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【インターンに落ちたら】本選考前にやるべき”4つ”を徹底解説!

就職活動のスタートであるインターン。インターン参加後の「本選考優遇」を設ける企業も多く、「インターンに参加すること」の重要性が高まっています。

 

だからこそ、インターンの不合格通知を受け取ると、「インターンに落ちてしまった...。もう本選考にはチャレンジできないのか?何が足りないのだろう?」と悩んでしまいますよね。私も、第一志望だった企業のインターンに落ちてしまい、「この先どうしよう…。」と途方に暮れた経験があります。

 

しかし、就職活動が終了した今、「インターン不合格」は、自分の就職活動を見直す絶好の機会だったと強く感じます。

 

この記事では、本選考に関する疑問点を解決し、次に進もうとしているあなたに知ってほしい、すぐにとるべき4つの行動を紹介しています。「あの時、不合格通知を受け取ったからこそ、より良い選択ができた」と思えるよう、ぜひ、最後まで読んで次への一歩を踏み出してみてください。

 

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インターンで落ちたら、本選考にはチャレンジできない?

「インターンで落ちたら、本選考にはチャレンジできない?」そう思っている方もいらっしゃると思います。じつは、インターン選考と本選考には決定的な違いがあり、「そうではない」ことが多いのです。その違いと、「そうではない」理由について紹介します。

本選考とインターン選考の違いは?

本選考とインターン選考は、目的と倍率が異なります。

 

まずは目的について説明します。

 

本選考では、「自社の方向性に合う学生を採用する」ことが目的です。よって、就活生の強み、入社後の展望が、会社の方向性や欲しい人物像に一致するかを大切にして、学生一人一人と深く向き合い、選考します。

 

一方で、インターンシップは、「自社の存在や取り組みを、より多くの就活生に知ってもらう」、「優秀な学生を早期に確保する」ことが目的です。よって、「会社の方向性に一致するか」はあまり考慮されずに、Webテストの成績や、エントリーシートの内容など、表面的な部分で選考されます。

 

次に倍率について説明します。

 

多くの就活生は、本選考開始までに、自分の強みや業界・企業の特徴を理解し、「入社したい」と強く考えた企業の本選考に応募します。そのため、倍率は自然と落ち着きます。

 

一方で、インターンシップは、多くの人が、希望する業界や職種・企業が定まりきらないまま、選考の経験や業界・企業理解のために参加します。したがって、本選考よりも応募者が多く、倍率が高くなってしまうのです。

 

インターン不合格でも、本選考に挑戦できるチャンスはある

このように、本選考とインターン選考では、目的と倍率に根本的な違いがあります。そのため、企業への志望度が高くとも、あなたの志望度や強みが伝わりきらず、不合格になってしまうことがあるのです。

 

しかし企業にとって、採用活動は、自社の今後の発展のために重要な活動。自社に強い想いを持ち、長く活躍してくれる人材を採用したい想いがあるのです。そのため、多くの企業では、インターン選考と本選考を別物として捉えどちらの出会いも大切にします。

 

よって、インターン参加者に優遇を出している企業であっても、インターンに参加していない就活生にも十分な枠をとって採用活動を行います。

 

以上の理由から、インターンの選考に落ちてしまっても、本選考への影響は少ないと考えられています。インターン不合格は、就職活動を見直す絶好の機会!インターンの不合格通知を受け取り、

  • 「もうこの企業への就職は無理だ...。」
  • 「自分には良いところなどないのだ...。」

と、落ち込んでしまう方も多いと思います。しかし、インターン不合格でも、本選考へのチャンスがあります。合格できる可能性もあります!だからこそ、 自身に足りない点に早いうちに気付き、改善への行動をとることが重要なのです。

 

思い立ったが吉日!次項では、今すぐ実践できる「インターン不合格後にとるべき行動」を4つのポイントに分けてご紹介します。

 

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今すぐ実践しよう!インターン不合格後にとるべき行動”4つ”をご紹介

インターンの不合格通知を受け取ったあと、本選考で挽回する、または、自分にとってより良い選択ができるようにするためには、その後の行動が重要です。

 

実際に、私は、夏インターンの不合格通知を機に、この業界自体が自分と合っていないことに気付きました。その後の秋・冬インターンでは全く別の業界・企業に挑戦し、手ごたえを感じられたことで、本選考前に「自分の強みを活かせる企業」に気付くことができました。

 

そんな私が考える、「インターン不合格後にとるべき行動」とは、これからご紹介する

  1. 不合格の原因を整理する
  2. 就職活動の軸を具体化する
  3. 業界分析・企業分析を行う
  4. 選考の経験を積む

の4つです。早速、1つ1つを詳しくご紹介します。

 

①不合格の原因を整理する

インターン選考は倍率が高く、表面的な選考となってしまうとは言え、不合格になってしまったことには何か理由があるはずです。まずは、考えられる原因を一つずつ整理してみましょう。この記事では

  • エントリーシート
  • Webテスト
  • 面接

の3項目において、不合格の原因を考えることができるチェック項目を用意しています。提出した内容や当時の様子を参考にし、確認してみましょう。

エントリーシートチェック項目
  • 誤字・脱字はないか
  • 指定文字数より大幅な不足がないか
  • です/ます調と、である調が混在していないか
  • 接続詞の使い方は適切か?(例:「なので」×→「したがって」〇、「でも」×→「しかし」〇 など)
  • 適切でない口語表現を用いていないか(例:「~みたいに」、「来れる」 など)
  • あなたのことを知らない人が書いてもわかる文章か?(内容の前提を共有できているか?)
  • 文章の構成は大丈夫か? (結論、前提、課題、解決方法、結果 の順で書けているか?)
  • 志望動機が具体的でわかりやすいか?

企業には、一人のESにかけられる時間がごくわずかになってしまうほど、非常に多くのエントリーシートが届きます。したがって、「誤字脱字がない」、「指定文字数を満たしている」、「文章がわかりやすい」ことは、特に重要です。

 

ただ、自分自身でエントリーシートを評価することは難しいですよね。私も、「自分で読んでみると、悪いところは無いのになぁ…。」なんて、思っていました。

 

しかし、エントリーシートは、「誰が読んでも一発で(活躍できる人材だと)理解できる」ことが重要です!ぜひ、友人や先輩後輩など、一人でも多くの人に読んでもらい、アドバイスを受けてみてください。自分では気づけなかった不足点を整理することで、よりわかりやすい文章を作り上げることができます。

Webテストチェック項目
  • 時間内に解ききれたか?
  • 自分の苦手な科目、出題方法は何か?
  • 十分に対策できたか?

一人のESに時間をかけられないインターン選考において、Webテストの得点率は重要な指標になります。そのため、振り返りをせずに、毎回のテストが「やっつけ本番」のようになってしまうと、非常にもったいないです。Webテスト受験後に振り返ることで、自分の苦手分野に早期に気付けますし、対策の時間を十分に取れます。

 

回答に時間をかけられないからこそ、回答が終わった後に自分の苦手を整理して、問題集や他の企業の選考でフォローするようにしましょう。

面接チェック項目
  • 身だしなみは適切であったか?
  • 視線や表情に気を付けられたか?
  • 話し方や声の大きさは適切であったか?
  • 問いに対する答えが的確だったか?
  • 自分自身や企業のことを十分理解した上で臨めたか?

「問いに対する答えが的確であること」は非常に重要なポイントです。

  • 結論から話していない
  • 説明が長すぎる

といった答え方だと、面接官に内容が伝わらず、大きな減点につながってしまいます。

 

また、「自分自身や企業のことを十分理解した上で臨むこと」も、重要です。質問に対してあやふやな回答をしてしまうと、「ちゃんと考えていない」「理解できていない」ことが面接官にばれてしまいますし、そもそも、自信のない回答では面接中のアピールには繋がりません。

 

後述する2つの項目(②就職活動の軸を具体化する、③業界分析・企業分析を行う)を確認し、自分や企業への理解度を上げて、詳細な回答ができるよう心がけましょう。

 

ちなみに、私は、先輩に依頼して、面接練習をしていただくことで、「答え方」や「印象」、「回答のわかりやすさ」を改善していきました。また、自分の回答を客観的に確認し、かつ、面接本番の不安を軽減させるために、面接で尋ねられることが多い質問内容を集めてきて、回答集を用意していました。

 

自己分析を兼ねることもできるので、大学受験に向けて過去問を解いていたように、一つ一つ丁寧に取り組むと大きな効果を得ることができ、おススメです。

 

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②就職活動の軸を具体化する

「就職活動の軸を具体化する」ことは、自分自身への理解度を上げるために非常に有効です。あなたの就職活動の軸は当たり障りのない、どの企業でも通じるような軸になってしまっていませんか?就職活動の軸が具体化できていないと、将来像がイメージできず

  • ESや面接での回答があいまいなものになる → 面接を通過できない
  • 自分に本当に合っている環境に出会えない → 入社後にギャップを感じて転職に至る

といった結果になるリスクも。インターンに落ちてしまった企業にもう一度挑戦するのであれば、また現在の就職活動に不安があるのであれば、本選考に向けて志望動機をより詳細にしていきましょう。

 

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入社後に活躍するためには、「就活の軸」が重要!

志望する会社に入社した後、自分がどのように毎日を過ごして、どのように活躍するのか、イメージできていますか?

 

就職活動において最も大切なことは、「志望する会社に入社すること」ではなく、「入社後に、その会社で活躍すること・充実した毎日を送ること」です。就職活動を「これからの人生を考えるための時間」と捉える人もいます。このような「入社後活躍」のためには、就職活動の軸を具体化することが最も有効です。

業界や職種だけでは不完全!就活の軸の「解像度」を上げよう

「映像関係の仕事ができる」「人に影響を与えることができる」など、業界や職種を決めて、その特徴に沿った、アバウトな就職活動の軸を掲げる人が多くいます。しかし、このような軸では「何がやりたいか」を満たしているだけで、「どのように」「どんな人に」「どれくらいの期間で」などの具体的な内容が不足しています。たとえば、

  • 人に影響を与える仕事ができる
  • 自分の得意を生かすことができる

といった就職活動の軸では、

  • どんな人に、どんな影響を与えて、どのような状態を目指す仕事がしたいのか?
  • 自分の得意とは何か?
  • なぜそう思ったのか?
  • その軸から選考企業を選んだ理由は?

といった点が面接官に伝わらず、面接でのアピールになりません。そのため、就活の軸の「解像度」を上げることが重要なのです。

ポイントを押さえて、就職活動の軸を整理しよう

就職活動の軸をより明確化するために考えるべきことは大きく4つ あります。

  1. 自分の性格や得意なこと (=良さ)
  2. 働く上でモチベーションとなることやその原体験
  3. 「したいこと」や「なりたい理想像」は何か
  4. どのような「人」「環境」のもとで働きたいか

です。この点を踏まえて就職活動の軸を考え直すと、より詳細で本心を現した就職活動の軸となります。たとえば、以下のように具体的に考えましょう。

 

<①自分の性格や得意なこと (=良さ)>

  • 「相手のためを想って一生懸命になれる」性格
  • 前提にとらわれずに、より効果な的方法を考えて実行することで、より理想的なゴールに到達することができる
  • チームのリーダーや組織をマネジメントする立場として、力を発揮することができる

 

<②働く上でモチベーションとなることやその原体験 >

  • 「人の生活を豊かにする」ことをモチベーションにして働きたい
  • 一日の大半を占める、「仕事」を通して「人の生活を豊かにする」ことを実現した →身近な人の退職や、自身の研究生活がきっかけ

 

<③「したいこと」や「なりたい理想像」は何か>

  • より多くの人に影響を与えることができる仕事がしたい
  • 若いうちから積極的に挑戦し、自分の実力を最大化させつづけたい
  • 自分が楽しいと思えることを仕事としたい

 

<④どのような「人」「環境」のもとで働きたいか>

  • 若いうちから活躍し、かつ適切に(年齢や性別に関わらず)評価される環境
  • 熱心で、考え方に共感できる「人」が多いかを大切にしたい

このように就職活動の軸を整理した上で、後述する業界分析・企業分析を行いましょう。

③業界分析・企業分析を行う

就職活動の軸を整理することができたら、本選考までの時間を最大限活用するため、業界分析や企業分析をもう一度行いましょう。業界分析、企業分析をもう一度行うことには、

  • 本選考に向け、より詳細な志望動機を作ることができる
  • 今まで気づけていなかった、よりよい選択肢に気付くことができる

といったメリットがあります。より多角的な方面から業界や企業を分析することが大切です。

就職活動の軸を参考にしよう

業界・企業分析を行う上での重要なポイントは、就職活動の軸を参考にすることです。

 

就職活動の軸は、自分の本心を表した「企業選びのポイント」ですよね。そのため、就職活動の軸をもとに業界・企業分析を行うことで、より詳細な分析ができます。そして、より自分の本心に合っていて、 入社後に活躍することができる業界・職種を選ぶことができるのです。

 

特に、企業理念や業務内容、評価方法に着目すると、自分の就活の軸とのマッチ度を知ることができます。

『ライトハウス』を活用しよう

「でも、就活の軸と企業が本当に合っているかわからないな…。」と思う方もいらっしゃると思います。そんなときにオススメな方法が「『ライトハウス』を活用する」ことです。

 

「ライトハウス」は年間5000万ユーザーが利用する、日本最大の会社口コミプラットホームです。

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企業の基本情報だけでなく、社員・退職者等から寄せられた生の声や項目ごとの評価を知ることができ、OBOG訪問よりもお手軽に、ホームページよりも具体的に、業界・企業分析を進めることができます。

 

この点が、私に合っているポイントでした。実際に私は、ライトハウスの機能の一つである、企業同士の比較を利用して、気になっている企業同士で「どちらが自分に合っているか」を調べていました。また、第一志望の企業について、他業界や同業他社と比べた強み・弱みを整理していきました。

 

自分の考えが整理しきれておらず、「現段階でOBOG訪問をするのは、ハードルが高い…!」と感じている方は、ぜひ、ライトハウスを利用して、「生の声」に触れてみてください。

OB・OG訪問を活用しよう

「ライトハウス」を活用して企業の情報を調べていくと、「もっと知りたい」と思う疑問点が浮かんでくると思います。それらの疑問点は、「OB・OG訪問」で解決していきましょう。

 

OB・OG訪問には、

  • 「ライトハウス」やホームページ上のみではわからなかった、具体的な疑問点を解決することができる
  • 就職活動の軸で考えた、働きたい環境や人を確認することができる
  • 就職活動の軸や志望動機を見ていただいて、改善する機会となる

といったメリットがあります。OB・OGを探す方法には

  • 学校のキャリアセンター
  • 紹介サイト
  • 企業からの直接の紹介

などがあります。

④選考の経験を積む

さて、ここまでインターン不合格の原因を整理し、改善のために準備を進めてきました。ここまで進められたら、本選考に向けた選考の経験を積むのみです。

  • 「もう第一志望が決まっているからその企業を受けるだけ」
  • 「就職活動の軸も、業界・企業分析もまとめられたから大丈夫」

と思ってしまっていませんか?エントリーシート・Webテスト・面接のいずれも、選考の経験を積み、その過程で試行錯誤を繰り返すからこそ、内定に近づきます。本選考まであと一歩!後述する2つのメリットを理解して、選考の経験を重ねましょう。

Webテストや面接に慣れよう

選考の経験を積むことで、Webテストや面接に慣れることができます。Webテストや面接は、形式や雰囲気に慣れるほど、自然と上手くいくようになります。よって、本選考前にできる限りの経験を積んでおきましょう。

 

「選考あり」としているインターンでは、ほとんどの場合でWebテストを実施しています。ただし、企業によってWebテストの種類が違うため、事前に確認してから挑みましょう。

 

また、面接は、「選考あり」かつ、2日以上のインターンを実施する企業で行われる傾向があります。つまり、選考があったとしても、1 dayのインターンでは、面接が実施されないことが多いのです。

 

したがって、早いうちから情報収集を進め、本選考前までにどの企業の選考に参加するか見通しをつけておきましょう。

より「自分に合った」企業と出会える!?

選考の経験を積むことは、より「自分に合った」企業と出会うきっかけにもなります。実際に、選考の経験を積むために参加したインターン先で、業界や企業の特徴・強み、業務内容などが自分に合っていると感じ、より理想的な企業に就職することができた就活生は多くいます。(実は私もその中の一人です。)

 

全国の企業数はおよそ300万以上だと報告されています。したがって、選考に参加する企業を早いうちから絞ってしまうと、自分で自分の可能性を狭めてしまうことになるのです。この記事をご覧のあなたも、ぜひ広い視野を持って様々な選考に挑戦してみてください。

まとめ

インターンが不合格であった場合の考え方と、次にとるべき重要な行動を4つご紹介しました。

 

インターン選考に落ちたからといって、本選考のチャンスが失われたわけではありません。「選考あり」のインターンは大手人気企業に多いのですが、もちろん、それらの企業があなたにとってベストマッチな企業だとは限りません。

 

冒頭でも述べたように、私は、第一志望だった企業の夏インターンに落ちたことで、自分自身の強みや将来についてよく考えることができ、ベストな選択をとることができました。

 

不合格通知を受け取ってしまった今だからこそ、新たなスタートラインに立ったと思って、自分の苦手を整理して改善のための行動を進めてみませんか?

 

やるべきことが多く、打ちのめされる瞬間もあるかとは思いますが、コツコツと続けていけば、初めのころは想像もしていなかった新しい道を切り拓くことができます。

 

「インターンに落ちてしまった…もう駄目だ…。」ではなく、「上手くいかないことが普通」、「今の自分ができることを頑張ってやってみよう」と、気持ちを切り替えて、より理想的な未来に向けて行動していきましょう!

 

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