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多くのインターンシップの中から自分に合うものを選ぶ方法

就職前に就業体験ができる『インターンシップ』。本格的な就活を前に「インターンシップに参加したい」と考えている方は多いでしょう。

 

しかしインターンシップを実施する企業の数は膨大。「どう選んでいいかわからない」「情報が多すぎる」と悩んでいる方も多いはず。

 

インターンシップの内容は企業によってさまざまなので、選び方を間違えると「時間のムダだった…」なんてことになりかねません。せっかく参加するなら、自分に合ったインターンシップを選んで有意義な時間にしたいですよね。

 

そこでこの記事では、自分に合うインターンシップの選び方と探し方、選ぶ際の注意点を解説。後悔のないインターンシップ選びに、ぜひお役立てください。

 

 

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インターンシップを選ぶときは、目的を明確にしよう

インターンシップ成功のカギは、インターンシップに参加する目的を明確にすること。

 

インターンシップの内容は、企業により千差万別です。「就活を始める前にとりあえず参加しておこう」「みんな参加しているから」などの理由で適当にインターンシップを決めてしまうと、自分に合わず何も得られないまま終わる恐れも。たとえば「実際の業務を体験できると思っていたのに、いざ参加してみると座学だけで終わってしまった…」そんな残念なことにもなりかねません。

 

インターンシップに参加する目的としては、以下のようなものがあります。自分はインターンシップを通して何を得たいのか?あらかじめ目的を考えてから選びましょう。

【インターンシップ参加の目的】

 

  • 志望企業のリアルな雰囲気を知りたい
  • いろいろな企業を見て、志望企業を絞り込みたい
  • 希望の職種を体験してみたい
  • 社会人としてのスキルを身につけたい

など

 

▼合わせて読みたい!

インターンシップとは?目的、メリットを理解して就活を前に進めよう - ライトハウス就活ガイド

 

インターンに行かないと内定はもらえない?就活のギモンを解消 - ライトハウス就活ガイド

 

【目的別】インターンシップの選び方

インターンシップの目的が見えたら、候補を絞り込んでいきましょう。自分の状況や目的に合わせて、以下の5つの方法から選ぶのがおすすめです。

 

【志望企業がある場合】志望企業を中心に選ぶ

志望する企業や興味ある企業がはっきりしていて「実際の雰囲気を知りたい」「企業理解を深めたい」といった場合は、シンプルにその企業のインターンシップを選びましょう。もしインターンシップで認められれば、本選考で有利になる可能性もありますよ。

 

しかし志望企業が決まっていたとしても「1社しか参加しない」というのはおすすめしません。企業研究には他社との比較が重要。他の企業のインターンシップに参加することで、志望企業の強み弱みなども見えてきます。

 

また志望企業のインターンシップに参加したら「思っていたのと違った」となる可能性も。他の企業に参加することで「こっちの方が自分に合っているかも」と、新たな気づきを得るかもしれません。

 

自分の視野を広げるためにも、志望企業のインターシップに参加しながら他の企業への参加も検討してみましょう。

 

【志望する業界がある場合】志望する業界から選ぶ

「志望企業は決まっていないけれど、希望の業界はある」「志望企業を絞り込みたい」という場合は、志望業界から複数選びましょう。業界とは、IT業界、金融業界、マスコミ業界、エンタメ業界などです。同じ業界の中で複数の企業に参加することで業界研究に役立ちますし、各企業の特徴もつかみやすくなります。

 

希望する業界がはっきりと決まっていない場合は、大学の専攻分野や趣味に関連する業界などから探すのもおすすめです。

 

業界によっては企業の数が多くて、絞り込むのが難しいということも考えられます。そういう場合は職種やプログラムの内容などもあわせて検討しましょう。

 

【やりたい職種がある場合】職種で選ぶ

「志望する企業や業界は決まっていないけれど、やりたい仕事はある」「気になる職種を体験してみたい」という場合は、職種から選ぶのがおすすめです。たとえば「営業職に就きたい」「企画に関わりたい」「マーケターになりたい」といった場合です。

 

同じ職種でも、業界や企業規模によって具体的な業務内容が異なる場合が多くあります。気になる職種があれば、さまざまな業界や企業のインターンシップに参加して、自分のやりたい仕事を具体的にイメージしていくことが大切ですよ。

 

気になる職種がいくつかあるという場合は、ぜひそれぞれのインターンシップに参加してみましょう。本当に自分がやりたい仕事や向いている仕事が何か見えてくるかもしれません。

 

【志望企業・業界がない場合】実施期間や時期で選ぶ

志望する企業や業界がない。やりたい職種もわからない。そんな方は、都合の良い実施期間や時期から選ぶのもアリ。

 

インターンシップには、主に開催期間が1日~1ヶ月程度の『短期インターンシップ』と、1ヶ月以上の『長期インターンシップ』があります。

 

短期インターンシップでは会社説明や職場見学などのプログラムが多く「とにかくいろんな企業や業界を見てみたい」という方におすすめ。インターンシップによっては選考が設けられていることもありますが、1日だけの『1dayインターンシップ』なら気軽に参加しやすいので、積極的に参加してみましょう。

 

長期インターンシップは、実際に仕事を体験できるのが特徴。実際の業務に携わることで仕事や企業への理解が深まり、社会人としてのマナーや業務スキルも身につけられます。時間に余裕のある方は参加を検討してみるといいでしょう。

 

学業やサークル、アルバイトなどで忙しい方もいるはず。そういう方は、まずは空いている時間にあわせてインターンシップを選びましょう。学生が参加しやすい夏休みや冬休みはインターンシップを実施する企業も多いので、ぜひスケジュールをチェックしてみてください。

 

【学びたいことがある場合】プログラムの内容で選ぶ

「インターンシップで学びたいことがある」という方は、自分の目的にあったプログラムを探しましょう。

 

プログラムは企業によってさまざま。たとえば職場見学や座学のみのもの。グループワークで課題解決に取り組むもの。実際の業務を体験できるものなど。内容をよく吟味して、自分の目的にあったプログラムを見つけ出すことがポイントです。

 

特に長期インターンシップでは、企業で社員と一緒に働くことになります。企業によっては社員とともに取引先の元へ訪問したり、イチから新規事業を立ち上げたりすることも。社会人としてのマナーはもちろん、ビジネスに関する特別なスキルなど、学べることが多くあります。多くの場合は給料が出るので、最近はアルバイト代わりに参加する学生もいるほどです。

 

どうせインターンシップに参加するなら、有意義な時間にしたいもの。何を学びたいか今すぐに思いつかなくても、「インターンシップで新しいスキルを身につけよう」という意気込みで探してみるのもいいでしょう。インターンシップで得た経験やスキルは、本選考でも強い味方になるはずです。

 

インターンシップの探し方

ではインターンシップを実施する企業や実施期間、プログラム内容はどのように調べればいいのでしょうか?ここではインターンシップの探し方を5つご紹介します。

 

企業ホームページ・採用サイト

志望企業や興味のある企業がはっきりしている場合は、企業の公式ホームページや採用サイトを確認するのが確実。しかし、いつ情報を公開するかは企業によってバラバラなので注意が必要です。

 

大学3年の6~8月に開催されるサマーインターンシップは、多くの企業が4月以降に情報を公開します。気になる企業については、小まめにホームページなどをチェックしましょう。

 

就活サイト・インターンシップ紹介サイト

業界や職種ごとに探したいという方は、就活サイトやインターンシップ紹介サイトがおすすめ。

 

業界や職種以外にも、実施期間や場所などさまざまな条件で検索できるので、目的にあったインターンシップを探しやすいのが特徴です。

 

またそのままサイトから応募できたり、企業の公式ページにジャンプできたりするのも便利。忙しいときでも効率よく探せますよ。

 

大学のキャリアセンター

インターンシップ探しはついついネットに頼りがちですが、大学のキャリアセンターも忘れずに。

 

大学のキャリアセンターでは基本的な情報はもちろん、OB・OGの体験談といった大学ならではの情報が手に入ることも。企業と大学が連携している場合、キャリアセンターを通じて応募すれば優先的にインターンシップに参加できる可能性もあります。

 

また選考対策やインターンシップに参加する際のマナーなど、トータルでサポートしてもらえるのも大きなメリットですよ。

 

インターンシップ合同説明会

最近はインターンシップに特化した合同企業説明会も増えています。

 

インターンシップ合同説明会は、複数の企業が集まって自社のインターシップを学生にPRする場。学生にとっては多くの企業の情報に触れられ、ネットだけではわからない会社の雰囲気も感じ取れるのがメリット。それまで意識していなかった企業に出会えるチャンスもあります。

 

インターンシップ合同説明会は早いものだと6月に開催されるので、「就活で何をしたらいいかわからない」という方は、とりあえず参加して就活の雰囲気に触れるのもいいかもしれません。

 

大学の先輩や知人からの紹介

企業ホームページや就活サイトの情報は、企業側から発信する、いわば「表向きの情報」。きれいごとばかり述べている可能性もゼロではありません。

 

リアルな情報を手に入れたいなら、実際にインターンシップに参加した大学の先輩や知人に話を聞いてみましょう。参加するべきかどうか迷っている企業ならば、いい判断材料となるはずです。

 

また現在進行形でインターンシップに参加している先輩や知人がいれば、社員と直接話せる機会をつくってもらえる可能性もあります。

 

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インターンシップを選ぶときの注意点

インターンシップの選び方・探し方を理解していただけましたでしょうか?参加するだけで多くのメリットがあるインターンシップですが、選び方を間違ってしまうと効果も半減。そこでチャンスを最大限に活かすためにも、選ぶときに気をつけてほしいポイントをご紹介します。

 

選択肢を狭めすぎない

就活において早々に志望企業や職種が決まることはいいこと。しかし「この企業しか行かない」「絶対に営業職がいい」などと、インターンシップの候補を限定してしまうのは禁物です。

 

たとえ志望企業が決まっていても、選考を突破するためには企業比較が不可欠。さまざまな業界や企業を見て比較検討することで志望企業への理解が深まり、説得力のある志望動機が書けるようになります。

 

残念ながら、選考に落ちてしまうことも考えられます。次の企業への挑戦をスムーズに進めるためにも、選択肢は広い方が安心ですよ。

 

またインターンシップは、普段見られない企業や業界をたくさん見られるのが魅力。まだ知らない企業の中に「本当に自分に合った企業」が隠れているかもしれません。選択肢を狭めてしまうと、そういう企業に出会うチャンスを失うことになります。インターンシップを選ぶときは、今の価値観だけにとらわれず、広い視野で探しましょう。

 

企業規模や知名度にとらわれない

インターンシップを選ぶ基準が定まっていないときは「とりあえず有名な会社を選ぼう」という考えになりがちです。

 

しかし知名度が高ければ自分に合っているとは言えないし、インターンシップに参加しても自分が望んだものを学べるとは限りません。

 

また大手企業や人気企業には参加希望者が集中し、中には本選考の倍率を超える企業も。当然参加へのハードルも高くなります。そういった企業ばかり希望しても「選考対策に時間をかけたのに結局どこにも参加できなかった」という結果になりかねません。

 

インターンシップは、長い社会人生活の第一歩。入社後もやりがいを持って働き続けられるように、自分が大切にしている価値観や働き方をよく考えて、それらに合った企業を見つけるようにしましょう。

 

給料の有無や金額にこだわらない

インターンシップは基本的に無給ですが、長期インターンシップで実際の業務に就く場合は給料が出るケースも多くあります。「参加するなら給料があるものがいい」「どうせなら給料は高い方がいい」と考えがちですが、その考えも危険。

 

インターンシップの一番の目的は、企業や仕事に関する理解を深めることです。お金目当てに参加しても、それらが疎かになっては意味がありません。

 

また給料が高いということは、それなりの業務を伴うということ。参加しても「自分に合わない」となって続けられなくなる可能性もあります。

 

インターンシップでは、就活の軸や自分の適性に着目し、将来を見据えた視点で選びましょう。

 

スケジュールや場所にムリがないか確認する

インターンシップは、学業やサークル、アルバイトといった大学生活の合間を縫って参加することになります。「応募したのはいいけれど、実は参加できない日程だった」とならないよう実施日程をよく確認しましょう。

 

多くのインターンシップに応募すると「日程が被った」ということも起こるので要注意。あとからキャンセルすることのないよう、きちんと優先順位をつけることが大事です。

 

また場所も要チェック。最近はオンラインで実施する企業も増えていますが、遠方から参加する場合は交通費や宿泊場所が必要となる場合もあります。本当に参加が可能か?時間とお金をかけて参加する価値があるか?しっかり検討しましょう。

 

選考の有無や内容を確認する

インターンシップによっては選考が設けられていることも多くあります。その場合は選考対策が必須。

 

選考内容は企業により様々ですが、エントリーシートや適性検査(筆記試験)、面接などが一般的です。応募予定の企業がどんな成功を行なっているかは早めに確認して、対策を行ないましょう。

 

インターンシップの選考と本選考は重なる箇所も多いため、ここでしっかり準備をすることで、本選考の対策が進めやすくなるでしょう。

 

スケジュール管理がインターンシップにおいてとても大切

就活生はインターンシップだけでなく、学業やアルバイトなど同時並行で行わなければいけないことが、たくさんありますよね。インターンシップではスケジュール管理がうまくできるかが、とても大切になります。

 

ここではインターンシップのスケジュール管理をするうえで意識しておいてほしいことを3つご紹介します。

 

インターンシップが開催されているスケジュールの概要

まずはインターンシップがどのようなスケジュールで開催されるか把握しておきましょう。

 

インターンシップについては、実施時期や情報公開時期は企業によってバラバラ。サマーインターンシップでは大学3年の4月以降に情報を公開する企業が多いですが、早い企業は3月から選考がすでに始まっています。

 

ウィンターインターンシップでは多くの企業が10~11月に情報を解禁しますが、中には9~10月に選考を行なう企業も。

 

インターンシップへの参加を決めたのはいいけれど「志望企業の募集がすでに終わっていた!」なんてことがないように、気になる企業のホームページや採用サイトは早め早めにチェックしましょう。

 

選考対策の時間を確保する

インターンシップでは開催スケジュールだけでなく、エントリーするためのスケジュールにも注意が必要です。

 

むやみに選考があるインターンシップに参加しようとすると、一つひとつの選考対策が疎かになりがち。「エントリーシートが間に合わなくて選考にすら参加できなかった」というのも、よくある失敗です。

 

エントリー前には選考内容をしっかり確認し、選考対策にどれだけの時間がかかりそうか見積もってからスケジュールを立てましょう。

 

機会損失が一番の失敗

インターンシップにおいて一番避けたい失敗が、ちょっとしたミスで参加のチャンスを逃すこと。

 

たとえば「優先度が低いインターンシップの準備をしていたら、行きたかったインターンシップのエントリー期間が終わっていた」といったケースです。こうした機会損失は一番もったいなく、モチベーションも一気に下がってしまいます。

 

インターンシップへ参加するには、まず全体の流れを把握したうえで、自分の優先順位を明確にしてスケジュールを立てることが重要です。

 

▼合わせて読みたい!

インターンシップはいつから行く?オススメ時期や参加の流れを解説 - ライトハウス就活ガイド

 

『ライトハウス』で就活を有利に進めよう

インターンシップにしろ、本選考にしろ、就活においては企業研究や企業比較が欠かせません。

 

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ここでは就活でライトハウスを使うメリットや、具体的な活用方法をご紹介します。

 

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ライトハウスの最大の特徴は、現役社員・元社員による2000万件以上のクチコミ。事業内容や社風といった必須情報はもちろん、社員から見た企業の魅力や強み・弱みなど、会社のリアルな情報が満載です。中には「ここがイマイチ」というような、企業にとっては耳の痛い話も。投稿者によって視点が異なるので、いろいろな角度から企業の姿を知れます。

 

「企業のリアルな姿」を知って、後悔のない企業選びをしましょう。

 

企業の特徴が見えるから、企業研究がスムーズに

企業研究をするうえで企業研究ノートをつくっている方も多いはず。しかし「なかなかうまくまとまらない」とお悩みではないでしょうか?

 

企業研究や企業比較も、ライトハウスを使えばカンタンです。ライトハウスでは企業の特徴を可視化。ぱっと見てすぐに企業の強み・弱みを把握できるのが特徴です。

 

また将来性や年収、勤務時間といった必須項目以外にも、「仕事を通じた社会貢献」や「職場の人間関係満足度」といった独自の視点でも分析。さまざまな視点で企業研究を行なえます。

 

多彩な活用方法で、選考を一歩リードできる

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たとえばライトハウスを使って企業の強み・弱みを把握したうえで企業研究をすれば、説得力のある志望動機が書けるようになるはず。また社員のクチコミから会社の求める人材像を読み取れば、自己PRで何をアピールすべきかが見えてくるでしょう。個人的に気になるクチコミがあれば、会社説明会や面接で質問してみるのもアリ。

 

ライトハウスの情報をフル活用することで、選考も一歩リードできるでしょう。

 

まとめ

就活ではインターンシップへの参加が当たり前になりつつあります。参加するメリットも多いので、迷っている方はぜひ積極的に参加してほしいと思います。

 

しかしインターンシップを実施する企業は膨大で、その内容もさまざま。参加するなら「この企業でよかった!」と思えるように、しっかり下調べしたうえで選ぶことが大切。

 

まずは「なぜインターンシップに参加するのか」をしっかり考え、目的意識をもって参加しましょう。

 

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