめて話せる練習は必須です。

 

▼合わせて読みたい!

就活における面接の基本|採用担当者は何を見ているの?本質を理解しよう - ライトハウス就活ガイド

 

面接官が案外見てる!集団面接で注意すべきことって?

集団面接で注意すべき事

集団面接で見られるポイントは「協調性」です。会社という一つの社会の中で生きていくためには、自分が良ければそれでいいという訳にはいきません。限られた時間の中で、ほかの就活生にも気を配りながら面接を受ける必要があります。

 

回答時間に気を付けよう

一人だけの面接ではないので、あまりにも回答時間が長すぎると面接官に悪い印象を与えてしまいます。

 

〇〇分以内で答えてくださいと言われる場合もありますが、時間指定がないときは長々と話しすぎないように気を付けましょう。周りに気を配れない人だと見られる可能性があります。

 

周りの人が話しているときは、話をしっかり聞こう

質問に答えているときが面接というわけではありません。他の就活生の話も聞いているかどうか見られています。「○○さんの話を聞いて、あなたはどう思いますか?」と実際に聞かれる場合もあります。他の就活生と自分の話が少し被っていたとしても、「○○さんも~と言っていましたが、」と話し始めると聞いていたことをアピールできます。

 

周りは敵だと思わず、素直に伝えよう

集団面接でありがちなのが、周りの就活生を敵だと思って蹴落とそうすることです。前の人の回答を気にして自分の話を変えてしまうと、アタフタしてかえって良くない印象になる場合が多いです。

 

集団面接では比較して見られますが、悪目立ちをすることが一番危険です。同じような回答になっても、事前に準備をしてきたことを落ち着いて素直に話す方が面接官に伝わるでしょう。

 

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集団面接の突破術3選!

集団面接を突破している学生の多くは、面接のコツを理解しています。どうすれば面接官に好印象を与えられるのかを3つに絞って解説していきます。

 

最初が肝心!自己紹介で好印象GET!

人の第一印象は3秒で決まると言われています。面接官に好印象を持ってもらうためには最初が肝心です。自己紹介ははじめの自己アピールする場面なのでとても重要ですまずは表情を意識して、明るい笑顔でハキハキと話しましょう。話始めるときは緊張するかもしれませんが、口角を少し上げるだけでも大丈夫です!

 

筆者も面接中は常に笑顔で話すようにしていたので、面接官にも柔らかい印象を与えられていたと思います。自分の表情が固まってしまうと、余計に緊張したり上手く話せなくなることもあったので、リラックスして話せるとよりいいですね!

 

次に意識するのは回答時間です。集団面接では自己紹介の時間が決まっていたり、決まっていなくてもダラダラと話し続けることはNGです。回答時間が指定されない場合は1分以内に収めましょう。

 

1分間の自己紹介では約300字が目安です。「氏名」と「大学・学部・学科」は必ず伝えて、アピールできることや自分を知ってもらえることを話しましょう。

 

面接官からの質問には「結論ファースト」で簡潔に答えよう!

面接官からの質問に答えるときは『結論ファースト』で答えましょう。就活生が面接でよくありがちなのが、「結局何が言いたかったの??」と面接官の頭を悩ませてしまうことです。聞かれた質問に対して、一番初めに結論を述べることで相手に伝わりやすくなります。理由やエピソードは、結論を述べた後で話すようにしてください。

 

<答え方の例>

あなたの長所はなんですか?

良い例)私の長所は○○です。なぜなら~

悪い例)私は小さいころから○○をやっていて~、なので○○が長所です。

 

筆者は、質問内容を事前に予想して答え方を練習していました。そのおかげで、アタフタせず落ち着いて堂々と質問に答えられるようになりました。答え方の練習しておけば、予想外の質問がきても結論ファーストで話せるようになると思います!

 

逆質問はアピールタイム!?熱意を伝えよう!

逆質問は会社の気になることを聞くのが一般的ですが、会社に対する熱意を伝えるチャンスでもあります。逆質問の時間を使って「入社してから活躍したい」「向上心を持って働きたい」という気持ちを伝えられます!

 

質問例

  • 入社までに勉強しておくことはありますか
  • 若手社員にどんなことを求めますか
  • 〇〇の資格を持っているのですが、仕事で活かすことはできますか
  • 若手のうちから語学をいかす機会はありますか

 

筆者も最終面接では、逆質問でいかにアピールするかを考えていました。入社することを前提に「入社後どうすべきか」という質問をたくさんしました。入社への熱い思いが届き、内定をもらえた経験もあります。

 

▼合わせて読みたい!

面接で必ず聞かれる逆質問|面接官に好印象を与える質問例も紹介 - ライトハウス就活ガイド

 

Web集団面接ならではの注意点

Web面接では画面を見ながら話してしまいですが、それだと面接官の人は目線が合わず、下を向いているように見えてしまいます。しっかり話せていても、目線が下のまま話していると暗い印象になってしまい、もったいないです。相手に好印象を与えるために、なるべくカメラ目線で話すようにしましょう。

 

Web面接ではカンペを用意できますが、読みながら話すのは控えた方がよいです。おそらく面接官は読みながら話していることに気付く可能性が高いです。話すポイントのみメモしておく程度にしましょう。

 

面接では相手に与える印象がとても重要です。Webでも対面と変わらず、常に笑顔で明るくハキハキ喋ることを意識しながら面接に挑んでください。

 

▼合わせて読みたい!

オンライン面接を成功させるために!やるべき準備をして攻略しよう - ライトハウス就活ガイド

 

集団面接対策に『ライトハウス』を活用しよう

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筆者も就活生時代、ライトハウスにはお世話になりました。会社が求めている人物像と自分の性格やキャリアプランがマッチするかどうか、ライトハウスで情報を得ながら見定めていました。ホームページには載っていない「リアルな姿」を知ることで、入社後のミスマッチを防ぐこともできます。 ライトハウスを活用して、ぜひ就活を有利に進めてください。

 

まとめ

就活で不安になったり緊張するのは当たり前のことだと思って大丈夫です。面接官も就活生が緊張していることをマイナスに見たりはしません。少し間違えても、それだけで面接の合否が決まるわけではありません。

 

筆者もすべての面接に合格したわけでありません。面接を受けていく中で、新たな発見や気付きもありました。一度失敗したからダメだと思わず、何度も挑戦してその都度修正していけば問題ないです。

 

最終的に納得のいく就活となるように、事前準備をして面接に挑み続けてください。

 

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