青梅トーヨー住器株式会社の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み:
LIXILの販売店の中でも売上日本一の会社なので、LIXIL製品全般で比較的安く仕入れられるので価格勝負で負けにくい。その中でもサッシは特に強く、サッシであればどこにも負けない価格での仕入れが可能なこと。また、商品の組み立て、配送をする専門の業務スタッフがいるので納品についてもただ納品するだけはなく、組み立てまでしてからの配送なので現場で喜んでいただけることも強み。

事業の弱み:
サッシ、建材、水回りなどLIXIL製品全般安く仕入れられるので注文は多いしサッシについては年間売上100億を超える。しかし、近年リフォーム案件増加の中で得意先からの依頼として工事を材工で持ちかけられることも多いが会社として工事を完結できる術がないので現場に材料のみ支給であとは先方手配となることがデフォルトとする風習がある。営業担当ごとに付き合いのある業者（電気工事、土木、外構など）がいればそれも含めて請け負えるのだろうがなかなか難しいのが実情。

事業展望:
今のまま、支店の拡大をしていけば売上は上がっていくだろうがリフォーム案件に会社として対応できる力をつけていかないと今後は厳しい局面に立たされることを想定しておかなければならない。基本的なサッシ屋としてのスタンスはもちろんだが、得意先を増やしていけばリフォームメインの先も当然でてくるし、そういった先への対応も考えておかなければ必ず行き詰まる時がくる。お先真っ暗ではないが、安泰とは言えないはずである。