株式会社フィンチジャパンの業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
「事業開発」に特化したコンサルティングを提供しているという点。
これに関しては、創業以来、事業開発を一貫して行ってきたという歴史に裏付けされたノウハウやコンテンツが蓄積されており、様々な大手企業へ新しい事業を検討、企画、提案、開発、運営支援を一貫して行えることが強みと言える。

事業の弱み：
「事業開発」に特化しており、定着した新規事業の人材管理など、他の専門分野に対してはバリューを発揮するのが不得意な点。
餅は餅屋という言葉があるが、特に新規事業が社内定着した後の「新規事業を既存事業として定着させる」段階では、事業開発のときと同等のバリューを発揮するのが苦手となっている側面がある。
ただし、デジタルトランスフォーメーション施策の定着など「新しい取り組み」を齎す場合などは、その限りではなく高いバリューを発揮することができる。

事業展望：
世の中が大きく変動する際に、極めて事業機会が大きくなる会社。
以前から企業内で「新規事業への取り組み」に注目度が高まっていたところから、コロナウイルス感染症の拡大に伴い、新規事業への取り組みは急務課題となり、当社の事業は大きく展開することになった。
当社では常に、事業環境や社会環境の最新の状況を収集することになるので、アンテナを高く張り巡らせ、自社をどのような方向に進めるべきかを常に全員で考え抜くことができれば、展望のより良い方向へ間違いなく進むことができる。